Thumbs.dbファイルとは?正体・役割と無効化する方法を解説
Windowsパソコンを使っていると、フォルダの中にいつの間にか「Thumbs.db」という小さなファイルが作られていることに気づくことがあります。「これは何だろう?」「自分が何かしたせい?」「ウイルスでは?」と不安になるかもしれませんが、ご安心ください。Thumbs.dbは完全に無害なファイルです。この記事では、その正体と役割、そして不要な場合の対処法をわかりやすく解説します。
Thumbs.dbファイルの正体
Thumbs.dbは隠しファイルの一種で、エクスプローラーのフォルダーオプションで「隠しファイル、隠しフォルダーおよび隠しドライブを表示する」が有効になっている場合にのみ目にします。その役割は、対応するフォルダ内のファイルのプレビュー画像(サムネイル)をキャッシュとして保存しておくことです。
サムネイル表示を高速化するしくみ
Windowsでフォルダを「アイコン」または「縮小版(サムネイル)」表示にすると、Thumbs.dbに記録された画像をもとに素早くプレビューが表示されます。フォルダを開いたタイミングでサムネイルを都度生成するのではなく、事前に作成しておくことで表示までの待ち時間を短縮できるのがメリットです。
近年の高性能なPCであれば、その場でサムネイルを生成しても体感速度が大きく落ちることはありません。しかし、ファイル数が非常に多いフォルダや、NAS・USBメモリなど通信速度の遅いストレージ上にあるフォルダの場合、Thumbs.dbがあるおかげで接続や読み込みを待たずにフォルダの中身を視覚的に把握できます。
Thumbs.dbを削除・無効化する方法
Thumbs.dbが不要なゴミのように感じられる場合は、削除しても問題ありません。ただし、1つのフォルダから削除しても、ほかの場所にある.dbファイルまで一括で消えるわけではない点に注意してください。
Thumbs.dbの自動生成を止めたい場合は、次の手順で設定を変更します。
- コントロールパネル(すべての項目表示)から「フォルダーオプション」を開くか、エクスプローラーの「整理」→「フォルダーと検索のオプション」を選択します。
- 「表示」タブを開きます。
- 「縮小版をキャッシュしない」(Do not cache thumbnails)にチェックを入れます。
- 「フォルダーすべてに適用」をクリックして設定を保存します。

この設定を有効にすると、Windowsはアクセス先のフォルダ内容を手早く表示するためのThumbs.dbファイルを生成しなくなります。
なお、Windows 8以降ではローカルフォルダのサムネイルキャッシュはユーザープロファイル内で一元管理されるようになり、Thumbs.dbが新しく作成されるのは主にネットワークフォルダなどに限られます。それでも気になる場合は、上記の手順でキャッシュを無効化すれば、フォルダをすっきり整理できます。
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