Windows 11/10でイベントID 642 ESENTエラーを修正する方法
拡張ストレージエンジン(ESE)は、ESENT.DLL を含むデータベース技術で、Windows 2000以降のすべてのWindowsに搭載されています。Windows Updateをはじめ、多くのWindowsコンポーネントがこのエンジンを利用しています。
デバイスでWindowsをアップグレードした後にイベントID 642 ESENTエラーが発生している場合は、この記事が役立ちます。本記事では、この問題を解決するための対処法を詳しく紹介します。
イベントID 642 ESENTエラーとは
このエラーは、主にWindows 10 バージョン2004にアップグレードしたユーザーから報告されており、バグである可能性が高いと考えられています。イベントログには、以下のようなエラー内容が記録されます。
Video.UI (23680,D,2) {B8A5865B-DCFF-4019-AA40-BEE2E42C0672}: データベース形式機能バージョン9080(0x2378)は、パラメータ0x410022D8(8920 | JET_efvAllowHigherPersistedFormat)によって制御されている現在のデータベース形式1568.20.0のため使用できませんでした。
イベントID 642 ESENTエラーの修正方法
このエラーが発生した場合、以下の対処法を順番に試してみてください。
- SFCおよびDISMスキャンを実行する
- Windows 11/10のアップグレードを以前のバージョンに戻す
1. SFCおよびDISMスキャンを実行する
イベントID 642 ESENTエラーはWindows Updateのエラーによって引き起こされるため、SFC(システムファイルチェッカー)とDISM(展開イメージのサービスと管理)スキャンを実行して、Windows Updateデータストアの復元を試みることをおすすめします。
SFC/DISMは、Windowsシステムファイルの破損を検出し、破損したファイルを修復できるWindows標準のユーティリティです。
以下の手順でスキャンを簡単に実行できます。
- Windowsキー + Rを押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- ダイアログボックスに notepad と入力し、Enterキーを押してメモ帳を開きます。
- 以下のコマンドをコピーしてテキストエディタに貼り付けます。
@echo off date /t & time /t echo Dism /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup Dism /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup echo ... date /t & time /t echo Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth echo ... date /t & time /t echo SFC /scannow SFC /scannow date /t & time /t pause
- 任意の名前を付け、拡張子.batを追加してファイルを保存します(例:SFC_DISM_scan.bat)。
- 保存したファイルを右クリックし、コンテキストメニューから「管理者として実行」を選択して、管理者権限でバッチファイルを繰り返し実行します。エラーが報告されなくなるまで続けます。
- PCを再起動します。
再起動後、問題が解決しているかどうかを確認してください。解決していない場合は、次の対処法に進んでください。
関連記事: WindowsでイベントID 455 ESENTエラーを修正する方法
2. Windows 11/10を以前のバージョンにロールバックする
この対処法では、Windowsをアップグレード前の以前のバージョンに戻し、イベントID 642 ESENTエラーが解消されるかどうかを確認します。
設定アプリの「システム > 回復」から「以前のバージョンのWindows」オプションを使用することで、アップグレード後10日以内であれば簡単に元のバージョンへ戻すことができます。
これらの手順が問題の解決に役立つことを願っています。
-
Windows 11/10でスクリプトエラーが発生したときの修正方法
Windows 11やWindows 10でWebサイトを閲覧中、あるいはMicrosoft Teamsなどのアプリケーションを使用中に「スクリプトエラー」が表示されることがあります。スクリプトはWebサイトやソフトウェアを動かす重要な要素であり、何らかの理由で検証に失敗したり実行が完了できなかったりすると、この種のエラーが発生します。本記事では、その原因と具体的な対処法をわかりやすく解説します。 Windows 11/10でスクリプトエラーを修正する3つの方法 現在Internet Explorerを日常的に使うことはほとんどありませんが、コントロールパネルの「インターネットオプション」か
-
Windows 11/10でイベントID 455「ESENT」エラーを修正する方法
ESENTは、Windowsに標準搭載されているデータベース検索エンジンです。エクスプローラーやWindows検索などが、PC内のパラメーターを効率的に検索できるようサポートしています。Windows 11/10のPCでイベントID 455のESENTエラーが発生した場合、この記事で紹介する対処法をお試しください。本記事では、この問題を解消するための具体的な解決策を詳しく解説します。このエラーが発生すると、イベントログに以下のようなエラーメッセージが記録されます。svchost (15692,R,98) TILEREPOSITORYS-1-5-18: Error -1023 (0xfffffc