Windows Defenderエラー577を解決する方法|「デジタル署名を確認できません」と表示される場合の対処法
新しいハードウェアやソフトウェアをインストールした際、そのファイルにデジタル署名が付与されていないと、ウイルス対策ソフトやWindows本体が警戒を強めます。Windowsセキュリティ(Windows Defender)は、デジタル署名を検証できない状況になるとエラー577を表示することで知られています。この記事では、この問題の原因と具体的な解決方法をわかりやすく解説します。
「Windows Defenderサービスを開始できませんでした」というエラーについて
実際に表示されるエラーメッセージは以下のとおりです。
Windows Defenderサービスを開始できませんでした。
エラー577:Windowsはこのファイルのデジタル署名を検証できません。最近のハードウェアまたはソフトウェアの変更によって、署名が不正または破損したファイルがインストールされたか、不明な提供元からのマルウェアが存在している可能性があります。
Windows Defenderエラー577「デジタル署名を確認できません」の解決手順
このエラーは、Windows Defenderを有効にしようとしたタイミングで発生することが多く、既存のソフトウェアとの競合が主な原因です。特に注意すべきなのは、一般的なアプリケーションではなく、セキュリティ関連のソフトウェアです。以下の手順を順番に試していきましょう。
1. 残存ファイル・残留ソフトウェアの確認
新しいウイルス対策ソフトをインストールした直後や、別のソフトウェアをアンインストールしたばかりの場合、削除が不完全でファイルが残っている可能性があります。残留ファイルを手動で探し出すか、専用のアンインストーラーを使って完全に削除してください。セキュリティソフトが原因の場合は、各ベンダーが公開しているウイルス対策ソフト専用の削除ツールを利用するのが最も確実です。対象ソフトがツールの一覧にない場合は、無料のアンインストーラー系ユーティリティで残留ファイルを一括削除するのも有効な手段です。
2. Webrootのアンインストール状態を確認する
過去にWebrootを使用していたことがある場合、アンインストールが正常に完了していないケースがあります。Webrootが公式に提供している削除ツールを実行してアンインストールを完了させ、その後エラーが解消されるかどうかを確認してください。
3. レジストリを編集してWindows Defenderを有効にする
Windows Defenderが有効にならないときの対処法はいくつかありますが、ここではレジストリ操作に慣れている方向けの手順を紹介します。作業前にレジストリのバックアップを取っておくことをおすすめします。
Winキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
「regedit」と入力し、Enterキーを押します。
以下のキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows Defender
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Defender
「DisableAntiSpyware」および「DisableAntiVirus」の値を確認し、「1」に設定されている場合は「0」に変更するか、エントリ自体を削除します。
該当するDWORD値が存在しない場合は、同じ名前で新規作成し、値を「0」に設定してください。
設定を完了したら、Windows Defenderを再度起動してみてください。今度は正常に動作するはずです。
この記事が分かりやすいガイドとなり、Windows Defenderを有効化してエラー577を解決できたのであれば幸いです。最後に紹介したレジストリ編集の方法は効果的ですが、問題を根本的に解決するには、セキュリティソフトの体験版や、レジストリ・ファイルとして残された痕跡を完全に取り除くことが重要である点に留意してください。
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