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【Windows 11/10】「NetTcpPortSharingサービスを開始できませんでした」エラーの原因と対処法

Windows 11/10には数多くのサービスが搭載されており、そのひとつであるNET.TCPポート共有サービス(NetTcpPortSharing)は、複数のユーザーがnet.tcpプロトコル経由でTCPポートをより安全に共有できるようにするためのものです。ところが、自動起動に設定しているにもかかわらず、このサービスが起動せず、「NetTcpPortSharingサービスを開始できませんでした」というエラーが表示されることがあります。本記事では、このエラーの考えられる原因と、最適な解決策をわかりやすく解説します。

【Windows 11/10】「NetTcpPortSharingサービスを開始できませんでした」エラーの原因と対処法

この問題が発生すると、イベントビューアーに以下のようなエラーメッセージが記録されます。

次のエラーのため、NetTcpPortSharing サービスを開始できませんでした。
サービスは、開始要求または制御要求にタイムリーに応答しませんでした。

エラーの主な原因

  • NET.TCPポート共有サービス自体の不具合、または無効化されている
  • TCP/IPデータの不整合や破損
  • .NET Framework 3.5が無効になっている
  • 最近の重大なシステム変更(多くの場合はWindows Update)
  • システムファイルの破損

「NET.TCPポート共有サービスを開始できませんでした」エラーの対処法

この問題に直面した場合は、以下の解決策を順番に試して、問題が解決するかどうか確認してください。

  1. IPv6を無効化する
  2. NET.TCPポート共有サービスを自動起動に設定する
  3. .NET Framework 3.5の依存関係を再有効化する
  4. Winsockをリセットする
  5. システムの復元を実行する

それでは、それぞれの解決策の手順を詳しく見ていきましょう。

1. IPv6を無効化する

WindowsデバイスでIPv6を無効にすることで、NET.TCPポート共有サービスが起動しない問題が解決することがあります。手順は以下のとおりです。

  • Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、ncpa.cplと入力してEnterキーを押します。
  • 使用中のネットワーク接続を右クリックして「プロパティ」を選択します。
  • 「インターネット プロトコル バージョン 6(TCP/IPv6)」のチェックを解除します。
  • 「OK」をクリックして設定を保存し、PCを再起動します。

2. NET.TCPポート共有サービスを自動起動に設定する

【Windows 11/10】「NetTcpPortSharingサービスを開始できませんでした」エラーの原因と対処法

Windowsの一時的な不具合により、サービスが開始も停止もできない中途半端な状態で固まってしまうことがあります。その場合は、サービスを自動起動に設定し直すことで改善する可能性があります。手順は以下のとおりです。

  • Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
  • 「services.msc」と入力してEnterキーを押し、サービス管理ツールを開きます。
  • サービス一覧をスクロールして、NetTcpPortSharing(NET.TCP ポート共有)を探します。
  • 該当エントリをダブルクリックして、プロパティを開きます。
  • プロパティ画面の「スタートアップの種類」が自動に設定されていることを確認します。スタートアップの種類を変更した際に確認ダイアログが表示された場合は、承認してください。

注意: すでに「自動」に設定されている場合は、「サービスの状態」セクションの「停止」ボタンをクリックして一度停止させ、その後「開始」ボタンをクリックして再度有効化してください。

  • 「適用」>「OK」をクリックして変更を保存します。
  • サービスコンソールを終了します。
  • PCを再起動します。

それでも問題が解決しない場合は、次の解決策を試してください。

3. .NET Framework 3.5の依存関係を再有効化する

【Windows 11/10】「NetTcpPortSharingサービスを開始できませんでした」エラーの原因と対処法

この解決策では、「Windowsの機能」から.NET Framework 3.5の依存コンポーネントを有効にします。手順は以下のとおりです。

  • 「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
  • 「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押し、「プログラムと機能」ウィンドウを開きます。
  • ウィンドウ左側のペインにある「Windows の機能の有効化または無効化」リンクをクリックします。
  • ポップアップ表示される「Windows の機能」ダイアログで、「.NET Framework 3.5(.NET 2.0 および 3.0 を含む)」にチェックを入れ、「+」記号をクリックしてセクションを展開します。
  • Windows Communication Foundation HTTP アクティブ化」および「Windows Communication Foundation 非 HTTP アクティブ化」の両方にチェックを入れます。
  • 「OK」をクリックして変更を保存します。

注意: 両方のオプションがすでに有効になっている場合は、一度チェックを外して無効化し、PCを再起動します。PCが起動したら、再度両方のオプションにチェックを入れて有効化してください。

  • PCを再起動します。

4. Winsockをリセットする

このエラーはネットワークアダプターに関連している可能性があるため、Winsockをリセットすると、TCP/IP(伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル)に関するエラーの解消に役立ちます。

管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してからPCを再起動してください。

netsh winsock reset

5. システムの復元を実行する

システムの復元とは、特定の時点におけるWindowsのシステムファイルやインストール済みアプリケーションファイルのスナップショット(復元ポイント)を作成・保存しておく機能です。システムの復元を実行すれば、OSが正常に動作していた以前の時点へファイルを戻すことができます。

システムの復元でも問題が解決しない場合は、「このPCを初期状態に戻す」、「クラウドダウンロードによる再インストール」、あるいは「上書きインストール修復(In-place Upgrade Repair)」を試してみてください。

この記事がお役に立てば幸いです!

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