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Windows 11/10のリモートデスクトップで「資格情報が機能しませんでした」エラーが出る原因と対処法

リモートデスクトップ接続のトラブルは頻繁に発生する問題の一つです。リモートデスクトップに接続しようとした際、「資格情報が機能しませんでした。ログオンの試行に失敗しました(Your credentials did not work / The login attempt failed)」というエラーが表示されるという報告が多くのユーザーから寄せられています。

この問題に直面した場合、まずはユーザー名やパスワードが正しいかどうかを確認するのが当然の第一歩です。しかし実際には、入力した資格情報が正しかったにもかかわらずエラーが出るケースが非常に多く、以前は同じ情報で問題なく接続できていたという報告もあります。さらに、OSを新規インストールした直後やWindowsを再インストールした直後にこの問題が発生するケースも少なくありません。

リモートデスクトップで「資格情報が機能しませんでした」と表示される原因

この問題の主な原因としては、Windowsのセキュリティポリシーが関係している可能性が高いです。また、ユーザー名が最近変更されたことも考えられます。特に、Windowsを再インストールして新しいユーザー名を設定した場合に起こりやすい問題です。リモートデスクトップ接続用の資格情報は、システム側で自動的に更新されないためです。

リモートデスクトップのパスワードエラーを解決する5つの方法

ここからは、以下の手順を順番に試して問題を解決していきましょう。

  1. ネットワークアダプターのトラブルシューティングツールを実行する
  2. ネットワークプロファイルを「パブリック」から「プライベート」に変更する
  3. アカウントのユーザー名を変更する
  4. Windowsのセキュリティポリシーを編集する
  5. グループポリシーエディターを使用する

それでは、各手順を詳しく見ていきましょう。

1. ネットワークアダプターのトラブルシューティングツールを実行する

ネットワークアダプターのトラブルシューティングツールを使うと、ネットワークに不具合があるかどうかを自動的にチェックし、検出された問題を修正してくれます。

[スタート] > [設定] > [更新とセキュリティ] > [トラブルシューティング] の順に開き、一覧から「ネットワークアダプター」のトラブルシューティングツールを選択して実行してください。

2. ネットワークプロファイルを「パブリック」から「プライベート」に変更する

ネットワークプロファイルが「パブリック」に設定されている環境でこの問題が発生し、「プライベート」に変更することで解決したという報告があります。

[スタート] > [設定] > [ネットワークとインターネット] > [状態] を開き、「接続のプロパティを変更する」をクリックします。

Windows 11/10のリモートデスクトップで「資格情報が機能しませんでした」エラーが出る原因と対処法

ネットワークプロファイルのラジオボタンを「プライベート」に切り替えてください。Windows 11/10のリモートデスクトップで「資格情報が機能しませんでした」エラーが出る原因と対処法

設定が反映されるまで数秒ほど待ちましょう。

3. アカウントのユーザー名を変更する

この問題の原因の一つとして、Windows 10を再インストールする際にシステムのユーザー名を変更したものの、リモートデスクトップ接続側のユーザー名は変更されていないケースがあります。この場合は、ユーザー名を再インストール前のものに戻すことで改善するかどうかを試してみてください。

4. Windowsのセキュリティポリシーを編集する

Windowsには、有効化されていると管理者以外のユーザーがリモートデスクトップにログオンできなくなるセキュリティポリシーが存在します。一般ユーザーにもリモートデスクトップ接続を許可したい場合は、このポリシーを編集する必要があります。なお、作業を行うには管理者権限が必要です。

Win + R キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「secpol.msc」と入力してEnterキーを押します。「ローカルセキュリティポリシー」ウィンドウが開いたら、左ペインで [ローカルポリシー] > [ユーザー権利の割り当て] を選択します。

右ペインの「リモートデスクトップサービスを使ったログオンを許可」をダブルクリックします。

Windows 11/10のリモートデスクトップで「資格情報が機能しませんでした」エラーが出る原因と対処法

次の画面で「ユーザーまたはグループの追加」を選択します。Windows 11/10のリモートデスクトップで「資格情報が機能しませんでした」エラーが出る原因と対処法

「オブジェクト名を入力してください」の欄に、アクセスを許可したい一般ユーザーのユーザー名を入力し、「名前の確認」をクリックして名前を解決します。Windows 11/10のリモートデスクトップで「資格情報が機能しませんでした」エラーが出る原因と対処法

[OK] をクリックして設定を保存し、PCを再起動してください。

5. グループポリシーエディターを使用する

複数台のPCに対して同じポリシーを一括適用したい場合は、グループポリシーエディターを使うと便利です。手順は以下の通りです。

Win + R キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。グループポリシーエディターが開いたら、次のパスへ移動してください。

コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > 資格情報の委任Windows 11/10のリモートデスクトップで「資格情報が機能しませんでした」エラーが出る原因と対処法

右ペインにある「NTLMのみのサーバー認証での既定の資格情報の委任を許可する」ポリシーをダブルクリックして、編集画面を開きます。Windows 11/10のリモートデスクトップで「資格情報が機能しませんでした」エラーが出る原因と対処法

ラジオボタンを「有効」に切り替え、「表示」ボタンをクリックします。

値の入力欄に「TERMSRV/*」と入力して [OK] をクリックします。Windows 11/10のリモートデスクトップで「資格情報が機能しませんでした」エラーが出る原因と対処法

同様の操作を、以下のポリシーに対しても実施してください。

  1. 既定の資格情報の委任を許可する
  2. 保存した資格情報の委任を許可する
  3. NTLMのみのサーバー認証で保存した資格情報の委任を許可する

設定完了後、問題が解決しているかどうかを確認しましょう。

よくある質問

リモートデスクトップで「ユーザー名またはパスワードが正しくありません」と出たときの対処法は?

「資格情報が機能しませんでした」や「ユーザー名またはパスワードが正しくありません」というエラーが表示される場合は、ネットワークアダプターのトラブルシューティングツールを実行したり、ユーザー名を見直したりすることで改善する可能性があります。また、「リモートデスクトップサービスを使ったログオンを許可」の設定にリモートデスクトップユーザーを追加する方法も有効です。

リモートデスクトップの資格情報エラー全般の解決方法は?

リモートデスクトップの資格情報に関するエラーが発生した場合は、ネットワークプロファイルを「パブリック」から「プライベート」に変更する、ネットワークアダプターのトラブルシューティングツールを実行する、アカウントのユーザー名を変更するなどの対処を試みてください。このエラーは頻繁に発生するものではありませんが、PCの設定変更がきっかけで起こることがあります。

本記事が問題解決の助けになれば幸いです!

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