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SATA SSDとNVMe SSDの違いとは?種類を見分ける確認方法を解説

ストレージの世界は、特に基礎を学び始めたばかりの方にとって混乱しやすい分野です。SATAとNVMeの違いは些細なことに思えるかもしれませんが、実際にはPC全体の動作速度に大きな影響を与えます。本記事では、SATA接続のSSDNVMe接続のSSDの違いを解説し、Windows 10で自分のSSDがどちらなのかを確認する方法をご紹介します。

SATA SSDとNVMe SSDとは何か?

まず理解しておくべき基本として、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)とNVMe(Non-Volatile Memory Express)は、どちらも規格=インターフェースプロトコルです。簡単に言えば、ストレージがマザーボードに接続される方式が異なります。SSDが従来の機械式ハードディスク(HDD)より優れていることは広く知られていますが、SATA SSDの代わりにNVMe SSDを採用すれば、さらに快適な環境を実現できます。まずは、それぞれの外観から見ていきましょう。

SATA SSDの特徴

おなじみの長方形ポートを持つのがSATA SSDです。このインターフェースはCD-ROMの時代から存在し、年月とともに進化を重ねてきました。最新のSATAインターフェースは最大6Gbit/sの転送速度に対応しており、前世代規格の約2倍の速さです。HDDを使っていた古いPCにSATA SSDを搭載すれば、Windowsの動作を劇的に改善できます。

NVMe SSDの特徴

もしストレージをメモリ(RAM)のようにマザーボードに直接差し込めれば、データ転送速度は飛躍的に向上します。それを実現したのがNVMeです。NVMeは「Non-Volatile Memory Express」の略で、PCI Express(PCIe)バス経由でSSDとデータをやり取りします。つまり同じSSDでも、より高速なインターフェースを利用することで、従来のSATA SSD比で最大5倍以上のパフォーマンスを発揮できます。また、PCIe接続によりレイテンシ(遅延)も大幅に低減されます。

NVMe SSDは現在入手できる最速クラスのSSDであり、SATA SSDと比較して5〜7倍高速な性能を持ちます。一方で価格も高めのため、コストパフォーマンスを重視するならSATA SSDで十分という声も多いです。NVMe SSDはSATA SSDと同じ用途で使えますが、採用する場合はCPUとマザーボードがNVMeに対応していることを必ず確認してください。

自分のSSDがSATAかNVMeかを見分ける方法

最も確実なのはPCケースを開けて基板を目視確認することですが、透過ケースなどがない場合は、以下の方法でソフトウェア的に判別できます。デバイスマネージャー、BIOS/UEFI、メーカー純正ツールの3つの手段があります。

1. デバイスマネージャーで確認する

  • Win + X キーを押した後、M キーを押してデバイスマネージャーを起動します。
  • 「ディスクドライブ」の項目を展開すると、PCに接続されているすべてのドライブが表示されます。
  • 表示されたドライブ名を控え、インターネットで検索すれば、SATAかNVMeかが判明します。

一覧画面だけでは接続方式までは分かりませんが、モデル名をもとにメーカー(OEM)の公式サイトで仕様を調べれば、正確な型番と規格を特定できます。

2. BIOS/UEFIで確認する

近年のBIOSやUEFIの多くは、SATAとNVMeの設定項目を分けて管理しています。たとえばASUS ROG Crosshair VIII HeroのUEFI BIOSユーティリティでは、SATA、NVMe、HDDの各ドライブが明確に区別して表示され、「Advanced(詳細)」セクションから確認可能です。

この設定画面では、SATAモード、RAIDモード、SMARTセルフテスト、ホットプラグの有効化など、さまざまな構成変更も行えます。

3. メーカー純正ソフトウェアで確認する

多くのPCメーカーやSSDメーカーは、SSDを管理する専用ソフトを公開しています。こうしたツールでは、ドライブの健康状態(S.M.A.R.T.値)、温度、オーバープロビジョニング状況などをチェックできます。ソフトをインストールするとSSDが自動検出されるので、インターフェース情報の欄を確認しましょう。「PCIe」と表示されていればNVMeドライブ、そうでなければSATA SSDです。

SATA SSDとNVMe SSDの見分け方は決して難しくありません。上記のいずれかの方法で手軽に判別できるので、ぜひ試してみてください。本記事が、SSD選びやPCのアップグレードの参考になれば幸いです。

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