メディア作成ツール(MCT)を使ってWindows 11/10 Enterprise ISOをダウンロードする方法
メディア作成ツール(Media Creation Tool)は、最新のWindows 10 HomeやProエディションのISOイメージをダウンロードするための定番ツールです。有効なプロダクトキーがあれば、Enterpriseエディションのダウンロードにも対応しています。この記事では、メディア作成ツールを使用してWindows 11/10 Enterprise ISOをダウンロードする手順を詳しく解説します。
メディア作成ツールでWindows 11/10 Enterprise ISOをダウンロードする
通常、メディア作成ツールでダウンロードできるのは、HomeやProといったコンシューマー向けエディションのWindows 11/10 ISOイメージのみです。
では、EnterpriseエディションのISOが必要な場合はどうすればよいのでしょうか? 実はとても簡単です。以下の手順に従ってください。
本来、Windows 11/10のEnterpriseエディションはMSDNやVLSCのサブスクライバー限定で提供されています。しかし、メディア作成ツール(MCT)に特定のコマンドラインスイッチを指定することで、サブスクリプション不要で直接Enterpriseエディションをダウンロードできます。
1. メディア作成ツールをダウンロード
まずはじめに、最新版のWindowsメディア作成ツールをMicrosoftの公式サイトからダウンロードしてください。
2. PowerShellまたはコマンドプロンプトを起動
ダウンロードが完了したら、「ダウンロード」フォルダなど、MCTを保存したフォルダ内でPowerShellまたはコマンドプロンプトを起動します。
具体的な手順は以下の通りです。エクスプローラーでMCTが保存されているフォルダを開き、「ALT + D」キーを押します(アドレスバーのパンくずリストが完全なディレクトリパスに変換され、選択された状態になります)。そのまま「PowerShell」と入力してEnterキーを押せば、そのフォルダをカレントディレクトリとしてPowerShellが起動します。
3. コマンドを実行
PowerShellまたはコマンドプロンプトのウィンドウで、以下のコマンドをコピー&ペーストしてEnterキーで実行します。ここでのポイントは「/MediaEdition Enterprise」オプションです。
MediaCreationTool1909.exe /Eula Accept /Retail /MediaArch x64 /MediaLangCode ja-JP /MediaEdition Enterprise
「/MediaArch x64」引数は、64ビット版のWindows 10 Enterprise(この例ではv1909)をダウンロードするよう指定しています。32ビット版が必要な場合は「/MediaArch x86」に変更してください。
Windows 11の場合は、以下のように「MediaCreationToolW11.exe」を使用します。
MediaCreationToolW11.exe /Eula Accept /Retail /MediaArch x64 /MediaLangCode ja-JP /MediaEdition Enterprise
また、「/MediaLangCode」引数の言語コードは自由に変更できます。日本語版をダウンロードする場合は「ja-JP」、英語版なら「en-US」、ロシア語版なら「ru-RU」のように指定します。
利用可能な言語オプションの一覧は、Microsoftの公式ドキュメントを参照し、「言語/地域タグ」列の値を使用してください。

4. ウィザードに従ってISOを作成
コマンド実行後に表示されるUAC(ユーザーアカウント制御)の画面では、「はい」をクリックして続行します。
次に「プロダクトキー」ページでは、ISOイメージに対応する汎用KMSキーの入力が求められます。適切なキーを入力して「次へ」をクリックします。
「実行する操作を選んでください」ページでは、「別のPCのインストール メディアを作成する(USBフラッシュ ドライブ、DVD、またはISOファイル)」のラジオボタンを選択して「次へ」をクリックします。

「使用するメディアを選んでください」ページでは、「ISOファイル」を選択して「次へ」をクリックします。

これでMCTによるISOイメージのダウンロードが開始されます。作成されるISOには、Windows 10のEnterprise、Education、Professionalエディションと、それぞれのKN/Nエディションが含まれています。
ヒント: Windows 11 Enterpriseの仮想マシンも無料でダウンロード可能です。評価目的であれば、こちらを活用するのも便利です。
この手順がうまくいったかどうか、ぜひ下のコメント欄でお知らせください。
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