メディア作成ツールなしでWindows 10 ISOをダウンロードする4つの方法
WindowsパソコンからWindows 10のISOファイルをダウンロードしようとしたことがあるなら、直接ダウンロードができないことに気づいたはずです。Microsoftは、現在使っているWindowsのバージョン更新を促すか、専用の「メディア作成ツール」をダウンロードするよう求めてきます。
とはいえ、ISOファイルに直接アクセスしたい場面は少なくありません。MicrosoftがWindowsマシンからのダウンロードを制限しているため入手は難しいものの、いくつかの方法を使えばファイルをPCに保存できます。本記事では、その具体的な手順を詳しく解説します。
目次
- MacやLinuxパソコンを使ってダウンロードする
- Google Chromeでユーザーエージェントを変更してダウンロードする
- Firefoxを使ってダウンロードする
- Microsoft Edgeでダウンロードする
MacやLinuxパソコンを使ってWindows 10 ISOをダウンロードする
異なるOSを搭載した複数のパソコンをお持ちなら、最も簡単な方法が使えます。MicrosoftはWindowsパソコンからのダウンロードのみを制限しているため、LinuxやMacのマシンからアクセスすれば、必要なファイルをそのまま取得できます。
実際、これらの非Microsoft OSでは問題なくダウンロードでき、以下の手順でファイルを入手できます。
- パソコンでWebブラウザを起動します。MacユーザーならSafariでも構いませんし、他のブラウザでも問題ありません。
- Windows 10 ISOファイルの公式ダウンロードページにアクセスします。更新ページやメディア作成ツールのページへのリダイレクトは表示されないはずです。
- 画面の「エディションの選択」ドロップダウンから「Windows 10」を選択し、下にある「確認」ボタンをクリックします。
- 新しいOSの言語を選択して「確認」をクリックします。
- 64ビット版と32ビット版の2種類のISOファイルが提示されるので、いずれかを選んでクリックするとダウンロードが始まります。

なお、ダウンロードリンクの有効期限は24時間のみです。期限が切れた後は、同じ手順を再度実行して新しいリンクを生成する必要があるので注意しましょう。
Google Chromeでユーザーエージェントを変更してダウンロードする
LinuxやMacのマシンが手元にない場合でも、諦める必要はありません。そのひとつの方法が、Chromeのユーザーエージェントを変更して「Windows上で動作していない」ふりをするやり方です。
こうすることで、Microsoft側はあなたがWindowsパソコンを使っていることを認識できず、制限されたファイルのダウンロードが許可されます。Chromeでの具体的な手順は以下の通りです。
- PCでChromeを起動します。
- 右上の3点リーダー(⋮)をクリックし、「その他のツール」→「デベロッパーツール」を選択します。
- デベロッパーツールパネル右上の3点リーダーをクリックし、「その他のツール」→「ネットワーク条件」を選びます。
- 「ネットワーク条件」タブを開くと、「ユーザーエージェント」の横にある「自動的に選択」にチェックが入っています。このチェックを外します。
- ドロップダウンメニューを開き、「Chrome – Mac」などWindows以外のユーザーエージェントを選択します。
- デベロッパーツールを開いたまま、Windows 10 ISOのダウンロードページへ移動します。
- 通常のダウンロードオプションが表示され、今回は別ページへのリダイレクトは発生しません。

Firefoxを使ってWindows 10 ISOファイルをダウンロードする
Firefoxユーザーなら、わざわざChromeに乗り換える必要はありません。Firefoxでもユーザーエージェントを変更すれば、ISOファイルをPCにダウンロードできます。
Mozilla Firefoxでの手順は以下の通りです。
- パソコンでFirefoxを起動します。
- Windows 10 ISOのページを開いたままにしておきます。
- 右上のメニューボタン(三本線)をクリックし、「ウェブ開発」→「調査(Inspector)」を選択します。ブラウザの検証ツールが開きます。
- 開いたら、「レスポンシブデザインモード」のアイコン(スマートフォンとタブレットが重なったようなアイコン)をクリックします。
- アドレスバーの下に新しいドロップダウンメニューが表示されるので、クリックして「iPhone X/XS」などWindows以外のデバイスを選択します。
- 開いているWindows 10 ISOのページを再読み込みします。
- これで制限なくWindows 10 ISOファイルをダウンロードできるようになります。
Microsoft純正のEdgeブラウザでWindows 10 ISOをダウンロードする
Windows一筋のファンの中には、ファイルを1つダウンロードするためだけにサードパーティ製ブラウザに乗り換えたくない方もいるでしょう。そんな方に朗報です。実はMicrosoft Edgeでも、ISOダウンロードの制限を回避する方法があります。
ChromeやFirefoxと同様に、Edgeでもユーザーエージェントを変更すれば、ファイルを正常にダウンロードできます。
- PCでEdgeを開き、アドレスバーに「about:flags」と入力してEnterキーを押します。
- ブラウザで有効化できる各種フラグが表示されます。「コンテキストメニューに“ソースの表示”と“要素の検査”を表示する」という最初の項目にチェックを入れます。
- Windows 10 ISOのダウンロードページを開きます。
- ページの空白部分を右クリックし、「要素の検査」を選択します。
- 上部の下向き矢印アイコンをクリックし、「エミュレーション」を選択してエミュレーションタブを開きます。
- 「ユーザーエージェント文字列」のドロップダウンメニューから「Apple Safari (iPad)」を選択します。
- ChromeやFirefoxと違い、Edgeは開いているページを自動的に再読み込みしてくれます。ダウンロードページが更新されると、ISOをPCに保存するためのボタンが表示されるはずです。

ISOファイルを入手するだけなのにメディア作成ツールのインストールを強制するMicrosoftの方針に、賛同できない方も多いのではないでしょうか。この企業の方針についてどう思うか、ぜひコメント欄でお聞かせください!
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