Windows PCがスリープモードから復帰した後も画面が真っ暗のままになる原因と7つの対処法
Windowsパソコンをスリープモードから復帰させた際に、画面が真っ暗なまま点灯しないトラブルに悩まされていませんか?「スリープから復帰させたのに画面がつかない」という報告は実際に多く寄せられています。まず試してほしいのは、モニターの電源を一度オフにしてから再度オンにするというシンプルな方法です。この操作だけで問題が解決したというケースもあります。

スリープ復帰後に画面が黒くなる場合の確認ポイント
スリープモードからの復帰後にモニター画面が真っ暗になる場合は、以下の項目を順番に確認してみてください。
- デバイスにPCをスリープ解除する権限があるか確認する
- 電源のトラブルシューティングツールを実行する
- 高速スタートアップを無効化する
- ディスプレイドライバーをロールバック(以前のバージョンに戻す)する
- ディスプレイドライバーをアンインストールして再インストールする
- システムBIOSを更新する
- ブラックスクリーン用トラブルシューティングツールを実行する
1. デバイスにPCをスリープ解除する許可があるか確認する
原因は思ったより単純な場合もあります。キーボードやマウスなど、スリープ解除に使うデバイスには、そのための権限が必要です。通常この設定は有効になっていますが、問題が発生している場合は一度見直しておきましょう。

設定手順は以下の通りです。
- スタートボタンを右クリックするか、キーボードで「Win + X」を押します。
- 「デバイスマネージャー」を選択して起動します。
- 「マウスとその他のポインティング デバイス」を探し、横の矢印アイコンをクリックして展開します。
- 使用中のマウスを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「電源の管理」タブを開きます。
- 「このデバイスは、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」という項目を探します。チェックが入っていない場合はチェックを入れ、「OK」をクリックして変更を保存します。
キーボードに対しても同じ手順で設定できます。その場合は3番目の手順で「マウスとその他のポインティング デバイス」ではなく「キーボード」ノードを展開してください。
設定後、PCをスリープ状態にして、マウスやキーボードで正常に復帰できるかどうかを確認しましょう。
関連記事: ノートPCの蓋を閉じたままスリープから復帰させる方法
2. 電源のトラブルシューティングツールを実行する
電源設定に不具合があると、この種の問題が発生することがあります。その場合は、Windowsに標準搭載されている電源のトラブルシューティングツールを実行すると改善する可能性があります。

実行手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「更新とセキュリティ」をクリックします。
- 左側メニューから「トラブルシューティング」を選択します。
- 右側にある「追加のトラブルシューティング ツール」をクリックします。各種トラブルシューティングツールの一覧が表示されます。
- 一覧を下にスクロールして「電源」を見つけ、クリックします。
- 「トラブルシューティング ツールの実行」ボタンを押します。
処理が完了するまで待ちましょう。電源設定に関連する問題が自動的に検出・修復されます。
関連記事: PowerCFGコマンドで電源プランの問題を診断する方法
3. 高速スタートアップを無効にする
上記の2つの方法を試しても問題が解決しない場合は、高速スタートアップ機能を無効化してみてください。高速スタートアップはシャットダウン時のシステム状態を一部保持する機能のため、スリープ復帰の不具合の原因になることがあります。
関連記事: VirtualBoxでゲストOSが起動せずブラックスクリーンが表示される場合の対処法
4. ディスプレイドライバーをロールバックする
ドライバーのロールバックとは、現在インストールされている最新版をアンインストールし、ひとつ前のバージョンに戻すことです。特定の更新を行った後に問題が発生し始めた場合に特に有効な方法です。

手順は以下の通りです。
- 「デバイスマネージャー」を開きます。
- 「ディスプレイ アダプター」をダブルクリックして展開します。
- 使用中のディスプレイドライバーを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「ドライバー」タブを開きます。
- 「ドライバーを元に戻す」ボタンが表示されている場合はクリックします。
完了後、問題が解決したかどうかを確認してください。
また、「Win + Ctrl + Shift + B」のショートカットキーを押すとディスプレイドライバーだけを再起動できるので、軽微な不具合の場合はこれだけで改善することもあります。
関連記事: Windows PCがスリープモードから復帰しないときの対処法
5. ディスプレイドライバーを再インストールする
ロールバックのオプションが表示されない、またはロールバックしても効果がない場合は、ドライバーを一度完全にアンインストールしてから再インストールする方法を試しましょう。

具体的な手順は以下の通りです。
- 「デバイスマネージャー」を開きます。
- 「ディスプレイ アダプター」を展開し、使用中のドライバーを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。
- 確認用のポップアップウィンドウが表示されます。
- 「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除する」にチェックを入れ、「アンインストール」をクリックします。
- デバイスマネージャーを閉じて、パソコンを再起動します。
- グラフィックカードまたはPCメーカーの公式サイトにアクセスし、最新のディスプレイドライバーをダウンロードします。
- ダウンロードしたドライバーをインストールし、問題が改善したか確認します。
関連記事: Windowsがスリープ復帰後にクラッシュする場合の対処法
6. システムBIOSを更新する
ここまで紹介したすべての方法を試しても問題が解決しない場合は、システムBIOSの更新を検討してみてください。古いバージョンのBIOSには、スリープ復帰に関する不具合が含まれていることがあります。更新手順や最新版の入手先については、お使いのマザーボードまたはPCメーカーの公式サイトで確認してください。
7. ブラックスクリーン用トラブルシューティングツールを使う
Microsoftが公開しているオンラインの「ブラックスクリーン トラブルシューティング ツール」を利用するのも有効です。画面上の指示に従って進めるだけで、原因の特定と解決策の提示を受けられます。
これらの方法で、スリープ復帰後のブラックスクリーン問題が解決することをお祈りしています。
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