Windows 11/10で生体認証デバイスがデバイスマネージャーに表示されない・消えた場合の復元方法
システムのデバイスマネージャーに生体認証デバイスのドライバーが表示されない、または誤ってアンインストールしてしまった場合、この記事で紹介する方法を使えば復元できます。Windows 11/10には、Windows Hello 顔認証やWindows Hello 指紋認証など、便利な追加サインインオプションが用意されています。これらの機能が正常に動作するには、生体認証デバイスのドライバーが必要です。誤ってこのドライバーを削除すると、Windows Hello関連のサインイン機能でさまざまなエラーが発生する可能性があります。
デバイスマネージャーに生体認証デバイスが表示されない場合

まず試してほしい簡単な対処法があります。デバイスマネージャーを開き、メニューから「ハードウェア変更のスキャン」を実行してみてください。多くのユーザーの報告によると、この操作だけで消失した生体認証デバイスが復元されたケースがあるようです。うまくいかない場合は、以下で紹介する解決策を順番に試していきましょう。
生体認証デバイスを復元する5つの方法
以下の方法で、Windows 11/10のPCから消失またはアンインストールされた生体認証デバイスを復元できる可能性があります。
- HelloFace.infファイルを手動でインストールする
- PowerShellからドライバーを再インストールする
- 設定アプリで顔認証・指紋認証のオプションをリセットする
- ドライバーをアンインストールして再インストールする
- Windowsアップデートをアンインストールし、最新版を入れ直す
1. HelloFace.infファイルを手動でインストールする
デバイスマネージャーから生体認証デバイスを誤って削除してしまった場合は、HelloFace.infファイルを手動でインストールすることで復元できます。

手順は以下のとおりです。
- エクスプローラーを開きます。
- 以下のパスをコピーして、エクスプローラーのアドレスバーに貼り付けます。
C:\Windows\System32\WinBioPlugIns\FaceDriver
- フォルダ内に「HelloFace.inf」ファイルがあることを確認します。
- ファイルを右クリックし、「インストール」を選択します。
- 画面の指示に従ってインストールを進めます。
- インストール完了後にPCを再起動し、デバイスマネージャーに生体認証デバイスが復元されているか確認します。
上記の場所にHelloFace.infファイルが見つからない場合は、次のパスを開き、「amd64_microsoft-windows-hello-face」という名前のフォルダを探してください。その中にインストールファイルがあります。
C:\Windows\WinSxS
2. PowerShellからドライバーを再インストールする
手動でのHelloFace.infインストールがうまくいかない場合は、PowerShellを使った方法を試しましょう。
まず、PowerShellを管理者として起動します。
コマンドを実行する前に、作業ディレクトリをHelloFaceドライバーが保存されているフォルダに変更する必要があります。cdコマンドの後に対象のディレクトリを指定します。以下のコマンドをコピーしてそのまま貼り付ければOKです。
cd C:\Windows\System32\WinBioPlugIns\FaceDriver
続いて、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。これによりHelloFaceドライバーが削除されます。
pnputil.exe /delete-driver .\HelloFace.inf
次に、HelloFaceドライバーを再インストールします。以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。
pnputil.exe /add-driver .\HelloFace.inf /install
インストールが完了するまで待ちます。
その後、デバイスマネージャーを開けば、生体認証デバイスのドライバーが表示されているはずです。
3. 設定アプリで顔認証・指紋認証のオプションをリセットする
Windowsの設定アプリから顔認証と指紋認証のオプションをリセットすることでも、消失した生体認証デバイスのドライバーを復元できる場合があります。
手順は以下のとおりです。
- Windowsの設定アプリを開きます。
- 「アカウント」をクリックします。
- 左側のメニューから「サインイン オプション」を選択します。
- システムに設定されている内容に応じて、「Windows Hello 顔認証」または「Windows Hello 指紋認証」をクリックし、「削除」ボタンを押します。
- 削除後、Windows Helloの項目に「設定」ボタンが表示されるので、クリックして「開始する」を選択します。
- 画面の指示に従ってWindows Helloを再度セットアップします。
- 必要に応じてPCを再起動します。
完了したら、デバイスマネージャーを開いて生体認証デバイスのドライバーが復元されているか確認しましょう。
4. ドライバーをアンインストールして再インストールする
自分ではドライバーを削除していないのに、デバイスマネージャーから生体認証デバイスが消えてしまった場合は、以下の方法を試してください。
- デバイスマネージャーを開きます。
- ツールバーの「表示」をクリックし、「非表示のデバイスの表示」を選択します。
- 「その他のデバイス」または「不明なデバイス」のノードを展開し(どちらか表示されている方)、そこに生体認証デバイスのドライバーがないか確認します。
- 見つかったら右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。
- ポップアップウィンドウが表示されたら、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」にチェックを入れて「アンインストール」をクリックします。
- PCメーカーの公式サイトにアクセスし、最新のドライバーソフトウェアをダウンロードします。
- ダウンロードしたドライバーをインストールし、PCを再起動します。
5. Windowsアップデートをアンインストールし、最新版を入れ直す
セキュリティパッチを含まないWindowsアップデートを一度アンインストールし、Microsoftの公式サイトから最新のWindowsアップデートをダウンロードしてインストールすることで、問題が解決したというユーザーもいます。
この記事が問題解決の助けになれば幸いです。
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