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LRCファイルとは?Windows 11/10でLRCファイルを作成する3つの方法

この記事では、LRCファイルとは何か、そしてWindows 11/10でLRCファイルを作成する方法について詳しく解説します。LRCはLyRiCs(歌詞)の略称で、歌詞データを保存し、音声と同期させるための標準的なファイル形式です。音楽を再生すると、対応するメディアプレーヤーがこのLRCファイルを読み込んで歌詞を表示してくれます。仕組みとしては字幕ファイルに似ていますが、こちらは楽曲の歌詞専用に使われるものです。

LRCファイルはテキストベースの形式なので、Windows 11/10に標準搭載されているメモ帳でも内容を閲覧・編集できます。それでは、実際にLRCファイルを作成する具体的な方法を見ていきましょう。

Windows 11/10でLRCファイルを作成する方法

Windows 11/10でLRCファイルを作成する主な方法は以下の3つです。

  1. メモ帳を使ってLRCファイルを作成する
  2. 無料ソフトウェアを使ってLRCファイルを生成する
  3. オンラインサービスを使ってLRCファイルを作成する

それぞれの手順を順番に確認していきます。

1. メモ帳を使ってLRCファイルを作成する

特別なソフトがなくても、Windows標準のメモ帳だけでLRCファイルを作成できます。手順は以下の通りです。

  1. メモ帳を開く
  2. 楽曲情報を入力する
  3. 歌詞を入力する
  4. 各行の歌詞にタイムスタンプを付ける
  5. 拡張子「.lrc」でファイルを保存する

それぞれのステップを詳しく見ていきます。

まず、Windows 11/10のPCでメモ帳アプリを起動します。

最初に、歌詞の先頭に楽曲情報を入力します。曲名、アーティスト名、アルバム名などを記載できます。これらの情報は、以下のような特殊なタグで囲む必要があります。

  • 曲名:[ti:曲名](例:[ti:Shape of You]
  • アーティスト名:[ar:アーティスト名](例:[ar:Selena Gomez]
  • アルバム名:[al:アルバム名](例:[al:Promises]
  • その他にも、作成者名の[by:あなたの名前]や作者の[au:作者名]などのタグも追加できます。

楽曲情報を入力したら、次に歌詞本文を入力します。手入力してもよいですし、他のソースからコピー&ペーストしても構いません。

続いて、歌詞を実際の楽曲のタイミングと同期させます。やり方は簡単で、各行の歌詞の直前に再生開始時刻を書き加えるだけです。例えば、その歌詞が4秒目に表示される場合は、[00:04:00]のように記述します。同じ歌詞を長めに表示したい場合は、[00:04:00][00:25:00]のように複数の時間枠を指定することも可能です。

正確にタイミングを同期させるには、オーディオプレーヤーで楽曲を再生しながら作業するのがおすすめです。

タイムスタンプ付きの歌詞をすべて書き終えたら、拡張子「.lrc」でファイルを保存します。「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択し、「ファイルの種類」を「すべてのファイル」に変更します。そして、ファイル名に「.lrc」という拡張子を付けて「保存」ボタンをクリックすれば完成です。

作成したLRCファイルは、歌詞の読み込みに対応したメディアプレーヤーやカラオケソフトで利用できます。

2. 無料ソフトウェアを使ってLRCファイルを生成する

専用の無料ソフトを使えば、より効率的にLRCファイルを作成できます。ここでは、LRCファイルの生成に使える2つの無料ソフトをご紹介します。

  1. Subtitle Edit
  2. Gaupol

1) Subtitle Edit

Subtitle Editは、その名の通りSRT、SUB、TXT、XML、ASS、STP、ZEG、AQTなど、さまざまな字幕ファイルの作成を主目的としたソフトですが、LRCファイルの作成にも対応しています。さらに、ソフト内で直接メディアファイルを開けるため、歌詞と音声の同期作業もスムーズに行えます。自動翻訳、エンコード方式の指定、スペルチェック、重複単語の検出、重複行の検出など、便利な機能も豊富で、初心者でも扱いやすいのが魅力です。

Subtitle EditでLRCファイルを作成する手順は以下の通りです。

  1. Subtitle Editをダウンロードしてインストールする
  2. Subtitle Editを起動する
  3. 歌詞テキストを入力する
  4. 開始時間、終了時間、表示時間を設定する
  5. LRCファイルとして保存する

まず、公式サイトからSubtitle Editをダウンロードしてインストールします。ポータブル版も用意されているので、必要なときだけ起動して使うこともできます。

インストール後にプログラムを起動すると、歌詞を入力するための専用パネルが表示されます。「Text」欄に歌詞を入力し、対応する開始時間・終了時間・表示時間の各欄にタイミングを入力します。これを全行分繰り返してください。

歌詞の入力中に、音声ファイルや動画ファイルを読み込んで参照することもできます。

テキストを右クリックすると、フォント名、太字、斜体、カラオケ風エフェクト、タイプライター効果など、歌詞の表示スタイルを整えるためのオプションが利用できます。

また、「Spell check(スペルチェック)」メニューから歌詞の誤字脱字をチェックし、正しい歌詞が入力されているか確認しましょう。

最後に、「File」メニューから「Save as(名前を付けて保存)」を選択し、出力フォーマットとして「LRC」を指定して「Save」ボタンを押せば保存完了です。

Windows 11/10向けの優れた字幕・LRCファイル生成ツールと言えるでしょう。

2) Gaupol

Gaupolも、Windows 11/10でLRCファイルを作成できる便利な無料ソフトです。LRCファイルのほか、SRT、SUB、ASS、XML、TXTといった一般的な動画字幕ファイルにも対応しています。GaupolでLRCファイルを作成する手順は以下の通りです。

Gaupolをダウンロードしてインストールし、PCで起動します。「File」メニューから「New」を選択してください。

行番号、開始時間、終了時間、表示時間、テキストといった列が表示されるので、各フィールドにデータを入力していきます。「Text」列に歌詞を入力し、対応する列に開始時間・終了時間・表示時間を記入します。

「Text」メニューからは、歌詞の行をセリフ形式に整形したり、斜体、検索と置換、大文字・小文字の変換などのテキスト編集機能を利用できます。

そのほか、用途に応じて使える便利なツールとして、字幕の分割、字幕の結合、スペルチェック、テキスト修正、位置のシフト、位置の変換、表示時間の調整などが用意されています。

最後に、「File」メニューから「Save as」を選択し、出力フォーマットを「LRC」に設定します。文字コードと改行コードの形式を選び、ファイル名を入力して「Save」ボタンをクリックすれば保存できます。

3. オンラインサービスを使ってLRCファイルを作成する

ソフトをインストールせずに、無料のオンラインサービスを使ってLRCファイルを作成する方法もあります。ここでは、lrcgenerator.comという無料Webサービスを紹介します。LRCファイルを素早く簡単に生成できる専用サービスです。

Webブラウザを起動して、lrcgenerator.comのサイトを開きます。サイト上には、メタデータ入力セクションと歌詞入力セクションが用意されています。

上部のセクションでは、タイトル、作者、アルバム、言語などの楽曲情報を入力できます。次に、対応するタイムスタンプ付きで歌詞を入力します。ローカルに保存したテキストファイルから歌詞を読み込む機能もあります。

歌詞の入力が完了したら、「Export」ボタンをクリックしてLRCファイルとして保存できます。PDFドキュメント形式で歌詞を保存することも可能です。

このオンラインLRCジェネレーターには、便利なSynchronize to music(音楽への同期)機能もあります。クリックして音声ファイルを開けば、楽曲に合わせて歌詞を同期させることができます。

以上、Windows 11/10でLRCファイルを作成する方法の解説でした。ぜひ参考にしてみてください。

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