OneDriveが「変更を処理しています」で固まる・同期が止まる問題の解決方法
OneDriveはMicrosoftが提供するクラウドストレージサービスです。ファイルをクラウド上に保存することで、PCのディスク容量を節約できるだけでなく、他のユーザーとのファイル共有も簡単に行えます。しかし、ファイルを管理している最中に、OneDriveが「変更を処理しています(Processing Changes)」という画面で固まってしまうことがあります。同じ症状でお困りの方は、この記事で紹介する対処法をお試しください。
OneDriveの同期が「変更を処理しています」で止まる原因
まず、この問題が発生する主な原因を確認しておきましょう。
- 大量のファイルを同時に同期している
- 非常に大きなサイズのファイルを同期しようとしている
- 不明なファイルや隠しファイルがエラーの原因になっている
1] 大量のファイルを同期している
一度に多数のファイルを同期すると、OneDriveが「変更を処理しています」の画面でフリーズすることがあります。この場合は、同期を一時停止してから再開すると改善する可能性があります。
2] 巨大なサイズのファイルを同期している
サイズの大きいファイルの同期も、OneDriveが固まる原因になります。大きなファイルを同期する場合は、あらかじめ圧縮してから同期するとスムーズに処理されることがあります。
また、OneDriveの設定に不具合があると、ハードドライブ上にAria Debugファイルが作成されることがあります。このファイルは同期やファイル管理の際にトラブルを引き起こすことがありますが、削除しても安全です。該当する場合はAria Debugファイルを削除してから、問題が解決したかどうか確認してみてください。
3] 不明なファイルや隠しファイルが原因になっている
システム内に存在する隠しファイルや不明なファイルが、この問題を引き起こしているケースもあります。その場合は、Officeドキュメントキャッシュの削除を試してみてください。
OneDriveが「変更を処理しています」で固まる問題の対処法
上記の点を確認しても問題が解決しない場合は、以下の5つの解決策を順番に試してみてください。
- OneDriveの同期プロセスを終了させる
- プロキシ設定をオフにする
- ウイルス対策ソフトを一時的に無効化する
- ファイアウォールを一時的に無効化する
- OneDriveをリセットする
1] OneDriveの同期プロセスを終了させる
OneDriveの同期プロセスを強制終了することで、問題が解決する場合があります。以下の手順で操作してください。
- タスクバーを右クリックし、タスクマネージャーを選択します。
- 実行中のアプリやバックグラウンドプロセスの一覧が表示されていない場合は、「簡易表示」になっています。詳細をクリックして表示を切り替えてください。
- プロセスタブをクリックします。
- 一覧を下にスクロールして、Microsoft OneDriveを探します。
- タスクマネージャーには複数のOneDriveインスタンスが表示されていることがあります。すべてのOneDriveを右クリックし、タスクの終了を選択します。
- Windowsの検索ボックスに「OneDrive」と入力し、アプリをクリックして起動します。起動後、自動的に同期が再開されます。
これで解決しない場合は、次の方法を試してください。
2] プロキシ設定をオフにする
使用しているブラウザ(Chrome、Firefoxなど)のプロキシ設定をオフにしてみてください。ここでは、Microsoft EdgeとInternet Explorerでの無効化手順を説明します。
Microsoft Edgeのプロキシ設定を無効にする
以下の手順で操作します。
- スタートメニューを右クリックし、設定を選択します。
- ネットワークとインターネットをクリックします。
- 左側のメニューからプロキシをクリックします。
- 自動プロキシ設定セクションにある設定を自動的に検出するとセットアップ スクリプトを使用するのスイッチをオフにします。
- 手動プロキシ セットアップセクションにあるプロキシ サーバーを使うのスイッチもオフにします。
- 完了したら保存をクリックします。
Internet Explorerのプロキシ設定を無効にする
以下の手順で操作します。
- Internet Explorerを起動します。
- ツールボタン(ブラウザ右上の歯車アイコン)をクリックします。
- インターネット オプションを選択します。
- インターネット オプションウィンドウで接続タブをクリックします。
- LAN の設定をクリックします。
- プロキシ サーバーセクションの「LAN にプロキシ サーバーを使用する(これらの設定はダイヤルアップまたは VPN 接続には適用されません)」のチェックを外します。
- 適用をクリックし、続いてOKをクリックします。
- パソコンを再起動します。
3] ウイルス対策ソフトを一時的に無効化する
それでも同じ問題が発生する場合は、Windows Defenderまたは使用中のサードパーティ製ウイルス対策ソフトを一時的に無効化してみてください。
その状態でファイルの同期を試みて、OneDriveが固まるかどうか確認してください。同期が完了したら、忘れずにウイルス対策ソフトやWindows Defenderを再度有効にしてください。
4] ファイアウォールを一時的に無効化する
Windows Defenderファイアウォールまたは使用中のウイルス対策ソフトのファイアウォール機能を一時的に無効化して、問題が解決するかどうか確認することもできます。
これで改善した場合は、ファイルを同期した後にファイアウォールを必ず有効に戻してください。
5] OneDriveをリセットする
上記のどの方法でも解決しない場合は、OneDriveをリセットしましょう。リセットの手順は、デスクトップアプリ版とストアアプリ版で異なります。
OneDriveデスクトップアプリをリセットする
キーボードのWin + Rキーを押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
以下のコマンドをコピーして貼り付け、OKをクリックしてください。
%localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe /reset
「Windows が … を見つけることができません」というエラーメッセージが表示された場合は、代わりに以下のコマンドを入力してください。
C:\Program Files (x86)\Microsoft OneDrive\onedrive.exe /reset
リセット処理には少し時間がかかります。処理が完了すると、OneDriveは自動的に起動します。自動的に起動しない場合は、スタートメニューからOneDriveデスクトップアプリを手動で起動してください。
OneDriveストアアプリをリセットする
Microsoft Store版のOneDriveアプリを使用している場合は、以下の手順でリセットできます。
- OneDriveストアアプリを起動します。
- 右上の縦に並んだ3つの点(…)をクリックし、設定を選択します。
- 今すぐリセットをクリックします。
これで問題が解決するはずです。
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