Windows Updateのインストールに失敗する「エラー0x80073701」の原因と対処法を徹底解説
Windowsの更新プログラムを実行した際に、「更新に失敗しました。一部の更新プログラムのインストール中に問題が発生しましたが、後でもう一度試みます」というエラーメッセージが表示され、インストールが完了しないケースが報告されています。このとき表示されるエラーコードが「0x80073701」です。場合によっては「0x800f0988」というコードが併せて表示されることもあります。
本記事では、Windows Updateのインストールに失敗するエラー0x80073701の原因と、具体的な解決策を詳しく解説します。
エラー0x80073701は「ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSING」と呼ばれるエラーで、システムファイルの一部が欠落していることが原因で、更新プログラムのインストールに失敗していることを意味します。
エラー0x80073701でWindows Updateが失敗する場合の対処法
エラー0x80073701自体は深刻な問題を引き起こすものではありませんが、Windows Updateの履歴に「更新失敗」として記録され続けるため、放置すると気になる存在です。この問題に直面した場合は、以下の方法を順番に試してみてください。
- DISMツールを実行する
- SFC(システムファイルチェッカー)を実行する
- SoftwareDistributionフォルダーの中身を削除する
- クリーンブート状態でWindows Updateを実行する
- CBSログを確認し、該当するパッチをアンインストールする
1] DISMツールを実行する
Microsoftは、Windows 10におけるこの問題を解消する更新プログラム「KB4497935」をリリースしています。それでも問題が解決しない場合は、KB4528159の情報にあるようにDISMツールの実行が推奨されています。
DISM(Deployment Image Servicing and Management:Dism.exe)は、Windowsイメージを管理・修復するためのコマンドラインツールです。このツールを使用することで、破損したシステムファイルを修復できます。管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してください。
Dism /Online /Cleanup-image /Startcomponentcleanup
コマンドの実行後、再起動を求められたらパソコンを再起動しましょう。
2] システムファイルチェッカー(SFC)を実行する
SFC(System File Checker)を実行して、既存のシステムファイルに破損や欠落がないかをチェックします。これらのファイルはWindowsが正常に動作するために不可欠なものであり、SFCは欠落または破損したファイルを自動的に正常なものへ置き換えてくれます。なお、Windowsが起動できない場合でも、「高度な回復」環境からこのコマンドを実行可能です。
コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。
sfc /scannow
スキャンが完了したら、指示に従ってパソコンを再起動してください。
3] SoftwareDistributionフォルダーの中身を削除する
更新プログラムの一時保存先であるSoftwareDistributionフォルダーをクリアすることで、問題が解決する場合があります。まず、コマンドプロンプトを管理者として実行し、表示された画面に以下のコマンドを1行ずつ入力してEnterキーを押します。
net stop wuauserv
net stop bits
次に、エクスプローラーでC:\Windows\SoftwareDistributionフォルダーを開き、中にあるすべてのファイルとフォルダーを削除します。
ファイルが使用中で削除できない場合は、一度デバイスを再起動してから、上記のコマンドを再度実行してください。その際、Microsoft Storeアプリは閉じたままにしておきましょう。
フォルダー内のファイルを削除できたら、コマンドプロンプトで以下のコマンドを1行ずつ実行して、停止していたサービスを再開します。
net start wuauserv
net start bits
最後にパソコンを再起動します。そのうえでWindows Updateを再度実行し、改善するか確認してください。
4] クリーンブート状態でWindows Updateを実行する
常駐ソフトウェアやサードパーティ製サービスが更新処理を妨げている可能性もあります。クリーンブート状態で起動したうえでWindows Updateを実行し、問題が解決するかどうかを確認してみてください。多くの場合、この方法は有効です。
5] CBSログを確認し、該当するパッチをアンインストールする
CBSは「Component-Based Servicing(コンポーネントベース サービシング)」の略称です。CBS.logには、更新プログラムのインストール・アンインストール時に各コンポーネントに関するログが記録されます。CBSログに失敗した更新の記録がある場合は、アセンブリが欠落している原因となったパッチをアンインストールするのが最善です。
CBSログを開いて「ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSING」という文字列を検索し、関連するKB番号の更新プログラムがないか確認してください。該当する更新が見つかったら、それをアンインストールし、Windows Updateから再インストールを行います。
もしエラーが見つからない場合は、以下のコマンドの実行をおすすめします。
Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
/ScanHealthオプションは、コンポーネントストアの破損をチェックし、その結果をC:\Windows\Logs\CBS\CBS.logに記録します。ただし、このオプションでは破損の修復は行われず、破損の有無を記録・確認する目的で使用されます。
エラー0x80073701は決して新しいエラーではなく、以前から更新プログラムやファイルの破損に関連して報告されてきたものです。サービスパックのインストール時にアセンブリが欠落していることを示すCBSログとともに確認されることが多い傾向があります。
補足: Windows Updateのダウンロードやインストールがどうしても失敗する場合は、上記以外にもトラブルシューティングの選択肢がありますので、状況に応じて追加の対策も検討してみてください。
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