Windows
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Windows

PowerCFGツールを使ってWindows 11/10の電源プランをトラブルシューティングする方法

Windowsの電源プランについてトラブルシューティングを行いたい場合、あるいはより詳しく知りたい場合は、強力なコマンドラインツール「PowerCFG」を活用しましょう。このツールを使えば、電源管理に関する問題の診断を効率的に進められます。

PowerCFGツールとは

PowerCFGツールを使用すると、デバイスの有効化・無効化を切り替えることができます。また、デバイスマネージャーで対象デバイスのプロパティを開き、「電源の管理」タブにある「このデバイスに、コンピューターのスタンバイ状態の解除を許可する」チェックボックスを設定する方法もあります。マウス操作でPCが勝手にスリープ解除されてほしくない場合や、なぜPCが復帰したのか原因が分からない場合も、PowerCFGならその理由を特定できます。さらに、PowerCFGはスクリプト化できるため、ドメイン環境での一括運用にも活用可能です。

Windows 11/10の電源プランをトラブルシューティングする

以下は、スリープ状態や既定の設定を確認する際によく使われるコマンドです。

まず最初に実行したいのがこのコマンドです。現在のユーザー環境で利用可能なすべての電源プランが一覧表示され、アスタリスク(*)が付いているものがアクティブな電源プランです。

POWERCFG -L

次にこのコマンドを実行します。実際に適用されている設定内容を正確に把握でき、電源プランの詳細が一覧表示されます。

POWERCFG -Q

一覧をファイルに出力(リダイレクト)したい場合は、次のようなコマンドを使用します。

Powercfg -Q >c:\test.txt

このコマンドを使うと、ユーザーがコンピューターをスリープ解除できるよう設定されているデバイスを確認できます。

POWERCFG -DEVICEQUERY wake_armed

モバイルPCの場合、このコマンドでは以下のようなデバイスが表示されることがあります。

  • Standard 101/102-Key
  • Microsoft Natural PS/2 Keyboard with HP QLB
  • Synaptics PS/2 Port TouchPad

デスクトップPCの場合は、以下のようなデバイスが表示されることがあります。

  • HID準拠マウス(002)
  • Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet
  • HIDキーボードデバイス(002)

トラブルシューティングに関するさらに詳しい情報が必要な場合は、マイクロソフトのサポート技術情報「KB980869」を参照してください。

PowerCFGの各オプションについて詳しく知りたい場合は、管理者権限で開いたコマンドプロンプトで POWERCFG /? コマンドを実行してください。

また、Windowsには「電源のトラブルシューティングツール」も用意されており、電源に関する問題を自動的に検出して修復することもできます。

あわせて読みたい関連記事:

  • コントロールパネルから電源プランの設定とオプションを変更する方法
  • 各電源プランのメリットとデメリットの比較
  • WindowsノートPCでよくある電源の問題と対処法
  • コマンドラインで電源プランを構成・名前変更・バックアップ・復元する方法
  • Powercfgコマンドラインオプションの一覧
  1. Windowsメモリ診断ツールでRAMの状態をチェックする方法【初心者向け完全ガイド】

    RAMはコンピューターにとって不可欠な部品の一つです。RAMに故障や不具合が発生すると、システム全体が不安定になり、パフォーマンスも大幅に低下してしまいます。しかし、一般のユーザーにとって、RAMが正常に動作しているかどうかを判断するのは決して簡単なことではありません。そこで役立つのが、Windowsに標準搭載されている「Windowsメモリ診断」ツールです。このツールを使えば、RAMに問題があるかどうかを簡単に確認できます。サードパーティ製の診断ツールも存在しますが、特に初心者ユーザーであれば、信頼性の高いWindows純正ツールを利用するのがおすすめです。Windowsメモリ診断ツールの使

  2. Windows 10 22H2のダウンロード方法|更新アシスタントツールを使ったアップグレード手順

    Microsoftは全ユーザー向けにWindows 10 2022 Update(バージョン22H2)の配信を開始しました。これはWindows 10向けの最新機能更新プログラムであり、対応するすべてのデバイスに無料で提供されます。従来、Windows 10の機能更新プログラムは自動的にダウンロード・インストールされていましたが、最新のWindows 10 バージョン22H2では、利用可能になった時点でユーザー自身がダウンロードボタンをクリックする必要があります。また、Microsoftはアップグレード作業をエラーなく進めるための公式Windows 10更新アシスタントも公開しています。本記事