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Windows 11/10で「DLLファイルが見つかりません」エラーを解決する6つの対処法

Windowsユーザーがよく遭遇するトラブルの一つが、DLLファイルの不足によって引き起こされるエラーです。「.dllファイルが見つかりません(missing)」というエラーメッセージが表示された場合、どうすればよいのでしょうか。xlive.dll、MSVCR110.dll、MSVCR71.dll、d3compiler_43.dll、LogiLDA.dll、MSVCP140.dll、api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll、VCRUNTIME140.dll、xinput1_3.dll、d3dx9_43.dllなど、特定のDLLファイルに関する対処法はすでに紹介してきましたが、今回はこうしたエラーメッセージが表示された際に試せる一般的な解決手順を詳しく見ていきましょう。

DLLとは「ダイナミックリンクライブラリ(Dynamic Link Libraries)」の略で、Windows 10/8/7などのOS上で動作するアプリケーションの外部部品となるファイルです。ほとんどのアプリケーションは単体では完結しておらず、コードを複数のファイルに分割して保存しています。プログラムの実行中にそのコードが必要になると、関連するDLLファイルがメモリに読み込まれて使用されます。OSやソフトウェアが必要なDLLファイルを見つけられない場合、あるいはDLLファイルが破損している場合に、「DLLファイルが見つかりません」というエラーが発生するのです。

Windows 11/10で「DLLファイルが見つかりません」エラーを解決する6つの対処法

DLLファイル不足エラーの修正方法

Windows 11/10/8/7のパソコンでDLLファイルが不足している場合の、最も効果的な対処法は以下の6つです。

  1. システムファイルチェッカー(SFC)を実行して、欠落または破損したOSファイルを置き換える
  2. DISMツールを実行して、Windowsシステムイメージとコンポーネントストアを修復する
  3. エラーを出しているアプリケーションを修復または再インストールする
  4. MicrosoftからWindowsのOSファイルをダウンロードする
  5. 別の正常なPCからDLLファイルをコピーし、適切なフォルダーに配置して再登録する
  6. サードパーティサイトからDLLファイルをダウンロードする(推奨されるか?)

それでは、それぞれの方法を順番に詳しく解説していきます。

1. システムファイルチェッカー(SFC)を実行する

Windows OSが表示するDLLファイルの欠落・破損エラーを修正する最も安全な方法は、内蔵のシステムファイルチェッカー(System File Checker)を実行することです。このツールは、欠落または破損したシステムファイルを自動的に検出し、正常なファイルに置き換えてくれます。

実行手順は以下の通りです。まず、スタートボタンを右クリックしてWinXメニューを開き、「コマンドプロンプト(管理者)」(Windows 11では「ターミナル(管理者)」)を選択します。

管理者権限のコマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。

sfc /scannow

スキャンには10分程度かかることがあります。スキャンが正常に完了したら、PCを再起動しましょう。なお、セーフモードやブート時の状態でsfc /scannowを実行すると、より良い結果が得られる場合があります。

また、スキャン中に「Windows リソース保護は破損したファイルを検出しましたが、それらの一部を修復できませんでした」というエラーメッセージが表示された場合は、次に紹介するDISMコマンドの実行を試みてください。

2. DISMでシステムイメージを修復する

SFCの実行で問題が解決すれば完了です。もし解決しない場合は、次のステップとしてDISMコマンドを実行してシステムイメージを修復します。再び管理者権限のコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。

Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

このコマンドは、Windowsコンポーネントストアの破損をチェックし、健全な状態に復元します。スキャンには15分前後かかることがあります。処理が正常に完了したら、PCを再起動してください。

DISMが失敗する場合は、別途専用の対処記事を参考にしてみてください。

ヒント: コマンド操作が難しいと感じる方は、フリーツール「FixWin」をダウンロードして使えば、ボタン一つで上記のSFCおよびDISMスキャンを実行できます。

3. ソフトウェアを再インストールする

インストール済みの特定のソフトウェアやアプリケーションがこのエラーを引き起こしている場合は、そのソフトを再インストールするのが最も簡単な解決策です。手順としては、まずコントロールパネル(設定アプリ)からエラーの原因となっているアプリケーションをアンインストールし、PCを再起動します。その後、開発元の公式ダウンロードページにアクセスして最新版のセットアップファイルをダウンロードし、インストールしましょう。インストーラーが必要なすべてのファイル(DLLファイルを含む)をPCに配置してくれます。

なお、ソフトウェアに「修復(Repair)」機能が用意されている場合は、まずアンインストールせずに修復オプションを試してみるのも有効です。

4. MicrosoftからWindowsのOSファイルをダウンロードする

エラーの原因がOS側のDLLファイルである場合は、MicrosoftからWindows 10のOSファイルをダウンロードすることで対処できます。公式ソースから入手できるため、安全性の高い選択肢です。

5. 別の正常なPCからDLLファイルをコピーする

古いバージョンのWindows向けに作られたソフトウェアの中には、特定のバージョンのDLLファイルを必要とするものがあります。このようなケースでは、他の正常に動作しているPCから該当するDLLファイルをコピーし、自分のPCの適切なフォルダーに配置してみてください。その際、DLLファイルの再登録が必要になる場合があります。また、ソフトウェアの開発者が公式サイトで複数バージョンのDLLファイルを配布していることもあるので、そちらを確認してみるのもよいでしょう。

6. DLLファイルをダウンロードサイトから入手すべきか?

「DLLファイルをダウンロードして復元できる便利なサイトはないのか?」と思うかもしれません。確かにそうしたサイトは存在しますが、利用はおすすめできません。理由はシンプルです。DLLファイルの置き換えや復元が必要なら、上記で紹介した方法のいずれかを実行すればよく、それによって正規のソースから本物のファイルを確実に入手できます。

さらに言えば、ほとんどのDLLファイルは著作権で保護されており、DLL配布サイトがOSやソフトウェアの開発者から許可を得てファイルを公開しているかどうかも不明です。加えて、ダウンロードしたファイルが本当に正規品かどうかを判断する手段もありません。ウイルスやマルウェアが仕込まれているリスクもあるため、安易に第三方サイトからDLLをダウンロードするのは避けた方が賢明でしょう。

本記事が、DLLファイル不足エラーの解決に役立つことを願っています!

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