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Windows 10メールアプリに突如現れた広告――Microsoftの「実験」は言い訳なのか?

Windows 10メールアプリに突如現れた広告――Microsoftの「実験」は言い訳なのか?

Windowsユーザーの間で大きな話題となったのが、Windows 10の「メール」アプリに突如として表示されるようになった広告です。事前の告知もないまま、メール本文の間に広告が挿入され始め、「Office 365を購入すれば広告なしで利用できる」というメッセージまで表示されるようになりました。

この変更に対するユーザーの反応は非常に厳しいものでした。これまで広告なしで利用できたサービスが、なぜ突然方針転換したのか、説明を求める声が殺到しました。しかし、広告は現れたのと同じくらい素早く撤去されます。Microsoftは一連の騒動について「実験だった」「広くテストする意図はなかった」と説明しました。

もちろん、多くのユーザーはこの「単なる実験」という説明を疑っており、広告追加後に世論の反発を受けて撤回した際の言い訳だと見ています。実際、Microsoftは公式サイトに詳細なFAQを掲載していましたが、その後削除されています。こうした経緯を考えると、単純な実験とは考えにくく、Microsoftが本気でメールアプリへの広告導入を狙っていたと推測するのが自然でしょう。

なぜMicrosoftは広告を導入しようとしたのか?

答えはシンプルに「収益になるから」ですが、有料のOSにまで広告を表示されることに対して不満を抱くユーザーも少なくありません。高額な価格でWindows 10を販売しておきながら、後から広告まみれにするのはなぜなのでしょうか。

実は、Windows 10は以前から広告表示に積極的でした。初回起動時から広告を目にしたことがある人もいるかもしれません。スタートメニューにはアプリの広告が表示され、試用を促すためにプリインストールされたアプリさえ存在します。

Windows 10メールアプリに突如現れた広告――Microsoftの「実験」は言い訳なのか?

収益化という課題

Microsoftが現在直面している問題は、Windows 10購入後にユーザーへ継続的に支払わせる仕組みを作ることです。OS購入時の一時的な収入は確かに大きいですが、2年後、3年後、5年後、あるいは10年後はどうなるでしょうか。ユーザーが完全に満足して追加購入をしなければ、何年ものあいだMicrosoftに1円も支払わずにWindowsを使い続けることが可能です。

継続的な収益を生み出す方法はいくつもありますが、問題はそれを一般ユーザーに受け入れてもらうことです。2018年には、Windows 10が月額課金制になるのではないかと一瞬騒ぎになったこともありました。結局それは法人向けのデスクトップ管理プランでしたが、「Windows 10がサブスクリプション化するのでは」という不安は多くの人を怖がらせるには十分でした。

さらに、Microsoft自身が「Windows 10は最後のバージョンのOSになる可能性が高い」と公言しているため、新OSの登場は当面期待できません。新製品のリリースが見込めず、特定の戦略には反発が強い状況の中で、Microsoftは別の収益拡大策を模索せざるを得ません。

Windows 10メールアプリに突如現れた広告――Microsoftの「実験」は言い訳なのか?

有望な収益源のひとつがOffice 365です。サブスクリプション型のOfficeであり、Microsoftとしては文書作成やプレゼンテーションにはこちらを使ってほしいところです。しかし残念ながら、無料や低価格のオフィススイート(古いバージョンのOfficeを含む)が存在するため、Office 365は売り込みが難しい製品でもあります。前述の「実験」からは、広告を消すためにOffice 365へ登録させることで収益を上げようとした意図が読み取れます。

反発を招いた広告

今回のMicrosoftの「実験」は、単なるテストだと信じたくないWindows 10ユーザーの神経を逆なでした。Windows 10が世界中に普及し、OS自体の販売が伸び悩むにつれ、Microsoftが利益率改善のためにどんな手を使うのか、予想がつきません。

あなたは、メールアプリの広告が本当に公開される予定のなかった実験だったと思いますか?それとも、反発を受けた後のダメージコントロールなのでしょうか?今後、MicrosoftがWindows 10をさらに収益化しようとすると思いますか?もしするなら、どのような方法でしょうか?ぜひコメント欄で意見をお聞かせください。

画像クレジット: Menu Start w Windows 10


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