Windows 10
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マイクロソフトはWindows 11でWindows 10ユーザーを見捨てるのか?

Windows 11にはTPM 2.0など厳格なハードウェア要件が設けられているため、「マイクロソフトはユーザーの相当部分をWindows 10に取り残すのではないか」と懸念する声があります。実際、今なお数百万台のPCがWindows 7で稼働しているという事実は、この見方を裏付けるように思えるかもしれません。


しかし、過去にWindows 10への移行促進に苦戦したとはいえ、Windows 11の登場後もマイクロソフトが大多数のユーザーを見捨てることはありません。


ここでは、Windows 10に取り残されてWindows 11へ移行できなくなることを心配する必要がない理由を解説します。

マイクロソフトは2025年までWindows 10をサポートし続ける

Windows 11が発表されたとき、多くの人は「Windows 10の時代はもう終わりだ」と考えました。技術的には、Windows 11のリリース後、Windows 10は旧式化していきますが、すぐに使えなくなるわけではありません。

マイクロソフトには、新しいバージョンのリリース後も旧バージョンを何年もサポートし続けてきた実績があります。たとえばWindows 7のサポートは2020年1月に終了しましたが、これはWindows 10のリリースから約5年後のことでした。つまり、Windows 7ユーザーには新OSへ移行するための猶予が5年間与えられていたのです。

今回も同じことが行われます。Windows 10は2025年までパッチやセキュリティアップデートを受け取ることができます。それまでに、ほとんどのユーザーは手動でのアップグレードか、新しいPCの購入を通じて新OSへ移行しているでしょう。

Windows 11へのアップグレード手順はシンプル

マイクロソフトはWindows 11でWindows 10ユーザーを見捨てるのか?

マイクロソフトのWindows 11展開戦略の優れた点のひとつは、わかりやすいアップグレードパスです。ハードウェア要件を満たし、正規版のWindows 10を持っていれば、Windows 11を無料で入手できます。

この無料アップグレードの提供は、今後も長期間続く可能性が高いです。実際、Windows 7ユーザーは今でもWindows 10を無料で入手できるため、今後数年間はWindows 11への無料アップグレードも可能だと考えられます。

Windows 11のハードウェア要件は柔軟に変化する

これまでの歴史に照らせば、Windows 11のハードウェア要件は時間とともに変化していくと考えられます。正式リリース前であっても、マイクロソフトが古いシステムへの対応を進める中で、新しい要件を発表する可能性は十分にあります。

たとえば現在のWindows 11のCPU要件は「Intel第8世代以降」または「AMD Zen 2以降」とされていますが、将来的にはIntel第7世代やAMD Zen 1まで緩和されるかもしれません。さらに、TPM要件自体は回避する方法もあります。

Windows 365が企業のWindows 11移行を支援

マイクロソフトはWindows 11でWindows 10ユーザーを見捨てるのか?

企業はマイクロソフトにとって最大の顧客であり、収益の主要な源泉です。そのため、企業がWindows 11へのアップグレードをどう判断するかは、同社にとって非常に重要な問題となります。

とはいえ、大規模な企業が新しいOSへ移行するには、ITインフラ全体の大規模な更新が必要になります。このインフラ更新には、時間もコストも多大にかかるのです。

そのため、企業は新しいWindowsが登場してもすぐには移行せず、様子見をするのが常です。Windows 7、8、10の発売時にも、まったく同じことが起こりました。

幸い、マイクロソフトには、大規模なPC刷新に投資したくない企業や個人向けのソリューションが用意されています。それが「Windows 365」です。

Windows 365はサブスクリプション型のサービスで、クラウド上にカスタムのWindows 11 PCを構築できます。構築したPCはインターネット経由で利用でき、通常のWindows 11マシンと同じように動作します。つまり、ローカルPCのスペックに関係なく、どんな端末からでも自分のWindows 365 PCにアクセスできるのです。

言い換えれば、Windows 11へ移行したい企業は、物理的なマシンの買い替えを行わなくても、Windows 365を選択すればよいということです。

マイクロソフトはWindows 11でユーザーを見捨てない

従来のWindowsとは異なり、今回は少しでも多くのユーザーを次期OSへ移行させられるよう、さまざまな選択肢が用意されています。Windows 365のようなサービスのおかげで、ハードウェア要件は最小限で済むようになっています。だからこそ心配は無用です。時が来れば、誰でも無料で新しいWindowsへ移行できます。

実際、ユーザーはすぐに気づくはずです。Windows 10は決して見捨てられておらず、Windows 11は「塗り直したWindows 10」にすぎないことに。ただ、マイクロソフトは過去に証明してきたとおり、新しいWindowsをリリースするたびに車輪を再発明する必要はないのです。

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