Windows 11のパソコンが再起動画面で固まる?今すぐ試せる7つの対処法
Windows 11のパソコンが「再起動中」の画面から一向に進まない――そんな経験はありませんか?Microsoftは定期的にWindows 11の更新プログラムを配信しており、システムの安定性向上、バグ修正、パフォーマンス改善など多くのメリットがあります。しかし、更新プログラムをインストールした直後に、再起動画面で固まってしまうケースがあるのも事実です。実際に「30分以上待っても再起動画面のまま進まない」という報告も少なくありません。
主な原因としては、システムファイルの破損、互換性のないアプリや不具合のあるアプリ、ウイルスやマルウェアへの感染、外部機器のドライバーが古くなっていることなどが挙げられます。
Windows 11が再起動画面で固まる場合の対処法
最近のWindows更新プログラムのアンインストール、不具合のあるアプリケーションの削除、ドライバーの更新、SFCユーティリティを使ったシステムファイルの修復などが、再起動ループを解消するための効果的な方法です。
また、この問題はWindows更新プログラムの不完全なインストールや新しいハードウェアの接続後に発生する、一時的な起動不良であることもあります。その場合は、外付けデバイスを取り外す、強制シャットダウンや電源の入れ直し(パワーサイクル)を行うことで解決することもあります。
※ 起動画面で固まる、シャットダウンや再起動に異常に時間がかかる場合は、まずセーフモードでPCを起動し、以下の対処法を順番に試してください。
1. 破損したシステムファイルを修復する
システムファイルの破損や欠損は、再起動画面で固まる問題の最も一般的な原因の一つです。内蔵のシステムファイルチェッカー(SFC)とDISMコマンドを実行すれば、破損したシステムファイルをスキャンし、正しいファイルと自動的に置き換えてくれます。
- Windowsキー + Sを押して「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
- まず、Windowsイメージを修復するDISMコマンド(Deployment Image Servicing and Management)dism /online /cleanup-image /restorehealth を実行します。システムファイルに影響を与える可能性のあるWIMストアの問題をスキャン・修復します。
- 次に sfc /scannow を実行します。保護されたすべてのシステムファイルをスキャンし、破損したファイルを%WinDir%\System32\dllcacheにある圧縮フォルダ内のキャッシュコピーと置き換えます。
- スキャンが100%完了したらPCを再起動し、シャットダウンと再起動が正常に行えるか確認しましょう。
2. Windows 11を最新の状態に更新する
前述のとおり、最近のバグや一時的な不具合が再起動ループの原因となっている場合があります。こうした問題に対しては、Microsoftが後続の更新プログラムで修正パッチを配信しています。最新のWindows 11アップデートを確認・インストールしておきましょう。
- Windowsキー + Xを押し、メニューから「設定」を選択します。
- 「Windows Update」に移動し、「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。
- 新規または保留中の更新プログラムがあれば、ダウンロードとインストールを行います。
- 完了後、PCを再起動して変更を適用し、問題が解決したか確認します。
3. 高速スタートアップを無効にする
高速スタートアップ機能はWindowsの起動とシャットダウンを速くする便利な機能ですが、再起動画面で固まる原因になることもあります。Windows 11では既定で有効になっているため、一度無効化して改善するか確認してみましょう。
- Windowsキー + Rを押し、「powercfg.cpl」と入力してOKをクリックし、電源オプションを開きます。
- 左側のペインで「電源ボタンの動作を選択する」をクリックし、次に「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
- 「シャットダウン設定」セクションの「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外します。
- 最後に「変更の保存」をクリックして設定を適用します。
4. セキュアブートを有効にする
セキュアブートは、システム起動時にマルウェアが読み込まれるのを防ぐ重要な機能です。何らかの理由で無効になっていると、起動や再起動のトラブルが発生することがあります。まず、セキュアブートが有効かどうかを確認しましょう。
Windowsキー + Rを押し、「msinfo32」と入力してOKをクリックすると、システム情報ウィンドウが開きます。「システムの要約」の右側にある「セキュアブートの状態」を確認してください。
- 無効になっている場合は、Windows 11の設定を開きます。
- 「システム」→「回復」に移動し、「高度なスタートアップ」の横にある「今すぐ再起動」をクリックします。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」を選択します。
- 「UEFIファームウェアの設定」をクリックし、「再起動」ボタンを押します。
- PCがBIOSで起動するので、「Boot」タブに移動し、Secure Bootオプションで「Enable」を選択します。
- F10キーを押して変更を保存し、BIOSを終了します。通常どおりPCを起動して、問題が解決したか確認しましょう。
5. 最近のWindows 11更新プログラムをアンインストールする
最近のWindows更新プログラムのインストール後に問題が始まった場合や、数時間も再起動画面のまま固まっている場合は、その更新プログラムをアンインストールすると改善する可能性があります。
- Windowsキー + IでWindows 11の設定を開きます。
- 「Windows Update」→「更新の履歴」に移動し、ページ下部の「更新プログラムのアンインストール」を選択します。
- 最近の更新プログラムの横にある「アンインストール」をクリックし、確認画面でもう一度「アンインストール」を押して、画面の指示に従います。
- 完了後、PCを再起動します。更新プログラムのバグが原因だった場合、これで問題が解決するはずです。
6. サードパーティ製サービスを無効にする(クリーンブート)
サードパーティ製サービス同士の競合により、Windows 11のシャットダウンや再起動が妨げられることがあります。クリーンブートを実行して、原因を特定しましょう。
- Windowsキー + Rを押し、「msconfig」と入力してOKをクリックし、システム構成ユーティリティを開きます。
- 「サービス」タブに移動し、「すべてのMicrosoftサービスを隠す」にチェックを入れます。
次に「すべて無効」をクリックし、「適用」「OK」を押します。 - PCを再起動して、問題が解決したか確認します。
問題が解決した場合は、再度システム構成ユーティリティを開き、無効化したサービスを1つずつ有効にしながらPCを再起動して、原因となるサービスを特定します。
7. 重要なデバイスドライバーを更新する
ドライバーの更新は、Windows 11の動作をスムーズにし、エラーを減らすためのもう一つの効果的な方法です。特にディスプレイドライバーの更新は、シャットダウンや起動時の問題の解決に役立つことが多いのでおすすめです。
- Windowsキー + Rを押し、「devmgmt.msc」と入力してOKをクリックし、デバイスマネージャーを開きます。
- インストールされているデバイスドライバーの一覧が表示されるので、「ディスプレイアダプター」を見つけて展開します。
- ディスプレイアダプターを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 次の画面で「ドライバーを自動的に検索」をクリックし、画面の指示に従います。
同じ手順で他のドライバーも更新できます。
上記のいずれの方法でも解決しない場合は、マルウェアやウイルスに感染している可能性が考えられます。最新の定義ファイルに更新したウイルス対策ソフトで、システム全体のフルスキャンを実行することをおすすめします。
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