Windows 11でマイクが動作しない問題を解決する7つの方法
Windows 11にアップグレードした後、ノートパソコンのマイクが動作しなくなったことはありませんか?単純にWindows 11のシステム設定でマイクがミュートになっているだけで、解除すれば直るケースもあります。しかし、Windows 11でマイクが機能しない問題には別の原因が潜んでいることも少なくありません。例えば、マイクに必要なアクセス許可が付与されていない、マイクがシステム上で無効になっている、オーディオドライバーが古い、などが考えられます。
[プライバシーとセキュリティ]タブでアプリによるマイクへのアクセスを許可する、オーディオサービスを再起動する、トラブルシューティングツールを実行する、関連ドライバーを更新する——こうした方法で、Windows 11のマイク不具合は解消できます。
Windows 11でマイクが機能しないときの直し方
この問題はさまざまな原因で発生するため、複数の解決策を順番に試していくのがおすすめです。まずは基本的な確認から始めましょう。
- 外付けマイクを使用している場合は、PCに正しく接続されているか確認してください。一度抜いて差し直すのも有効です。別のPCに接続して動作するかテストしてみるのもよいでしょう。
- ヘッドセットのマイクを使っている場合は、ヘッドセット本体側でミュートになっていないか確認してください。
- PCを再起動しましょう。OSがリフレッシュされ、マイクの検出や録音を妨げている一時的な不具合が解消されることがあります。
デスクトップPCにマイクを接続している場合は、背面にある3つのオーディオ端子を確認してください。右側がライン入力、中央がヘッドホン・スピーカー用、そして左側がマイク用です。マイクのプラグが一番左の端子に差し込まれていることを確認しましょう。
マイクのプライバシー設定を確認する
前述のとおり、マイクを使おうとしているアプリにアクセス権限がない可能性があります。また、Windows 11の設定でマイクへのアクセスがブロックされている場合も、マイクが機能しない原因となります。ここでは、PCの設定からアプリによるマイクへのアクセスを許可する方法を紹介します。
- Windowsキー + X を押し、表示されたメニューから[設定]を選択します。
- [プライバシーとセキュリティ]に移動し、[マイク]を選択します。
- まず[マイクへのアクセス]のトグルがオンになっていることを確認します。
- 次に同じ画面で[アプリにマイクへのアクセスを許可する]のトグルをオンにします。
- [アプリにマイクへのアクセスを許可する]を展開し、目的のアプリにもマイクへのアクセスが許可されていることを確認します。

排他モードの設定を確認する
- さらに、Windowsキー + R を押して「mmsys.cpl」と入力し、OKをクリックしてサウンド設定を開きます。
- [録音]タブに移動し、使用中のマイクを右クリックして[プロパティ]を選択します。
- マイクのプロパティで[詳細]タブを開き、[排他モード]の2つのオプションのチェックを外します。[OK]をクリックして保存します。

Windowsオーディオサービスを再起動する
何らかの理由でオーディオサービスが停止している、または起動していない場合、無音状態となり、入力デバイスにも影響が及ぶことがあります。オーディオサービスの状態を確認して再起動してみましょう。
- Windowsキー + R を押し、「services.msc」と入力してOKをクリックし、Windowsサービスコンソールを開きます。
- 下にスクロールして「Windows Audio」サービスを見つけ、右クリックして[再起動]を選択します。

- 次に「Windows Audio Endpoint Builder」サービスを見つけ、右クリックして[再起動]を選択します。
- なお、サービスが起動していない場合は、右クリックして[開始]を選択してください。
完了したら、もう一度マイクを使ってみてください。Windowsオーディオサービスが原因だった場合、これで問題は解決するはずです。
Windowsトラブルシューティングツールを実行する
Windows 11には「オーディオの録音」トラブルシューターが組み込まれており、問題を自動的にスキャンし、オーディオ関連サービスの確認、オーディオドライバーの更新チェック、自動修復まで行ってくれます。ノートパソコンの音声・マイク不具合の解決に役立つので、実行してみましょう。
- Windowsキー + X を押して[設定]を選択します。
- [システム]に移動し、下にスクロールして[トラブルシューティング]をクリックします。
- [その他のトラブルシューティングツール]をクリックすると、利用可能なツールの一覧が表示されます。
- 下にスクロールして「オーディオの録音」を見つけ、横の[実行する]をクリックします。

- トラブルシューターがシステムをスキャンし、複数のデバイスがインストールされている場合は、診断対象のデバイスを選択するよう求められます。
- 問題のあるデバイスを選択して[次へ]をクリックします。トラブルシューターが自動的に問題を検出・修復します。
- 完了したらPCを再起動し、マイクが正常に動作するか確認してください。
サウンド設定でマイクを有効化する
デバイスが正しく接続され、正常に動作しており、サウンド設定上で有効になっていることも併せて確認しておきましょう。
- Windowsキー + R を押し、「mmsys.cpl」と入力してEnterキーを押し、サウンド設定を開きます。
- 画面上部の[録音]タブに移動します。既定のマイクのアイコンが表示されます。
- そのアイコンを右クリックし、[無効]になっていないことを確認します。
- ついでに、[無効]を選択してから再度[有効]に切り替えることで、マイクを手動でリセットすることもできます。
マイクドライバーを再インストールする
デバイスドライバーはハードウェアとソフトウェアをつなぐ仲介役です。オーディオドライバーやマイクドライバーに問題があると、このような不具合が発生することがあります。まずはマイクドライバーを更新して変化があるか確認し、改善しない場合はデバイスをアンインストールしてから再登録します。
マイクドライバーを更新する手順:
- Windowsキー + X を押して[デバイスマネージャー]を選択します。
- PCにインストールされているドライバーの一覧が表示されるので、「オーディオの入力および出力」セクションを見つけて展開します。
- 表示されているマイクドライバーを右クリックし、[ドライバーの更新]を選択します。

- [ドライバーを自動的に検索]をクリックし、画面の指示に従ってMicrosoftサーバーから最新ドライバーをダウンロードしてインストールします。
マイクドライバーを再インストールする
それでもマイクの使用に問題がある場合は、以下の手順でマイクドライバーを再インストールしてみてください。
- 再び[ファイル名を指定して実行]で「devmgmt.msc」コマンドを使ってデバイスマネージャーを開きます。
- [オーディオの入力および出力]セクションで対象のデバイスを右クリックし、[デバイスのアンインストール]を選択します。

- 確認を求められたら再度[アンインストール]をクリックし、PCを再起動します。

- 再びデバイスマネージャーを開き、上部の[ハードウェア変更のスキャン]アイコンをクリックします。
- システムがマイクを自動的に検出し、再インストールします。
それでも認識されない場合は、ドライバー自体に問題がある可能性があります。デバイスメーカーの公式サイトから最新のドライバーを入手してください。
SFCとDISMスキャンを実行する
システムファイルの破損や欠落も、Windows 11でマイクが機能しないなどさまざまな問題の原因になります。最後の手段として、Windowsイメージやディスクドライブのシステムエラーをチェック・修復できるSFCとDISMスキャンを実行しましょう。
Windowsキー + S を押して「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを右クリックして[管理者として実行]を選択します。次のコマンドを1つずつ実行してください。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
sfc /scannow
DISMコマンドの実行中にエラーが発生した場合は、代わりにローカルファイルを使ってWindowsイメージを修復する次のコマンドを実行できます。
DISM.exe /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:C:\RepairSource\Windows /LimitAccess
注: 現在のWindows環境に応じて、C:\RepairSource\Windowsのパスを変更する必要がある場合があります。
完了したら、念のためシステムを再起動してください。破損したシステムファイルがマイクの問題の原因だった場合、これで解決するはずです。
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