Windows 10のナイトライトが動かないときの対処法8選
電子機器から発せられるブルーライトに長時間さらされると、目の疲れや視力低下を招くだけでなく、睡眠の質にも悪影響を及ぼします。Windows 10には「ナイトライト」という機能が搭載されており、ディスプレイからのブルーライトを軽減することで、デジタルアイストレイン(眼精疲労)を防ぎ、睡眠の質の向上をサポートしてくれます。
しかし、便利な機能である一方、何らかの不具合で正常に動作しなくなることがあります。このページをご覧になっているということは、お使いのWindows 10 PCでナイトライトがうまく機能していないのかもしれません。以下に挙げる対処法を順番に試してみてください。
1. ナイトライトのスケジュール設定を確認する
ナイトライトを自動的に有効化するよう設定しているのに作動しない場合は、スケジュール設定と時刻指定を見直しましょう。設定 > システム > ディスプレイ を開き、「ナイトライト設定」をクリックします。
Windowsのプリセットである「日没から日の出まで」を選択した場合、毎日午後7時30分頃にナイトライトが点灯し、翌朝午前6時30分頃に消灯するように動作します。独自の時刻をカスタム設定する場合は、入力欄に正確な時刻が登録されているか必ず確認してください。
2. ナイトライトの強度を調整する
ナイトライトをオンにしても画面の色味がまったく変わらない、暖色系の表示にならない——そんな場合は、ナイトライトの強度が最小に設定されている可能性があります。設定 > システム > ディスプレイ > ナイトライト設定 を開き、「強度」のスライダーを右へ動かして、暖色の効果を強めてみてください。
3. 位置情報サービスを有効にする
ナイトライトは、最適に動作するために位置情報へのアクセスを必要とするWindows機能のひとつです。「日没から日の出まで」のスケジュールオプションがグレーアウトして選択できない場合、PCで位置情報アクセスが無効になっていることが原因として考えられます。
設定 > プライバシー > 位置情報 を開いて、デバイスの位置情報設定を確認しましょう。「変更」ボタンをクリックし、「このデバイスでの位置情報へのアクセス」をオンにします。
続けて「アプリによる位置情報へのアクセスを許可する」セクションまでスクロールし、このオプションもオンに切り替えてください。
その後、ナイトライトの設定画面に戻り、「日没から日の出まで」のスケジュールが利用できるようになったか確認しましょう。
4. 日付と時刻の設定を確認する
日付・時刻・タイムゾーンの設定が不正確だと、PCではさまざまな問題が発生します。ブラウザで特定のWebページが読み込めなくなったり、Microsoft Storeからアプリをダウンロードできなくなったりすることもあります。ナイトライトをはじめとする他のWindowsアプリや機能も、日付と時刻の設定が誤っていると正常に動作しないことがあります。
こうしたトラブルを防ぐには、設定 > 時刻と言語 > 日付と時刻 を開き、「時刻を自動的に設定する」と「タイムゾーンを自動的に設定する」の2つのオプションをオンにします。
さらに「時計を同期する」セクションにある「今すぐ同期」ボタンをクリックしてください。これにより、コンピュータがWindowsタイムサーバーから正確な日付・時刻情報を取得できるようになります。
5. パソコンを再起動する
問題の原因がOSの一時的な不具合であれば、PCを再起動するだけでナイトライトが正常に戻るケースもあります。再起動の前に、まずアカウントからサインアウトして再度サインインしてみましょう。Windowsキーを押し、プロフィールアイコンをクリックして「サインアウト」を選択します。サインインし直してもナイトライトが機能しない場合は、パソコンを再起動してください。
6. グラフィックドライバーを更新または再インストールする
グラフィック(ディスプレイ)ドライバーが古かったり、破損していたり、バグを抱えていたりすると、ナイトライトの利用に支障が出ることがあります。上記の対処法を試しても問題が解決しない場合は、ドライバーの更新または再インストールを行いましょう。
注意: Windows 10のナイトライトは、DisplayLink製グラフィックドライバーやMicrosoft基本ディスプレイドライバーを使用しているデバイスでは動作しません。該当するドライバーをお使いの場合は、PCメーカーの公式サイトから別のグラフィックドライバーをダウンロードしてください。
スタートメニューのアイコンを右クリックするか(Windowsキー + X)、クイックアクセスメニューから「デバイスマネージャー」を選択します。
「ディスプレイアダプター」の項目を展開し、グラフィックドライバーを右クリックして「ドライバーの更新」を選びます。
「ドライバーを自動的に検索」をクリックしてください。
Windowsがコンピュータとインターネット上をスキャンし、グラフィックドライバーの更新版を探します。更新版が見つからない場合は、デバイスマネージャーに戻ってグラフィックドライバーをアンインストールしましょう。
心配無用です。ドライバーを削除してもPCが壊れることはありません。再起動時に、Windowsが自動的にクリーンでエラーのないドライバーを再インストールしてくれます。
ドライバーを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。
「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」のチェックは入れずに、「アンインストール」をクリックしてください。
再起動を求められたら、画面の指示に従ってPCを再起動します。「はい」をクリックする前に、保存していないデータを失わないよう、開いているすべてのプログラムを閉じておきましょう。
7. ナイトライトの設定をリセットする(レジストリ編集)
アクションセンターやWindowsの設定画面でナイトライトのオプションがグレーアウトしている、あらゆる対処法を試しても改善しない——そんな場合は、Windowsレジストリにアクセスしてナイトライト機能をリセットしてみましょう。
注意: Windowsレジストリは、重要なファイルや設定を格納するデータベースです。レジストリファイルを誤って操作すると、Windows OSが破損し、コンピュータが正常に動作しなくなる恐れがあります。レジストリを編集する前に、必ずバックアップを作成してください。レジストリのバックアップと復元方法については、専用ガイドを参照することをおすすめします。
Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を起動し、ダイアログボックスにregeditと入力して「OK」をクリックします。
次のパスをレジストリエディターのアドレスバーに貼り付け、Enterキーを押します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\CloudStore\Store\DefaultAccount\Cloud
左側のサイドバーで、以下の2つのサブフォルダーを見つけて削除します:$$windows.data.bluelightreduction.bluelightreductionstate と $$windows.data.bluelightreduction.settings。
フォルダーを右クリックして「削除」を選択するだけです。
レジストリエディターを閉じ、パソコンを再起動してください。
8. Windowsを最新版に更新する
実は、Windows 10のバージョン1903には、ナイトライトの不具合を引き起こす既知のバグが存在します。Windowsの検索バーにwinverと入力してEnterキーを押すと、お使いのデバイスにインストールされているWindowsのバージョンを確認できます。
バージョン1903(またはそれ以前)を使用している場合は、設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update からPCを更新しましょう。
バージョン1903以外を使用している場合でも、設定画面で提供されている公式アップデートはすべてインストールしておくことをおすすめします。常にPCを最新の状態に保つことで、パフォーマンスの向上や隠れた問題の修正につながります。
大切な目を守りましょう
ナイトライトがオフにならない、オンにしても画面が暖色に変わらない、設定していないのに勝手に点灯する——こうした症状にお悩みなら、本記事で紹介したトラブルシューティング手法を試すことで、機能を正常な状態に戻せるはずです。快適なPCライフのためにも、ぜひ参考にしてください。
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