Windows 11でWi-Fi・インターネット接続の問題を解決する方法【徹底解説】
Windows 11 22H2アップデート後にWi-Fiが頻繁に切れる、またはインターネットに接続できなくなったことはありませんか?実は同じ悩みを抱えるユーザーは少なくありません。スリープ復帰後にWi-Fiが使えなくなったり、通信速度が極端に遅くなったりする報告が多数寄せられています。
Wi-Fiやインターネット接続の不具合には、さまざまな原因が考えられます。主なものとしては、Wi-Fiドライバーの問題、システムファイルの破損、誤ったネットワーク設定、サードパーティ製ウイルス対策ソフトやファイアウォールの干渉などが挙げられます。原因が何であれ、この記事では「通信速度の低下」「制限付きアクセス」「ネットワークを識別できません」「インターネットアクセスなし」といった問題の解決方法を順番に解説していきます。
まずは問題の切り分けから始めよう
対処を始める前に、問題がPC側にあるのか、それともルーター側にあるのかを確認しましょう。同じWi-Fiネットワークに、スマートフォンや別のノートPCなど他のデバイスから接続してみてください。他のデバイスでは正常にインターネットへ接続できるなら、問題はあなたのPC側にあると特定できます。その場合は、以下の解決策を順に試してみてください。
- PCやノートパソコンをルーターの近くに移動し、接続が安定するか確認する。
- 本体に物理的なWi-Fiスイッチが付いているノートPCの場合、スイッチがオンになっているか確認する。
- サードパーティ製ウイルス対策ソフトを一時的にアンインストールし、VPNを設定している場合は切断してから、Wi-Fiやインターネットの状態を確認する。
ルーターとPCを再起動する
接続できない場合は、まずルーターの再起動を試しましょう。モデムやルーターの再起動は、Wi-Fi接続に関する多くの問題を解消することで知られています。あわせてPC本体も再起動すれば、接続を妨げている一時的な不具合を解消できる可能性があります。
ルーターを再起動する手順:
- Wi-Fiルーターの電源ケーブルをコンセントから抜く。
- モデムの電源ケーブルもコンセントから抜く。
- 少なくとも10秒ほど待つ。
- モデムの電源を入れ直す。ランプが点滅するので、点滅が収まるまで待つ。
- ルーターの電源を入れ直し、モデムとルーターが完全に起動するまで数分待つ。準備ができたかどうかは、機器のステータスランプで確認できることが多い。
- PCから再度接続を試みる。
インターネット接続のトラブルシューティングツールを実行する
Windows 11にはインターネット接続専用のトラブルシューティングツールが標準搭載されており、実行するだけで接続問題を自動的に検出・修復してくれます。まずはこのツールに任せて、Windows自身に問題を解決させてみましょう。
- Windowsキー + I を押して「設定」アプリを開く。
- 「システム」→「トラブルシューティング」の順に進む。
- 「その他のトラブルシューティングツール」をクリックし、「インターネット接続」を見つけて「実行」をクリックする。

- トラブルシューティングツールが、Wi-Fi速度低下や頻繁な切断の原因を自動検出して修復するのを待つ。
- 診断が完了したらすべてのウィンドウを閉じ、PCを再起動する。
- 再起動後、Wi-Fiとインターネットが安定しているか確認する。
Wi-Fiドライバーを再インストールする
PCのWi-Fiドライバーがネットワーク設定に悪影響を与えているケースもあります。また、現在のドライバーが破損していたり、古かったり、最新のWindows 11バージョンと互換性がなかったりする可能性もあります。ここでは、デバイスマネージャーからネットワークアダプターのドライバーを再インストールする方法を紹介します。多くのユーザーの問題を解決した、最も効果的な対処法のひとつです。
- Windowsキー + R を押し、「devmgmt.msc」と入力してOKをクリックし、デバイスマネージャーを開く。
- 「ネットワークアダプター」を展開し、ワイヤレスドライバーを見つける。
- 右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択する。
- 確認画面が表示されたら「アンインストール」をクリックし、PCを再起動する。
- 次回起動時に、PCが標準のWi-Fiドライバーを自動的にインストールします。
- Wi-Fiネットワークに再度接続し、インターネットの状態と接続の安定性を確認する。
※注意:標準のWi-Fiドライバーが自動インストールされない場合は、PCメーカーの公式サイトから最新版のWi-Fiドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
電源管理設定を見直す
Windows 11でWi-Fiが頻繁に切断されたり、速度が遅くなったりする場合は、ネットワークアダプターの電源管理設定を変更すると改善することがあります。
- デバイスマネージャーを開き、「ネットワークアダプター」へ移動する。
- メニューを展開し、Wi-Fiドライバーをダブルクリックする。
- プロパティ画面で「電源の管理」タブを選択する。
- 「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外す。
- この設定後、Wi-Fiの頻繁な切断が解消されるはずです。

TCP/IPスタックをリセットしてDNSキャッシュをクリアする
Wi-Fiには接続できるのにインターネットにアクセスできない、「制限付きアクセス」や「ネットワークを識別できません」と表示される場合は、IPまたはDNS(Domain Name System)設定に問題がある可能性があります。TCP/IPスタックのリセットとDNSキャッシュのクリアを行うことで、Windows 11のインターネット接続問題を修復できることがあります。
Windows 11でTCP/IPスタックをリセットする方法:
コマンドプロンプトを管理者として開き、以下のコマンドを1行ずつ入力して、それぞれEnterキーで実行してください。
netsh winsock reset
netsh int ip reset
ipconfig /release
ipconfig /renew
ipconfig /flushdns
上記のコマンドを実行したら、パソコンを再起動し、インターネット接続が復旧したかどうかを確認してください。
ネットワーク設定をリセットする
ネットワーク設定の誤りが原因でWindows 11でインターネットに接続できない場合、ネットワーク設定のリセットも非常に効果的な解決策です。
- Windowsキー + I で「設定」を開く。
- 「ネットワークとインターネット」に移動し、右側の「詳細ネットワーク設定」を選択する。
- 「詳細ネットワーク設定」内の「その他の設定」にある「ネットワークリセット」を選択する。

- 「ネットワークリセット」の横にある「今すぐリセット」をクリックする。

- 確認画面が表示されたら「今すぐリセット」をクリックし、PCを再起動する。
- これによりネットワーク構成が初期状態に戻り、Wi-Fiドライバーのエラーも自動的にチェック・修復されます。
- 再起動後、Wi-Fiとインターネット接続が安定しているか確認しましょう。
Wi-Fiネットワークに再接続する
Wi-Fiネットワークを一度「削除」してから再接続するだけで、問題が解決したという報告も多くあります。Windows 10での定番の対処法ですが、Windows 11でも試す価値は十分にあります。
- タスクバーのWi-Fiアイコンをクリックする。
- Wi-Fiメニューを展開し、Wi-Fi名を右クリックする。
- 「削除(フォーゲット)」を選択する。
- 同じWi-Fiネットワークに、パスワードを入力して再接続する。
「範囲内に入ったら自動的に接続」を有効にする
- Windowsキー + I で「設定」アプリを開く。
- 「ネットワークとインターネット」メニューに移動する。
- 「Wi-Fi」→ 接続中の「Wi-Fiのプロパティ」を選択する。
- 「範囲内に入ったときに自動的に接続」のオプションを有効にする。
従量制課金接続を無効にする
Wi-Fi接続が「従量制課金接続」として設定されていると、データ使用量を抑えるためにインターネット速度が意図的に制限されることがあります。
- Windowsキー + I で「設定」を開く。
- 「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」の順に進む。
- 接続したいWi-Fiネットワークを選択する。
- 「従量制課金接続」のトグルをオフにする(有効になっている場合)。

Google Public DNSに変更する
それでも「インターネットアクセスなし」や「ネットワークを識別できません」が表示される場合は、DNSサーバーをGoogle Public DNSに変更してみてください。Windows 11のインターネット接続問題を解決できる可能性があります。
- Windowsキー + R を押し、「ncpa.cpl」と入力してOKをクリックし、ネットワーク接続ウィンドウを開く。
- 使用中のWi-Fiアダプターを右クリックし、「プロパティ」を選択する。
- 「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)」をダブルクリックしてプロパティを開く。
- 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択し、優先DNSサーバーに「8.8.8.8」、代替DNSサーバーに「8.8.4.4」を入力する。
- 「OK」→「適用」→「OK」の順にクリックして設定を保存し、インターネットの状態を確認する。

以上の解決策で、Windows 11のWi-Fiおよびインターネット接続の問題は解決しましたか?ぜひコメント欄でお知らせください。
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