Windows 11 Insider Previewビルド22538公開 ― 音声アクセスでタッチキーボードの操作が可能に
マイクロソフトは、DevチャネルのInsiderテスター向けに、Windows 11 Insider Previewの新ビルド「22538」をリリースしました。このビルドでは、ビルド22518で初めて導入された「音声アクセス(Voice Access)」機能が強化され、音声コマンドを使ってWindows 11のタッチキーボード上のキーを直接クリックできるようになっています。
音声コマンドでタッチキーボードを操作
音声アクセスは、手を使わずにPCを操作するためのアクセシビリティ機能です。今回のアップデートにより、ユーザーは「タッチキーボードを開く」といった音声指示に加えて、表示されたキーボード上の特定のキーを音声だけで押せるようになりました。物理キーボードを持たないタブレット環境や、キーボード操作が難しいユーザーにとって、利便性が大きく向上する変更です。
フォーカス枠にもアクセントカラーを適用
このビルドのもうひとつの注目ポイントは、Alt + Tab、タスクビュー、スナップアシストにおいて、現在選択されている項目を示すフォーカス枠(フォーカス矩形)が、PCに設定されたアクセントカラーで表示されるようになったことです。
アクセントカラーはこれまで、スタートメニューやタスクバー、ウィンドウのタイトルバー、枠線などで確認できました。今回の変更により、システム全体でデザインの統一感がさらに高まり、選択中の項目がより直感的に把握しやすくなっています。
その他の変更と改善点
ビルド22538には、このほかにも複数の修正と改善が含まれています。代表的なものとして、音量の上げ下げを行うハードウェアボタンを押した際にエクスプローラーがクラッシュする不具合の修正が挙げられます。新機能、修正されたバグ、既知の問題の詳細な一覧については、マイクロソフトの公式ブログ(Windows Insider Blog)で公開されているリリースノートをご確認ください。
新年3つ目のビルド、定例リリースのペースも復活
ビルド22538は、新年に入ってからDevチャネルに配信された3つ目のビルドであり、開発チームが水曜日に新ビルドをリリースする従来のペースに戻ったようです。
先週配信されたビルド22533では、Windows 8時代から長らく使われてきた旧デザインに代わる、刷新された音量ポップアップメニューが導入され話題となりました。マイクロソフトは少しずつ、しかし確実にWindows 11のデザインの一貫性を高めており、今回のアクセントカラー関連の変更も、その方向性における小さな前進だといえるでしょう。
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