マイクロソフトが早急に修正すべきWindows 11の重大な問題5選
Windows 11は、前身であるWindows 10から数多くの新機能と改善をもたらしています。刷新されたUIからAndroidアプリのサポートまで、新OSへ移行すべき理由はたくさんあります。しかし、移行を検討する前に、把握しておくべきいくつかの問題点も存在します。
ここでは、現在Windows 11を悩ませている最も顕著な問題を詳しく見ていきましょう。
1. Windows 11のUIの一貫性のなさ
Windows 8以降、マイクロソフトはレガシーなUI要素を廃止し、モダンなデザインへ移行しようとしてきました。しかし、大手企業のリソースを投入しても、レガシーUIは今日まで残り続けています。
Windows 10では多くの要素がモダン化され、Windows 11ではさらに一歩進んだ改善が図られました。その結果、Windows 11はWindows 10よりもはるかにクリーンで洗練された外観になっています。とはいえ、まだやるべきことは山積みです。
UIの一貫性の欠如は、Windows 11における巨大な問題です。一方には洗練された「設定」アプリがあり、他方には古臭い「コントロールパネル」が併存しています。また、ダイアログボックスのアイコンにはWindows VistaのAeroデザインの名残が見られ、さらにはWindows XPの面影さえUIの随所に残っています。
長年にわたり一体感のない継ぎ接ぎだらけのUIが続いてきたことを考えると、マイクロソフトにはWindows 11のUIを真に統一することが強く求められています。
2. タスクバーの機能制限
Windows 11のタスクバーは、賛否両論を呼んでいます。ある人にとっては待ち望んでいた刷新であり、別の人にとっては核心的な機能が欠けた代物です。最新のタスクバーがモダンに見えることは否定できませんが、多くの基本機能が失われているのは事実です。
まず、タスクバーのサイズ変更や移動ができません。Windows 10では、タスクバーを画面の上下左右の好きな位置に移動でき、高さを調整することも可能でした。しかしWindows 11では、これらの操作が一切できません。基本機能が削除されているのは非常に不可解です。
次に、タスクバーアイコンを小さく表示するオプションもありません。これもWindows 10にはあった機能ですが、マイクロソフトが削除した理由は明かされていません。
複数モニターでの時刻と日付の表示についても同じです。Windows 10ではセカンドモニターにも時刻と日付を表示できましたが、この機能も理由なく削除されました。
さらに、タスクバーを右クリックしたときに表示されるコンテキストメニューも大幅に簡素化されました。Windows 10ではボタンの表示/非表示など豊富なカスタマイズ項目がありましたが、Windows 11では「タスクバーの設定」という1項目だけになっています。
要するに、マイクロソフトはタスクバーを改良し、少なくともWindows 10と同等以上の機能を持たせる必要があります。現状のWindows 11のタスクバーは、性急で未完成な印象を否めません。
3. スタートメニューの制限
マイクロソフトはWindows 11でスタートメニューを大幅に刷新しました。中央に配置され、ライブタイルは廃止され、Windows 10でおなじみだった全アプリの長いリストもなくなりました。アプリをピン留めしたり、おすすめのアプリやよく使うアプリを表示できるようになっています。
しかし、新しいスタートメニューには多くの問題があります。例えば、おすすめのアプリを非表示にすると、スタートメニューの下部に大きな空白スペースが残ってしまいます。これは明らかに設計上の欠陥です。
ライブタイルを代替手段なしに削除したことも、物議を醸す決定でした。確かにライブタイルを好まないユーザーもいましたが、適切に活用すれば天気やニュースなどの有用な情報をひと目で確認できました。新しいスタートメニューでは、この利便性が完全に失われています。
さらに、Windows 10のようにアプリをフォルダ以外の形でグループ化する機能もなく、できるのはアプリのピン留めのみです。
つまり、マイクロソフトはユーザーに選択肢を与えないまま、スタートメニューから多くの機能を変更・削除しました。Windows 11を史上最高のWindows体験にしたいのであれば、スタートメニューを自由にカスタマイズできる環境を整えるべきです。
4. ブロートウェアの問題
Windowsについて語るとき、必ずと言っていいほど話題に上るのがプリインストールされたブロートウェア(不要ソフト)です。Windows 10は誰も遊ばないゲームや誰も使わないプログラムまみれでしたが、残念ながらこの状況はWindows 11でも変わっていません。
マイクロソフトは、ユーザーが望まないアプリのバンドルをやめるか、あるいはWindows 11からブロートウェアをまとめて簡単に削除できる公式ツールを提供する必要があります。そうすることでOSが軽量化されてパフォーマンスが向上するだけでなく、ユーザーエクスペリエンス全体の改善にもつながるでしょう。
5. 数々のバグと不具合
私たちに言わせれば、大きなバグや不具合のない状態でリリースされたOSは、Windows 7が最後でした。Windows Vista、8、10はすべてバグまみれで、残念ながらWindows 11もまた、波乱含みのスタートとなっています。
例えば、Windows 10を長期間悩ませてきたプリンター関連の不具合の一部は、Windows 11にもそのまま引き継がれています。
特に深刻なのが「PrintNightmare」脆弱性です。この問題はWindows 10でも発生しており、マイクロソフトは複数回の更新プログラム配信後に修正済みと主張していました。しかし報告によると、実際には問題は解決しておらず、PrintNightmareは今も猛威を振るっています。
Windows関連のサブレディットを覗けば、Windows 11のバグに不満を漏らすユーザーの声に頻繁に出会うでしょう。ユーザーを新OSへ移行させたいのであれば、マイクロソフトは主要なバグを解消し、少なくとも従来から指摘されてきた問題を早急に修正しなければなりません。
波乱含みのスタートを切ったWindows 11、しかし潜在能力は大きい
マイクロソフトはWindows 11を性急にリリースした感が否めません。多くの機能が未完成だったり、そもそも存在しなかったりし、ブロートウェアやバグの問題も抱えています。
つまり、マイクロソフトにはやるべきことが山ほどあります。しかし、これらの課題を脇に置いて見れば、Windows 11には十分な可能性が秘められていることも事実です。同社がアップデートを重ねてその潜在能力を実現することを期待しましょう。
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