Windows 11でレジストリエディタを開く8つの方法
Windowsのレジストリは、OS本体とPCにインストールされたすべてのソフトウェアの設定情報を格納する巨大なデータベースです。このデータベースは、Windowsに標準搭載されている「レジストリエディタ」というツールで編集でき、レジストリ内を移動しながら各キーを自由に操作できます。
レジストリエディタを活用すれば、Windows 11を多彩な方法でカスタマイズ可能です。むやみにレジストリを変更するのはおすすめできませんが、正しい知識があれば、非常に興味深い調整も実現できます。この記事では、Windows 11でレジストリエディタを開く8つの方法をわかりやすく解説します。
1. 検索ボックスから開く
Windows 11の検索ボックスは、アプリランチャーとしても優れた機能です。このユーティリティを使えば、Windowsの内蔵ツールやPCにインストールしたサードパーティ製ソフトのほとんどを検索して起動できます。検索機能でレジストリエディタを開く手順は、以下の3ステップです。
- タスクバーの虫眼鏡アイコンをクリックして検索ツールを起動します。
- 検索ボックスに「レジストリエディタ」と入力します。
- 検索結果に表示されたレジストリエディタの「管理者として実行」をクリックします。

2. 「ファイル名を指定して実行」から開く
「ファイル名を指定して実行」は、コマンドを入力してWindowsアプリを直接起動できる便利なアクセサリです。レジストリエディタを素早く開きたいときに最適な方法の一つと言えます。手順は以下の通りです。
- 「Win + R」キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「名前」ボックスに「regedit」と入力します。

- 「OK」ボタンをクリックします。Enterキーを押しても同じです。
- なお、コマンド入力後に「Ctrl + Shift + Enter」を押すと、管理者権限でレジストリエディタなどのアプリを起動できます。
関連記事:Windowsで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開く方法
3. コントロールパネルから開く
Windows 11のコントロールパネルには「Windows ツール」というアプレットが含まれており、その中に多数のシステムツールがまとめられています。レジストリエディタもその一つです。Windowsツールからレジストリエディタを開く手順は以下の通りです。
- 「Win + S」キーを同時に押します。
- 検索ボックスに「コントロールパネル」と入力します。
- コントロールパネルをクリックして開きます。
- 「表示方法」メニューで「カテゴリ」を選択します。

- 「システムとセキュリティ」カテゴリをクリックします。
- 「Windows ツール」を選択して開きます。

- Windowsツール内の「レジストリエディタ」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
4. タスクマネージャーから開く
タスクマネージャーには「新しいタスクの実行」というオプションがあり、これを使ってさまざまなツールを起動できます。このオプションを選ぶと、「ファイル名を指定して実行」に似た「新しいタスクの作成」ウィンドウが表示されます。手順は以下の通りです。
- 「Ctrl + Alt + Delete」ホットキーを押します。
- 「タスクマネージャー」を選択します。
- タスクマネージャーで「ファイル > 新しいタスクの実行」をクリックします。

- 「新しいタスクの作成」の「名前」ボックスに「regedit」と入力します。
- 「管理者権限でこのタスクを作成する」チェックボックスにチェックを入れます。

- 「OK」をクリックしてレジストリエディタを起動します。
5. Windowsターミナルから開く
「regedit」コマンドは、コマンドプロンプトやPowerShellでも利用できます。Windowsターミナルなら両方のシェルを切り替えて使えるため、レジストリエディタを起動するもう一つの有効な手段になります。
- 「Win + X」を押してパワーユーザーメニューを表示します。
- メニューから「Windows ターミナル (管理者)」を選択します。

- 「新しいタブを開く」ボタンの▼をクリックし、Windows PowerShellまたはコマンドプロンプトを選びます。

- コマンドプロンプトまたはPowerShellに「regedit」と入力し、Enterキーを押します。

関連記事:Windows 11でWindowsターミナルを開く方法
6. デスクトップの右クリックメニューから開く
デスクトップの右クリックコンテキストメニューに、レジストリエディタのショートカットを追加することもできます。設定しておけば、デスクトップの空きスペースを右クリックしてメニューから選ぶだけで起動可能です。ただしそのためには、レジストリエディタ自体でレジストリを編集する必要があります。手順は以下の通りです。
- 本記事で紹介したいずれかの方法でレジストリエディタを開きます。
- 「コンピューター > HKEY_CLASSES_ROOT > Directory > Background > shell」のキーパスへ移動します。
- shellキーを右クリックして「新規」を選択します。
- 「キー」をクリックします。

- 新しいキーの名前に「Registry Editor」と入力します。
- 「Registry Editor」キーを右クリックし、「新規 > キー」を選択します。
- キー名に「command」と入力します。
- 新しく作成した「command」キーを選択します。
- レジストリエディタ右側のペインにあるcommandキーの「(既定)」文字列をダブルクリックします。
- 値のデータボックスに「"C:\Windows\regedit.exe"」と入力します。

- 「OK」をクリックして新しい値を適用します。
設定後は、デスクトップを右クリックして「その他のオプションを表示」を選ぶと、従来型のコンテキストメニューから「Registry Editor」を選んでいつでも起動できるようになります。このメニューショートカットを削除したい場合は、「Registry Editor」キーを右クリックして「削除」を選択してください。
関連記事:Windows 11のデスクトップコンテキストメニューにソフトのショートカットを追加する方法
7. デスクトップショートカットから開く
レジストリエディタ用のデスクトップショートカットを作成するのも、アプリへのアクセス性を高める有効な方法です。「ショートカットの作成」機能を使えば、1分ほどで簡単に追加できます。以下の手順に従ってください。
- デスクトップの空きスペースを右クリックし、「新規作成 > ショートカット」を選択します。

- 項目の場所の入力ボックスに「regedit」と入力します。

- 「次へ」をクリックし、名前ボックスに「Registry Editor」と入力します。
- 「完了」を選択してデスクトップにショートカットを追加します。
- 以降は、ショートカットをダブルクリックするだけでレジストリエディタを開けます。管理者権限で起動したい場合は、ショートカットを右クリックして「管理者として実行」を選びましょう。
デスクトップにアイコンを追加したら、そのショートカットをタスクバーやスタートメニューにも登録できます。アイコンを右クリックして「その他のオプションを表示」を選択すると、従来型のコンテキストメニューに「スタートにピン留めする」「タスクバーにピン留めする」という項目が表示されるので、好みの方を選びましょう。
8. ホットキーで開く
ホットキーは、あらゆるショートカットの中でも特に便利な方法です。レジストリエディタのデスクトップショートカットを作成しておけば、そこにキーボードショートカットを割り当てられます。設定後は「Ctrl + Alt」の組み合わせだけでレジストリエディタを呼び出せるようになります。
- まず、方法7の手順に従って、レジストリエディタのショートカットをデスクトップに作成します。
- デスクトップ上のレジストリエディタアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「ショートカットキー」ボックス内をクリックしてカーソルを置きます。
- 「R」キーを押します。

- 「適用」をクリックし、「OK」でキーボードショートカットを保存します。
これで「Ctrl + Alt + R」を押すだけでレジストリエディタが起動します。このホットキーは、割り当て先のデスクトップショートカットを削除しない限り、常に機能します。
まとめ:レジストリエディタでWindows 11をカスタマイズしよう
以上のように、Windows 11でレジストリエディタを開く方法は数多くあります。「ファイル名を指定して実行」、コントロールパネル、検索ツール、Windowsターミナル、タスクマネージャーなどから直接開けるほか、コンテキストメニュー、デスクトップショートカット、ホットキーを設定して素早く起動することも可能です。
レジストリエディタを開いたら、新しいキーの追加や既存キーの編集によって、Windows 11を思い通りの仕様に調整できます。ただし、レジストリの編集は必ず慎重に行ってください。変更前にバックアップを作成し、信頼できるガイドで紹介されている安全なカスタマイズのみを適用するのが賢明です。
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