Macのストレージ容量を素早く解放する実践テクニック7選
120GBのハードディスクを搭載したMacBook Airを使っていますが、常にストレージの空き容量に悩まされています。空き容量を確認するたび、15〜20GB前後を行き来している状態です。
それだけあれば十分に思えるかもしれませんが、10GBを下回ると、起動時にエラーメッセージが頻発するようになってしまうのです。
2012年に初めてMacBookを購入して以来、コンピュータをできるだけクリーンな状態に保つため、さまざまな方法を試してきました。ここでは、実際に効果があった定番のテクニックを紹介します。当たり前のものもあれば、意外と知られていないものもあります。
最大のファイルを見つける
まず最初に行うべきは、容量を食っている「犯人」を特定することです。
自明なケースもあります。たとえばiMovieを使っているなら、編集中の動画ファイルが膨大な容量を占有しています。iTunesで音楽をダウンロードしていれば、m4aファイルがかなりの容量を占めるでしょう。写真アプリを使っているなら、フォトライブラリも大容量になりがちです。
iMovieのライブラリは「ムービー」フォルダ内にあり、私の場合は現在12GBあります(ファイルを右クリックして「情報を見る」を選択するとサイズを確認できます)。音楽や映画を含むiTunesメディアは「ミュージック」フォルダにあり(こちらも15GB)、写真のデータベースは当然ながら「ピクチャ」フォルダに格納されています。
iMovieやiTunesのような大容量データに対する最善の解決策は、フォルダごと大容量USBメモリや外付けポータブルドライブに移動し、アプリ側で新しい保存先を指定することです。
サイズ順にファイルを並べ替える
次に、ハードディスク上のすべてのファイルをサイズ順に並べ替えましょう。手順は以下の通りです。Finderを開き、上部メニューの移動から最近使った項目を選択します。「最近使った項目」が表示されない場合は、すべてのファイルをクリックしてください。
これですべてのファイルが一覧にまとめられます。「すべてのファイル」をクリックした場合は、横線3本のアイコンをクリックしてリスト表示に切り替えます。
ヘッダーのサイズをクリックすると、一番大きいファイルが上位に表示されます。なお、このリストにはアプリやシステムファイルは含まれません。「サイズ」が表示されない場合は、列見出し(種類、名前など)のどこかを右クリックし、サイズを選択すれば追加できます。
ファイルを右クリックすればそのまま削除できますし、まずどのフォルダにあるのか確認したい場合は、右クリックして所属フォルダ内に表示を選びましょう。
こうした大容量ファイルの整理を自動で行ってくれるアプリもあります。無料のOmniDiskSweeperなどがその例ですが、実際に試してみたところ、上記の手順と大差ないという結論に至りました。
不要なファイルを削除するか、外部に退避させる
次のステップは、思い切った削除作業です。
ファイルがたまりやすい場所に絞って片付けましょう。多くの場合、それは「ダウンロード」フォルダ、デスクトップ、そしてゴミ箱です。不要なものはすべて削除し、ゴミ箱を空にします。この時点で、すでにかなりの空き容量が確保できているはずです。
続いて、残しておきたいファイルを1つのフォルダにまとめます。そのうえで、128GB程度の大容量USBメモリやポータブルHDDを用意し、すべてのデータをパソコンの外へ移しましょう。
クラウドストレージの「選択的同期」を活用する
USBメモリや外付けドライブを使いたくない場合や、それでもMacへのファイル復元を手軽に行いたい場合は、クラウドストレージが有力な選択肢となります。ただし、Mac本体の容量を節約するには、「選択的同期(Selective Sync)」という機能を使う必要があります。
選択的同期は、私が利用しているSync.comをはじめ、主要なクラウドストレージサービスのほぼすべてが提供しています。仕組みとしては、すべてのファイルをクラウド上にアップロードしつつ、デスクトップアプリの設定で、どのフォルダをパソコンに同期するかを選べるというものです。
たとえばSync.comのデスクトップアプリの環境設定では、パソコンから除外したいフォルダのチェックを外せば、オンラインアカウントには保持したままローカルからは消すことができます。DropboxやGoogle Driveにも同様のオプションが設定画面に用意されています。
不要なアプリは「正しく」アンインストールする
Macでのアプリのアンインストールは、Windowsよりずっと簡単です。アプリをゴミ箱にドラッグして削除するだけで完了します。
ところが問題なのは、Windowsと同じように、これだけでは完全にアンインストールされない点です。一時ファイルがあちこちに残り、時間とともにゴミが蓄積して、貴重なディスク容量を圧迫していきます。
そこで活躍するのが、無料アプリのAppCleanerです。
AppCleanerにアプリのファイルをドラッグ&ドロップすると、関連するファイルをすべて自動的に探し出し、まとめて削除できます。
また、設定を変更しておけば、アプリをゴミ箱に入れた瞬間にAppCleanerが自動的に起動し、関連ファイルを一括で消去してくれます。
さらにAppCleanerは、各アプリがどれほどの容量を占めているかも教えてくれるので、削除する価値があるかどうかの判断材料になります。
ウィジェットやプラグインの削除にも対応しており、劇的な容量回復にはなりませんが、積み重ねれば決して無視できない効果があります。
ブラウザ版があるならデスクトップアプリを入れない
人気アプリの多くは、実は同等以上の品質を持つWeb版を提供しています。デスクトップ版をインストールする必要がなくなるため、長期的に見て大幅な容量節約につながります。
たとえばLibreOfficeは私のパソコンで約4GBを占有しています。しかし、これをアンインストールしてGoogleドキュメントに乗り換えれば、4GBが丸ごと戻ってくるうえ、LibreOffice形式のファイルが占めていた容量まで取り戻せるのです。
また、Webアプリをデスクトップアプリのように使う方法についての関連記事もぜひ参考にしてください。両方の利点を享受できます。
Web版が充実しているその他のアプリには、以下のようなものがあります。
- Skype
- Spotify
- Slack
- メール(Webメールへの切り替え)
iOSバックアップフォルダを空にする
iTunesでiOSデバイスをMacにバックアップする習慣があるなら、iOSバックアップフォルダの削除を検討しましょう。昨日確認したところ、私のバックアップフォルダは数か月分のデータが蓄積されて約21GBにもなっていました。
フォルダの場所は、Finderを開いて移動→フォルダへ移動でアクセスできます。
表示された入力ボックスに、以下のパスを入力します。
~/Library/Application Support/MobileSync/Backup
表示されたフォルダを削除します。ただし、削除後はすぐに新しいiOSバックアップを作成するか、iCloudへのバックアップに切り替えることを忘れないでください。
まとめ
以上が、私が毎週実施して、パソコンをできる限りクリーンな状態に保っている方法です。さらに半年に一度は、パソコンを完全に初期化(再フォーマット)しています。こちらについては、近いうちに別の記事で詳しく解説する予定です。
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