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Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法

AppleのMacBookは、現在入手できるストレージの中でも最速かつ最も信頼性の高いものを搭載しています。しかし、その利点の裏には欠点もあります。それは、購入後にストレージを増設できないという点です。そのため、常に十分な空き容量を確保しておくことが難しくなることがあります。

思った以上に多くのデータをMacに保存してしまい、気づけばディスクがいっぱいになっている——そんな経験はありませんか?Macは一般的に非常に信頼性が高く、何年も使い続けられるマシンですが、容量不足だからといって新しいパソコンを買うのはコスト面で現実的ではありません。

この記事では、Macの空き容量を増やす方法を詳しく解説します。まずは、現在どれくらいのストレージを使用しているのかを確認する方法から見ていきましょう。

Macのストレージ残量を確認する方法

Macに保存したすべてのデータは、本体に内蔵されたSSD(ソリッドステートドライブ)に記録されます。ディスクが満杯になると、新しいファイルの保存に支障が出るだけでなく、動作が遅くなる原因にもなるため、まずは空き容量をチェックしておきましょう。

  1. 画面左上のAppleロゴ()をクリックします。
  2. 「このMacについて」を選択します。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  3. 「ストレージ」タブを開きます。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法

ここでは、筆者のMacBook Proに500GBの内蔵ストレージが搭載されており、そのうち307.37GBが使用可能であることが確認できます。

ストレージの使用状況は色分けされて表示され、各セクションにマウスカーソルを合わせると、その内容を確認できます。表示はやや大雑把な場合もありますが、何がMacの容量を圧迫しているのかをおおよそ把握するのに役立ちます。

ストレージが満杯になるとMacにどんな影響がある?

Macのハードディスクがいっぱいになると、主に以下の2つの問題が発生します。

  • 💾 新しいデータを保存できなくなる:私たちは思っている以上に日常的にデータを作成・ダウンロードしています。ディスクが満杯だと、重要なファイルを保存できない場面に直面し、非常にストレスになります。
  • 🐌 動作が遅くなる:メモリが不足した際、macOSは実行中のアプリの一部をストレージに退避させます(スワップ)。ディスクに空きがないとこの処理ができず、メモリ上の内容を強制的に閉じることになり、動作の遅延や作業の中断につながります。

それでは、Macの空き容量を増やすための、実績のある効果的な方法を見ていきましょう。

方法1:ストレージを最適化して不要なアプリをアンインストールする

macOSに標準搭載されている「ストレージ管理」機能を使えば、存在すら忘れていた大きなファイルを簡単に削除できます。追加費用もかからず、手軽に空き容量を確保できる方法です。

  1. 画面左上のAppleロゴをクリックします。
  2. 「このMacについて」を選択します。
  3. 「ストレージ」タブを開き、「管理」をクリックします。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  4. ウィンドウ内に複数のオプションが表示されます。まずは全体を眺めて、何がストレージを消費しているのかを確認しましょう。特におすすめなのが「書類を整理」セクションの「ファイルを確認」です。インターネットからダウンロードしたものの、そのまま忘れてしまっているファイルは意外と多いものです。このオプションを選択すれば、それらのファイルを見直して整理できます。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  5. ファイルがサイズの大きい順に一覧表示されます。削除したいファイルを選択して、右下の「削除」ボタンをクリックするだけで、Macの空き容量を増やせます。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  6. 次に、使っていないアプリをアンインストールしましょう。左側のナビゲーションバーから「アプリケーション」を選択します。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  7. 操作方法は大きなファイルを削除するときと同じです。リストをスクロールして、もう使っていないアプリを削除していきましょう。アプリもサイズの大きい順に並んで表示されます。

不要なアプリのアンインストール後も、左側のナビゲーションバーから他の項目を選択すれば、Macのさまざまな領域を確認して、さらに無料でストレージを解放できます。

続いて、重複ファイルの削除による空き容量の確保方法を見ていきます。

方法2:重複ファイルを削除して空き容量を増やす(Disk Drill)

Disk Drillはデータ復旧ツールとして知られていますが、Mac内のフォルダをスキャンして重複ファイルを検出できる強力な機能も備えています。

Disk Drillのおすすめポイントは、モダンで直感的に使えるインターフェースです。さらに、Macのデータに関するあらゆる作業に対応できる万能ツールでもあります。

  1. Disk DrillをダウンロードしてMacにインストールします。
  2. Disk Drillを起動し、サイドバーから「重複ファイルを探す(Find Duplicates)」を選択します。スキャンしたいフォルダを自由にドラッグ&ドロップできます。ここでは例として「写真」フォルダをドラッグし、「スキャン開始」をクリックします。Disk Drillがフォルダ内の重複ファイルを検出します。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  3. スキャン結果を確認し、削除したい項目にチェックを入れます。重複ファイルの内容を確認したら「削除(Remove)」をクリックしましょう。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法

これだけです!Disk Drillは、Mac上の重複ファイルを削除するためのシンプルかつ強力な選択肢です。しかもこの機能は無料で利用でき、ライセンスを購入しなくても重複ファイルの削除が可能です。

方法3:ゴミ箱を空にしてMacの空き容量を増やす(Disk Drill)

Disk Drillは重複ファイルの検出だけでなく、Macの容量を消費しているすべてのファイルやアプリを可視化することもできます。フォルダごとの使用容量を表示してくれるため、何がディスクを圧迫しているのか正確に把握できない場合でも、効率よくファイルを整理できるのが魅力です。

容量を大きく消費しているフォルダは赤、中程度のサイズなら黄色、小さいものは緑で色分けされます。

  1. Disk DrillをダウンロードしてMacにインストールします。
  2. Disk Drillを起動し、左側のナビゲーションバーから「クリーンアップ(Clean Up)」セクションを選択します。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  3. クリーンアップを選択したら、スキャン対象のストレージデバイスを選びます。通常は内蔵ボリュームですが、Macに接続した外付けハードディスクもスキャン可能です。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  4. スキャン完了後、Disk Drillでクリーンアップできるファイルの一覧が表示されます。赤く表示されているフォルダにはサイズの大きなファイルが含まれているため、優先的に確認するとクリーンアップの効果が最大化します。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  5. ただし、赤く表示されているからといって「ユーザ」フォルダ全体を削除してはいけません。これは中に多数のフォルダが含まれているためです。ここでは「ユーザ」フォルダ内のゴミ箱を空にするのがおすすめです。ゴミ箱の中身は意外と忘れられがちで、知らず知らずのうちにMacの容量を消費しています。削除したい項目を確認したら「削除(Remove)」ボタンをクリックしましょう。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法

これで完了です!他のフォルダも同様に確認して、不要なファイルを削除すれば、さらにMacの空き容量を増やせます。この機能もDisk Drillの無料機能のひとつで、非常に強力です。「ユーザ」セクション配下の他のフォルダにも目を通して、忘れていたデータがないかぜひチェックしてみてください。

より視覚的にストレージの使用状況を把握したい方には、DaisyDiskがおすすめです。

方法4:DaisyDiskで視覚的に空き容量を増やす

DaisyDiskを使えば、Macの容量を消費しているものをひと目で把握できます。筆者はDaisyDiskがとても気に入っており、その洗練された仕上がりが特に印象的です。開発元の公式サイトもアプリ自体も美しいデザインで、Macのハードディスク内のデータを確認する作業が楽しくなるほどです。

DaisyDiskを使ってMacの空き容量を増やす手順を見てみましょう。

  1. DaisyDiskをダウンロードしてMacにインストールします。
  2. DaisyDiskを起動するとスキャン画面が表示されます。ここでは検出されたストレージデバイスが1台のみですが、複数のドライブや外付けハードディスクがある場合は、それらもスキャン対象にできます。この例ではMacintosh HDをスキャンして、データをグラフィカルに確認します。「Scan」を押してハードディスクの内容を表示し、空き容量を確保しましょう。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  3. スキャンが完了すると、Mac上の全データがカラフルなビジュアルレイアウトで表示されます。この例では「アプリケーション」フォルダに移動して、不要なアプリを削除します。「ユーザ」など他のエリアに移動してファイルを削除することも可能です。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  4. アプリケーションフォルダ内で削除したいアプリを選択し、画面右下のドラッグ&ドロップエリアへドラッグします。削除したいファイルをすべてドラッグしたら、赤い「Delete」ボタンをクリックすれば、Macのディスク容量を解放できます。

なお、DaisyDiskは継続利用に購入が必要なアプリです。Disk Drillと異なり、一定量の空き容量を解放した後はライセンス購入が必要になる点に注意してください。

方法5:iCloudにファイルを保存して空き容量を増やす

iCloudを活用すれば、ファイル・写真・メッセージをすべてクラウドに保存し、Mac本体には最近のファイルと最適化された写真だけを残すことで、ストレージ容量を節約できます。

iCloudへの保存を設定するには、以下の手順に従ってください。ただし、オフライン環境で作業することが多い方は注意が必要です。クラウドに移動されたファイルが必要になったときは、インターネット接続が必須となるためです。

  1. 画面左上のAppleロゴをクリックします。
  2. 「このMacについて」を選択します。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  3. 「ストレージ」タブを開き、「管理」をクリックします。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  4. 「iCloudに保存…」を選択し、オプションの内容を確認したうえで設定を行います。デスクトップと書類フォルダのファイルをiCloudに保存するかどうかを選べるほか、写真も対象にできます。iCloudは賢く、最近よく使っているファイルはMacに残し、長期間変更やアクセスのない古いファイルを自動的にクラウドへ移動してくれます。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法

筆者はiCloudを強く推奨しており、すべての人に使ってほしいと考えています。この機能を有効にした後にiCloudの容量が足りなくなった場合は、上位プランへアップグレードすれば、より多くのファイルをクラウドに保存できます。料金はそれほど高くなく、アップグレード費用の一覧表も用意されています。筆者は現在200GBプラン(月額$2.99)を利用していますが、その価値は十分にあると感じています。新しいMacを購入するよりもはるかに安価ですし、所有している他のAppleデバイスでも同じストレージを共有できるのが大きなメリットです。Macのストレージ管理において、非常に優れた選択肢といえるでしょう。

方法6:「ダウンロード」フォルダを整理する

Macを使っていると、気づかないうちに大量のファイルをダウンロードしており、それが時間とともにどれほどの容量を消費しているのか実感しづらいものです。Macのディスクが満杯に近づいているなら、「ダウンロード」フォルダを見直すのは効果的な方法です。追加ソフトウェアのインストールも不要です。

  1. 「ダウンロード」フォルダにはDockからアクセスできます。Dockの右端、ゴミ箱の近くにあります。Macのストレージ空き容量を増やす方法|今すぐできる6つの対処法
  2. 「ダウンロード」フォルダを開き、もう必要のないファイルを探してゴミ箱へ移動します。
  3. 「ダウンロード」フォルダは、Macで最も容量を消費しがちな場所のひとつです。ストレージ不足に悩んでいるなら、こまめにチェックする習慣をつけましょう。

続いて、今後のストレージ消費を抑えるためのベストプラクティスをご紹介します。

今後のストレージ消費を抑えるためのコツ

Macの空き容量を確保できたら、今後はストレージ使用量を増やさないための習慣を取り入れるのがおすすめです。

  1. ゴミ箱を自動的に空にする設定にする(Finderの環境設定から変更可能)。
  2. 外付けハードディスクを接続し、常時持ち歩く必要のないファイルを移動する。
  3. 可能な限りファイルをZIP形式などに圧縮する。
  4. メールアプリを使用している場合、不要なメールを削除する。
  5. Macで映画やテレビ番組を視聴した後は、削除して容量を節約する。
  6. 「ダウンロード」フォルダを定期的に見直し、不要になったファイルを削除する。

まとめ

Macを購入する際に選んだストレージ容量は、そのまま使い続けることになります。後から増設することはできないため、日頃からの容量管理が非常に重要です。

Macの空き容量を増やす方法を知っておけば、Macを快適な速度で動作させ続けられるだけでなく、必要なときにいつでも新しいファイルを保存できる状態を保てます。今回ご紹介した6つの方法を活用して、ストレージを効率的に管理していきましょう。

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