MacでSafariが遅いときの対処法10選|快適なブラウジングを取り戻す方法
AppleはSafariを「最速のブラウザ」と謳っています。iOSでは確かにそうかもしれませんが、MacではSafariがあまりに遅く、筆者は普段Chromeを使うことが多いのが現実です。Webページが読み込まれない、ページ間を行き来できない、スクロールするたびにカクつく——そんな経験はありませんか?
SafariはmacOSに標準搭載されているため、「最初から問題なく動いて当然」と期待するのは自然なことです。きちんと動けば最高のブラウザですが、調子が悪いときは別のブラウザへ乗り換えたくなるほどストレスになります。
この記事では、MacのSafariを高速化するために試せるあらゆる方法を10個紹介します。他におすすめの対策があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。
なお、Safari以外の原因でインターネット回線自体が遅くなるケースについては、YouTube動画でも解説していますので、そちらも併せてチェックしてみてください。
方法1:キャッシュ・履歴・拡張機能を削除する
ヘビーなWebユーザーでMacの空き容量が少ないなら、キャッシュの削除、拡張機能の無効化、履歴の消去によってSafariの負担を軽減できます。まず「Safari」メニューから「環境設定」を開きましょう。

「詳細」タブをクリックし、ダイアログ下部の「メニューバーに“開発”メニューを表示」にチェックを入れます。

環境設定を閉じて、Safariメニューの「開発」をクリックします。「キャッシュを空にする」を選択してください。キャッシュを空にしたら、再度「開発」メニューを開いて「拡張機能を無効にする」を選びます。

最後に「Safari」メニューから、今度は「履歴を消去」をクリックします。

プルダウンメニューで「すべての履歴」を選択し、「履歴を消去」ボタンを押せば完了です。
方法2:Cache.dbファイルを手動で削除する
上記の手順で通常はキャッシュが消去されますが、何らかの不具合があると正しく削除されないことがあります。その場合は手動での削除を試みましょう。Finderを開き、「移動」→「フォルダへ移動」をクリックします。

以下のパスをテキストボックスにコピー&ペーストして、「移動」をクリックしてください。
~/Library/Caches/com.apple.Safari/Cache.db

表示された「Cache.db」ファイルを右クリックして「ゴミ箱に入れる」を選択します。この作業を行う際は、必ずSafariを完全に終了させておいてください。

方法3:最新のOSバージョンにアップデートする
Macを購入してもOSを最新版に更新しない人は意外と多いものです。筆者の友人の中にも、かつてのMountain LionやMavericks、Yosemiteといった古いOSを使い続けている人がいます。
OSをアップデートしなければ、Safariも最新版になりません。つまり、数世代前のバージョンのまま、最新版に含まれる改善点や最適化の恩恵を受けられないままになってしまうのです。
アップグレードはとても簡単です。App Storeを開き、最新版OSへのリンク(通常は右側に表示されています)をクリックするだけです。

方法4:Dashboardをオフにする
2010年以前の古いMacを使っている場合、グラフィックスカードに起因する問題が潜んでいる可能性があります。シンプルな対策として、Mission ControlのDashboard機能を無効化してみましょう。
「システム環境設定」を開いて「Mission Control」をクリックし、「Dashboard」の横のプルダウンメニューで「切」を選択します。

確実な解決策というわけではありませんが、実際に効果があった人もいます。筆者の2009年半ばモデルのMacBook Proでも、Dashboardが明らかに動作を重くしていたので、無効化して改善しました。
方法5:検索設定を変更する
次に試したいのは、Safariの検索設定の変更です。Safariの「環境設定」を開き、「検索」タブをクリックします。

まず検索エンジンをBingに変更してSafariを再起動し、速度に変化があるか確認します。その後Googleに戻して、再度チェックしてみてください。さらに、「検索エンジンの候補」「Safariの候補」「クイックWebサイト検索」「トップヒットをプリロード」などの各オプションをすべてオフにして、変化があるか試すのも有効です。
特に通信速度が非常に遅い環境では、こうした追加機能がSafariをさらに遅くしていることがあります。
方法6:ネットワークサービスの順序を変更する
Wi-FiとEthernetの両方に接続しているMacでは、2つの経路で同時にネットワークにつながっていることが原因で不具合が起こる場合があります。接続状況を確認するには、「システム環境設定」→「ネットワーク」を開きましょう。
まず片方のネットワークを切断して変化があるか確認し、逆にもう片方だけでもテストしてみてください。両方を接続したまま使いたい場合は、このまま読み進めてください。

デフォルトでは、どちらか一方の接続が優先されます。上の画像のように、筆者の環境ではWi-Fi接続がEthernet接続よりも高い優先度になっていました。これはリスト下部の歯車アイコンをクリックすることで変更できます。

「サービスの順序を設定」をクリックするとポップアップが表示されるので、ドラッグ&ドロップで接続の順序を並べ替えます。

Ethernetを一番上に移動して「OK」をクリックします。その後、忘れずに「システム環境設定」画面で「適用」を押してください。
方法7:環境設定ファイルを削除する
劇的な効果は期待できませんが、試す価値はあります。Finderを開き、「移動」→「フォルダへ移動」をクリックして、以下のパスを入力します。
~/Library/Preferences
リストを下にスクロールして「com.apple.Safari.plist」を見つけたら、そのファイルを削除してください。

方法8:DNS設定を変更する
原因がSafari側ではなく、DNS設定にあるケースもあります。デフォルトではプロバイダ(ISP)が提供するDNSを使用していますが、多くの場合それで問題ありません。ただし、パブリックDNSに切り替えることでブラウジングが速くなることがあります。

筆者のお気に入りはGoogle Public DNSで、所有するすべてのコンピュータで利用しています。無料で使えるおすすめのパブリックDNSサーバーについての記事もぜひ参考にしてください。DNSサーバーを変更するには、「システム環境設定」→「ネットワーク」を開き、対象の接続を選択して「詳細」をクリックします。

「+」アイコンをクリックして、新しいDNSサーバーのIPアドレスを入力しましょう。筆者はGoogle DNSに切り替えてから、Safariだけでなく他のブラウザでもブラウジングが速くなりました。
方法9:別のアカウントにログインしてディスクを検証する
問題が、現在使用中のユーザーアカウント自体にあることもあります。新しいユーザーアカウントを作成(1分ほどで完了)してログインし、そこでSafariを起動してみてください。急に速くなったなら、元のアカウントに問題があるということです。
その場合は、ディスクユーティリティで修復を試みましょう。Spotlightで「ディスクユーティリティ」と入力すれば、素早く開けます。
左側のペインでハードドライブを選択し、「First Aid」タブをクリックします。ハードドライブに対してFirst Aidを実行するか尋ねられるので、「実行」をクリックしてください。

方法10:OSを再インストールする
少し思い切った方法に聞こえるかもしれませんが、Windowsを1年ごとに再インストールしないとシステムが肥大化してしまうのと同じような話です。残念ながらMacのOSも同様の問題を抱えており、特にクリーンインストールをせずに最新版へアップグレードし続けてきた場合は顕著です。
筆者はMountain Lion → Mavericks → Yosemite → El Capitanとアップグレードを重ねた後、El Capitanをクリーンインストールしました。その結果、動作が大幅に高速化しました。他のアプリの起動も格段に速くなったので、間違いなく試す価値のある方法です。
以上が、Safariの動作が遅い問題を解決するために見つけられる限りの対策です。他におすすめの方法があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。それでは、快適なブラウジングを!
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