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Macでオンラインのプライバシーを守る方法|今日からできるセキュリティ対策まとめ

ハッカーによる個人情報の窃取、政府による監視、そしてターゲット広告のためにネット上の行動を追跡する大手企業——オンラインでプライバシーを守るべき理由は、かつてないほど増えています。

幸い、macOSにはプライバシー保護に役立つ機能が数多く搭載されており、サードパーティ製アプリを組み合わせれば、さらに強固な対策を講じることができます。やることの多くはシンプルで、いってみれば「常識」の範囲ですが、実際には実行していない人があまりに多いため、あらためておさらいする価値があります。

この記事では、Macを使う際にオンラインのプライバシーを守るための、シンプルかつ網羅的なアドバイスを紹介します。

パスワードマネージャーを活用する(少なくともSafariのパスワード機能は)

Apple純正ブラウザ「Safari」では、パスワードを保存しておけば、該当サイトを訪れた際に自動入力してくれます。「Safari > 環境設定 > パスワード」から保存済みのユーザー名とパスワードを確認できるほか、安全なパスワードの候補を自動生成する機能も備えています。

つまり、「忘れてしまうから」という理由で推測されやすい簡単なパスワードを作る言い訳はもうありません。複数のサイトで同じパスワードを使い回すことや、付箋に書いてモニターに貼っておくことも避けるべきです。

さらに高いセキュリティを求めるなら、「1Password」や「LastPass」などのパスワードマネージャーの利用がおすすめです。これらのアプリは、パスワードの提案・保存・自動入力に加えて、クレジットカード情報やライセンスコードなど、守りたい情報全般を暗号化して保管できます。いずれも軍事レベルの暗号化技術が採用されています。

Safariのプライバシー設定を見直す

Safariでは、訪問したウェブサイトがCookieなどのデータをMacに保存するかどうか、その方法を細かく指定できます。「Safari > 環境設定 > プライバシー」タブを開き、4つの選択肢から好みの設定を選びましょう。

同じ画面から、位置情報サービスの利用許可の方法を指定したり、許可自体を拒否したりすることも可能です。また、サイトに対してトラッキングしないよう要求することもできます(ただし、すべてのサイトが応じるわけではありません)。さらに、Apple Payの設定有無をサイトが確認できるかどうかも制御できます。

プライベートブラウズを使う

恋人へのプレゼント探しや転職活動など、特に機密性の高い内容を調べるときは、「ファイル」メニューから新規プライベートウインドウを開きましょう。

プライベートウインドウで閲覧したページは履歴に残らず、自動入力も機能しません。ウインドウ内のタブはiCloudに同期されず、ウインドウを閉じるとCookieは削除されます。

なお、Google Chromeにも「シークレットモード」という同様の機能が用意されています。

Spotlightの候補をオフにする

Spotlightの「候補」機能は便利ですが、動作のために検索キーワード、選択した候補、関連する利用状況データをAppleへ送信します。これが気になる場合は、「システム環境設定」を開いて「Spotlight」をクリックし、「検索結果」タブで「Spotlightの候補」のチェックを外しましょう。

DuckDuckGoを使う

DuckDuckGoは、Googleと違ってユーザーを追跡しないことを明言している検索エンジンです。DuckDuckGoでプレゼントのアイデアを検索しても、その後GoogleやBingの広告を掲載するサイトを訪れるたびに、関連広告を表示されることはありません。

Safariのデフォルト検索エンジンをDuckDuckGoに変更するには、「Safari > 環境設定 > 検索」タブを開き、検索エンジンのメニューから「DuckDuckGo」を選択します。

macOSを常に最新に保つ

Appleは最新のオンライン脅威や脆弱性に迅速に対応し、できるだけ早くパッチを公開しています。しかし、パッチはインストールしてこそ効果を発揮します。

セキュリティパッチはmacOSのアップデートとして提供されます。アップデートを促されたら、速やかにインストールしましょう。

Macが最新のOSバージョンかどうかわからない場合は、Appleメニューから「このMacについて」をクリックし、「ソフトウェア・アップデート」を選択します。アップデートがあれば、App Storeのアップデート画面からダウンロードとインストールを行えます。

プライバシー設定を定期的に見直す

「システム環境設定 > セキュリティとプライバシー」を開き、「プライバシー」タブをクリックします。「位置情報サービス」をはじめ、Mac上のデータへアクセスできるアプリを一つずつ確認しましょう。

例えば「位置情報サービス」を選ぶと現在地へアクセスできるアプリの一覧が、「連絡先」を選ぶと連絡先データを閲覧・利用できるアプリの一覧が表示されます。アクセスを許可したくないアプリがあれば、チェックボックスを外してください。

ファイアウォールを有効にする

同じく「セキュリティとプライバシー」設定の「ファイアウォール」タブを開き、ファイアウォールが「入」になっているか確認します。無効になっている場合は、ダイアログ左下の鍵アイコンをクリックしてパスワードを入力し、「ファイアウォールを入にする」をクリックしましょう。これにより、不正なアプリケーションやサービスが外部からの接続を受け入れるのを防げます。

「ファイアウォールオプション」をクリックすると、着信接続を許可しているアプリやサービスの一覧を確認できます。この画面で「ステルスモード」を有効にすれば、ネットワーク上の他の端末がPingを送ってMacの存在を探ることもできなくなります。

Flash Playerをアンインストールする

Adobe Flash Playerは2020年12月31日にサポートを終了し、現在は配布も更新もされていません。それでも脆弱性を抱えたまま放置されているケースがあり、依然として攻撃者にとって格好の標的となっています。特別な理由がない限り、Macから完全にアンインストールしておきましょう。

Facebookのプライバシー設定を見直す

多くの人はFacebookのプライバシー設定を一度行ったきり忘れてしまいます。しかし、Facebookのポリシーは頻繁に変わるため、誰が自分のプロフィール、写真、投稿などにアクセスできるのか、定期的にチェックする価値があります。

ソーシャルメディアは、警察や採用担当者から単なる詮索好きな人まで、さまざまな人に見られています。自分に関するどの程度の情報を他人に見せるかをコントロールするのは、自分自身の役目です。Macでfacebook.com/settingsにアクセスし、右側のサイドバーから「プライバシー」をクリックして、現在の設定を確認・変更しましょう。

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