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MacでSafariを初期設定(デフォルト状態)にリセットする完全ガイド

Macでウェブブラウジングをするなら、Safariは快適な選択肢です。最新版のSafariには毎回改良が加えられていますが、完璧なブラウザは存在しません。使い続けるうちに、Safariは徐々に動作が遅くなり、もっさりして反応が悪くなることがあります。

ChromeやFirefoxには「リセット」ボタンが用意されていますが、残念ながらSafariにはその機能がありません。そこで本記事では、MacでSafariをデフォルト設定に戻す具体的な方法を段階的にご紹介します。

まずはブックマークをバックアップする

Safariをしばらく使っていると、ブックマークやお気に入りに多くのサイトが保存されているはずです。作業を始める前に、まずブックマークのコピーを作成しておきましょう。Safariに関連するデータをすべて削除することになるため、せっかく集めたブックマークまで消えてしまわないよう対策が必要です。

バックアップの手順は以下の通りです。Safariを起動し、画面上部のメニューバーから「ファイル」タブを選択して、「書き出す」→「ブックマーク」と進みます。ファイル名を新しく設定しても構いませんし、デフォルト名のままで問題なければそのまま利用します。「保存」をクリックすると、ブックマークのコピーが保存されます。

また、長年集めてきたブックマークを、この機会に整理・編集してみるのもおすすめです。

Safariのリセット後は、「ファイル」→「読み込む」から「ブックマークHTMLファイル」を選択すれば、保存しておいたブックマークを復元できます。バックアップファイルは安全な場所に保管しておいてください。

Safariの閲覧履歴を消去する

まずは、Safariに内蔵されている履歴消去機能を使いましょう。これにより、訪問したすべてのサイトからCookieなどのブラウジングデータを一括で削除できます。幸い、Safariで閲覧履歴を手動で削除するのはとても簡単です。

Safariを開いたら、メニューバーの「Safari」をクリックし、「履歴を消去」を選択します。ポップアップウィンドウが表示されるので、ドロップダウンリストから「すべての履歴」を選びます。そして「履歴を消去」ボタンをクリックすれば、Safariからすべてのデータが削除されます。

一時ファイルとキャッシュを削除する

ブラウジングの効率を高めるため、Safariはよく訪れるサイトのデータをキャッシュとしてMacに保存し、再ダウンロードせずに素早くページを表示できるようにしています。しかし、このキャッシュはディスク容量を圧迫し、Safariのパフォーマンス低下の一因にもなります。

そのため、Safariをデフォルト状態に戻す際には、古いデータを削除しておくのが得策です。Safariの一時ファイルとキャッシュを削除する方法は次の通りです。

  1. Safariを起動したまま、メニューバーから「Safari」→「環境設定」(新しいmacOSでは「設定」)を開きます。
  2. ウィンドウが表示されたら、「詳細」タブに移動し、「メニューバーに"開発"メニューを表示」にチェックを入れます。
  3. メニューバーの「ブックマーク」の隣に「開発」メニューが表示されます。「開発」→「キャッシュを空にする」を選択するか、ショートカット「Option + Command + E」でWebキャッシュをすばやく削除できます。

すべてのCookieを削除する

他のブラウザと同様に、Safariもサイトを訪問するたびにCookieを保存します。Cookieには、登録情報やフォーム入力データ、カートの中身など、サイトとのやり取りに関する詳細が含まれています。まっさらな状態で使い始めるなら、これらのCookieを削除しておくのが良いでしょう。

SafariからすべてのCookieを消去する手順は以下の通りです。

  1. Safariを起動し、画面上部のメニューバーから「Safari」→「環境設定」(または「設定」)を開きます。
  2. 表示されたウィンドウで「プライバシー」タブに移動し、「Webサイトデータを管理」ボタンをクリックします。Safariに保存されているCookieの一覧が表示されます。
  3. 「Command」キーを押しながら個別のCookieを選んで削除することもできますし、「すべてを削除」をクリックすれば一括で消去できます。

Webサイトへのアクセスをオフにする/プラグインを無効化する

AppleはSafariを効率的に設計していますが、サードパーティ製のプラグインやWebサイトへのアクセス許可設定によって、動作が遅くなる場合があります。プラグインが実行される前に必ず確認を求めるよう設定したり、どのサイトがMacのカメラやマイクなどにアクセスできるかを見直したりするのがおすすめです。

Safariを開いた状態で、メニューバーから「Safari」→「環境設定」を選択します。「Webサイト」タブに移動し、サイドバーの各項目でアクセス権限を確認してください。特別な理由がない限り、「自動再生」「カメラ」「マイク」「位置情報」「ポップアップウィンドウ」を無効にすることをおすすめします。

これらのオプションがない古いバージョンのSafariをお使いの場合は、「Safari」→「環境設定」を開いて「セキュリティ」→「プラグイン設定」をクリックします。そこで、すべてのプラグインを「確認」に設定して実行前に確認を求めるようにし、不要なものは無効化しましょう。

Safari拡張機能を無効化またはアンインストールする

ChromeやFirefoxとは異なり、Appleは少数の拡張機能しかSafariでの使用を許可していません。それでも、一部の拡張機能はブラウジング性能に影響を与え、全体の動作を遅くすることがあります。記事をPocketに保存するためのものであれ、全サイトにダークモードを適用するためのものであれ、拡張機能はSafariのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。

拡張機能を無効にするには、「Safari」→「環境設定」を開いて「機能拡張」タブをクリックします。リストに表示されている各拡張機能のチェックを外せば無効化できます。すべて削除したい場合は、各拡張機能を選択して、右側のペインにある「アンインストール」ボタンをクリックします。

リセット後に新しいSafari拡張機能を探してインストールし直すことも可能です。ただし、本当に必要な質の高いものだけを厳選して導入するよう心がけましょう。

ターミナルを使ってSafariを完全にリセットする

Cookie、キャッシュ、閲覧履歴、拡張機能を削除した後でも、Safariにはまだいくつかの内部的なメタデータが残っています。真の意味ですべてを消去したい場合は、ターミナルアプリを活用しましょう。

ターミナルでSafariをデフォルト状態に戻すには、一連のコマンドを入力する必要があります。ターミナルの基本的な使い方については、Macターミナル初心者向けガイドなどを参考にすると安心です。

ターミナルでSafariをリセットする手順は以下の通りです。

  1. 「ターミナル」アプリを開きます(「Command + Space」でSpotlightを呼び出せば簡単に見つかります)。
  2. 次に、画面左上のAppleメニューを開き、「強制終了」をクリックして「Safari」を選択し、Safariを完全に終了させます。
  3. 以下のコマンドを1行ずつ入力します。各コマンドを実行すると、ターミナルがファイル削除の確認を求めてくるので、「y」と入力してEnterキーを押してください。
mv ~/Library/Safari ~/Desktop/Safari-`date +%Y%m%d%H%M%S`;
rm -Rf ~/Library/Cache/*;
rm -Rf ~/Library/Caches/Apple\ -\ Safari\ -\ Safari\ Extensions\ Gallery;
rm -Rf ~/Library/Caches/Metadata/Safari;
rm -Rf ~/Library/Caches/com.apple.Safari;
rm -Rf ~/Library/Caches/com.apple.WebKit.PluginProcess;
rm -Rf ~/Library/Cookies/*;
rm -Rf ~/Library/Cookies/Cookies.binarycookies;
rm -Rf ~/Library/Preferences/Apple\ -\ Safari\ -\ Safari\ Extensions\ Gallery;
rm -Rf ~/Library/Preferences/com.apple.Safari.LSSharedFileList.plist;
rm -Rf ~/Library/Preferences/com.apple.Safari.RSS.plist;
rm -Rf ~/Library/Preferences/com.apple.Safari.plist;
rm -Rf ~/Library/Preferences/com.apple.WebFoundation.plist;
rm -Rf ~/Library/Preferences/com.apple.WebKit.PluginHost.plist;
rm -Rf ~/Library/Preferences/com.apple.WebKit.PluginProcess.plist;
rm -Rf ~/Library/PubSub/Database;
rm -Rf ~/Library/Safari/*;
rm -Rf ~/Library/Safari/Bookmarks.plist;
rm -Rf ~/Library/Saved\ Application\ State/com.apple.Safari.savedState;

Safariをリセットして、新鮮で快適なブラウジング体験を取り戻そう

これで、Safariを出荷時の状態に戻す方法をマスターできました。リセット後は動作が軽快になったと感じられるはずです。ただし、最初に訪れるサイトは、新しいCookieやキャッシュが作成されるため、完全に読み込まれるまで数秒余分にかかることがあります。

Safariをさらに活用したい方は、より快適なブラウジング体験につながるおすすめのSafari設定テクニックも、あわせて試してみてください。

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