Mac OS XでAutomatorを使って連絡先を自動バックアップする方法

ハードディスクの破損により、バックアップを取っていなかったばかりに大切なデータをすべて失ってしまった——そんな経験がある方は少なくないでしょう。良質なバックアップは常に必要です。この記事では、Macに標準搭載されている「Automator」を活用して、OS Xの連絡先バックアップを自動化する方法をご紹介します。
Automatorで連絡先バックアップを自動化する手順
1. Automatorを起動する
まず、MacでAutomatorを開きます。Spotlight検索(Command + スペース)で「Automator」と入力して検索するか、「アプリケーション」フォルダから直接起動しましょう。

2. 「カレンダーアラーム」タイプの新規書類を作成する
Automatorが新規書類の作成を求めてきたら、書類タイプで「カレンダーアラーム」を選択します。このタイプはカレンダーのイベントと連動して実行できるため、特定の間隔でワークフローを自動実行させることが可能になります。

3. 「連絡先項目を検索」アクションを追加する
左側の「アクション」パネルから「連絡先」カテゴリを選び、「連絡先項目を検索」を右側のワークフローエリアへドラッグ&ドロップします。

表示されたオプションでは、バックアップ対象の連絡先を絞り込めます。今回はすべての連絡先をバックアップするため、最初の2つの項目は「人」「すべて」のままにしておきます。続いて、最後の2つの項目で「名前」と「〜ではない」を選択し、値に「aaa」と入力します。こうすることで、名前が「aaa」ではない連絡先、つまり事実上すべての連絡先が選択される仕組みです。

4. ワークフローをテスト実行する
ウィンドウ右上の「実行」ボタンをクリックします。問題なく動作すれば、ウィンドウ下部に「ワークフローが完了しました」というメッセージが表示されます。「結果」(緑のチェックマーク付き)をクリックすると、選択された連絡先の一覧が確認でき、すべての連絡先が正しく取得できていることがわかります。

5. 「vCardを書き出す」アクションを追加する
次に、2つ目のリストから「vCardを書き出す」を右側のペインへドラッグし、「連絡先の人を検索」の下に配置します。書き出しオプションはデフォルトのままで構いません。あとは、連絡先データのバックアップ先として、好きな保存場所を指定してください。

6. 保存してカレンダーで繰り返しを設定する
完了したら、上部メニューから「ファイル → 保存」(またはキーボードの「Command + S」)を選択してアラームを保存します。保存すると、Automatorが自動的に現在時刻のイベントとしてカレンダーに追加してくれます。カレンダーアプリは通常自動的に開きますが、開かない場合は手動で起動してください。
追加されたイベントをダブルクリックし、日付部分をクリックします。

以下のような編集ウィンドウが開きます。

ここで「繰り返し」の項目を設定すれば、毎日・毎週・毎月など、任意の間隔で連絡先の自動バックアップを実行できるようになります。

まとめ
以上で完成です。Automatorを使えば、OS Xで連絡先を定期的に自動バックアップするワークフローを、驚くほど簡単に作成できます。設定には多少の手間がかかりますが、一度セットアップしてしまえば、ハードディスク障害などのトラブル発生時に連絡先データを守る生命線になってくれるでしょう。より高い安全性を求めるなら、バックアップ先にネットワークドライブや外付けHDDを指定することをおすすめしますが、これはお好みで調整してください。
また、同じ要領でAutomatorの他のアクションを組み合わせれば、写真や書類など別のデータのバックアップも自動化できます。本ガイドのご感想やフィードバックがあれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。
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