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Macの「システム環境設定」完全ガイド:レイアウトの見方から便利な活用テクニックまで

Macの「システム環境設定」完全ガイド:レイアウトの見方から便利な活用テクニックまで

AppleのMacコンピュータには、数え切れないほど多くの設定項目があります。それらはすべて「システム環境設定」という一つの場所にまとめられています。Appleメニューからアクセスできるこのアプリは、macOSにおける基本設定の中心的なハブであり、BluetoothやSiriの設定から、キーボード、プリンタ、マウスの調整まで、あらゆる構成を行うことができます。壁紙を変えたい、Dockの位置を移動したいといった場合も、ここから操作可能です。本記事では、macOSのシステム環境設定について知っておくべきポイントをすべて解説します。


なお、macOS Ventura以降では「システム環境設定」は「システム設定」へと名称変更されましたが、基本的な考え方や構成は共通しているので、安心して読み進めてください。


システム環境設定のレイアウト


最初に理解しておきたいのは、システム環境設定の画面構成です。このアプリは、大きく分けて4つのセクションで構成されています。


Macの「システム環境設定」完全ガイド:レイアウトの見方から便利な活用テクニックまで

1.左上: ユーザー名と、事前に登録したアイコン画像が表示されるシンプルなエリアです。


2.右上: 「Apple ID」と「ファミリー共有」への入り口となる2つのアイコンが並んでいます。「Apple ID」をクリックすると別ウィンドウが開き、Apple IDやiCloudアカウントに関わるすべての設定を確認できます。具体的には、現在iCloudと同期中のデータ、App Storeに登録されている支払い方法、Apple IDパスワードの変更やリセットなどが含まれます。


3.中央部: 2つのグループに分かれたアイコンが配置されています。

  • 1つ目のグループは、Macを自分好みにカスタマイズするための個人設定関連です。システム言語、Dockの設定、壁紙の選択、インターネットアカウントの追加、ユーザーの追加などがここに集まっています。
  • 2つ目のグループは、Macとハードウェア・ソフトウェアとの連携に関する設定です。外部ディスプレイの構成、キーボードの細かな調整、Bluetoothキーボードなどの新規デバイスの追加などが含まれ、Time Machineによるバックアップ設定もここにあります。

4.最下部: 独自の設定ペインを持つサードパーティ製アプリのアイコンが表示されるエリアです。


もしこのレイアウトが分かりにくいと感じたら(実際、そう感じる人は多いものです)、表示方法を切り替えることもできます。「表示」メニューから「五十音順に整理」を選択すれば、すべての設定項目が五十音順に並べ替えられます。これにより画面がすっきりとコンパクトになり、Mac初心者でも圧倒されずに操作できるというメリットもあります。


各設定パネルでできること


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それぞれの環境設定ウィンドウには、変更・調整できる多彩なオプションが用意されています。例えば「Dock」ペインを開くと、Dockのサイズ変更、画面の下だけでなく左右への移動、ウィンドウ最小化時のアニメーション効果などの設定が見つかります。さらに、Dockを自動的に隠し、マウスを画面下端に近づけたときだけ表示させることも可能です。Dockの設定だけを見ても分かるように、各ペインには実にさまざまなオプションが揃っているのです。


Macの「システム環境設定」完全ガイド:レイアウトの見方から便利な活用テクニックまで

一部のペインには、金色の閉じた鍵マークが表示されています。これは、変更を加えるために管理者権限が必要であることを示しています。代表的な例が「システム環境設定」→「ユーザとグループ」→「ログイン項目」です。この設定ペインでは、Macの再起動時に自動的に起動するアプリを所有者が管理できます。ここで変更を加えるには管理者パスワードの入力が必須で、パスワードが必要なオプションはグレー表示になっており、ロックを解除しない限りクリックできない仕組みになっています。


目的の設定を素早く見つける方法


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Macを使い慣れたユーザーでも、設定項目がどこにあるのか分からない瞬間があるものです。そんなときに頼りになるのが、環境設定ウィンドウ右上にある検索フィールドです。検索キーワードに一致するオプションがリスト形式で表示され、それがどのペインに含まれているのかも一目瞭然です。地味な機能に思えるかもしれませんが、あちこちのウィンドウを開いて探し回る代わりに、目的のタブへ直接ジャンプできる非常に強力な味方なのです。


赤いバッジが表示されたときの対処法


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Dockのシステム環境設定アイコンに突然赤いバッジが現れて、驚いたことはありませんか? 心配はいりません。Appleは、iCloudの初期設定が完了していない場合に、この赤いバッジでお知らせします。また、macOSのソフトウェアアップデートが未完了の場合にも赤いバッジが表示され、再起動やアップデートの開始が必要であることを知らせてくれるのです。


不要な設定項目を整理して非表示にする


システム環境設定の画面がごちゃごちゃして気になる場合や、よく使う項目だけを表示したい場合は、不要な項目を取り除くことができます。メニューを整理すれば、本当に必要な設定だけを残せます。まず、画面左上のAppleメニューをクリックし、「システム環境設定」を開きましょう。


手順1: 画面上部の「表示」をクリックし、ドロップダウンメニューから「カスタム」を選択します。


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手順2: 不要な項目や使う予定のない項目のチェックを外します。


Macの「システム環境設定」完全ガイド:レイアウトの見方から便利な活用テクニックまで

手順3: 非表示にした項目はいつでも元に戻せるので、消してしまっても永久に失われるわけではありません。


Macのシステム環境設定は、Macに対して行いたいあらゆる変更やカスタマイズの出発点となる場所です。特にMacを初めて使う方にとって、ここに慣れることは、購入したMacの性能を最大限に引き出すために欠かせません。システム環境設定を使いこなせるようになったら、次のステップとして、システムフォルダの仕組みについても学んでみるとよいでしょう。

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