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Macで音が出ないときの直し方|今すぐ試せる対処法まとめ

Macで音が鳴らなくなるトラブルは意外とよくあるもの。OSのアップデート後、新しいオーディオ機器を接続した後、あるいはアプリを切り替えたタイミングで突然音が出なくなることがあります。幸いなことに、これらの問題の多くは、ミュートボタンの解除やサウンド設定の見直しといった簡単な操作で解決できます。この記事では、Macで音が出なくなったときに試したい対処法をわかりやすく紹介します。

1. 音量とハードウェアを確認する

まず最初に、システムがミュート状態になっていないかを確認しましょう。当たり前のように思えますが、ここを見逃すと何時間も無駄なトラブルシューティングをすることになりかねません。ミュートボタンを押して解除し、音量を上げてからもう一度音を再生してみてください。

ヘッドフォンや外部スピーカーを接続している場合は、その機器自体が故障していないかもチェックしておきましょう。別のデバイスで動作を確認すると、原因の切り分けがスムーズになります。

2. アプリ側の設定を確認する

音声トラブルの原因を素早く絞り込むには、特定のアプリだけに問題がないかを確認するのが効果的です。たとえば、ブラウザのタブがミュートになっていないかチェックしてみてください。Safari、Chrome、Edge、Firefoxなど主要ブラウザでは、タブごとに音声をミュートできるためです。

多くのブラウザでは、音声を再生しているタブのサイト名の横にスピーカーアイコンが表示され、そこからミュートのオン/オフを切り替えられます。アイコンが消音状態になっていないか、YouTubeなどの動画を見ている場合はその動画自体がミュートされていないかも併せて確認しましょう。

3. 正しいオーディオ出力デバイスを選ぶ

ヘッドフォンを接続したり外部オーディオ機器をつないだのに音が聞こえない場合、Macによくあるオーディオバグに遭遇している可能性があります。正確な原因は不明ですが、新しいデバイスを接続した際に、Macが誤った出力先を選んでしまうことがあるのです。

1. Appleメニューから「システム環境設定」→「サウンド」→「出力」を開きます(macOS Ventura以降は「システム設定」→「サウンド」)。

2. 使用したい正しい出力デバイスを選択します。

3. すでに目的のデバイスが選択されている場合は、一度別のデバイスを選んでから、改めて選択し直してみてください。これだけで問題が解決することもあります。

それでも改善しない場合は、オーディオデバイスを抜き差ししてみましょう。また、「消音」のチェックが外れていること、出力音量が適切に設定されていることも忘れずに確認してください。

4. Core Audioをリセットする

上記を試しても問題が解決しない場合、Macのオーディオインターフェースに不具合が起きているかもしれません。これにより、音が消える、音が歪むといったさまざまな症状が現れることがあります。Macの低レベルオーディオAPIである「Core Audio」をリセットすると、こうした問題が解決することが多いです。

1. Spotlight検索アイコンをクリックし、「ターミナル」と入力して起動します。

2. ターミナルに以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。パスワードを求められたら入力してください。

sudo killall coreaudiod

3. リセットが完了したら、音が正常に再生されるかテストしましょう。

別の方法として、「アクティビティモニタ」からcoreaudiodプロセスを終了させることもできます。「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「アクティビティモニタ」を開くと、実行中のすべてのプロセスがCPU使用率(% CPU)とともに表示されます。右上の検索バーに「coreaudiod」と入力し、該当項目をマウスまたはトラックパッドでクリックして選択します。ハイライトされたら、アクティビティモニタウィンドウ左上の「×」アイコンをクリックしてください。これでプロセスが終了し、MacのCore Audioプロセスが自動的に再起動されます。

5. Macを再起動する

音声トラブルの解決策は、単純にMacの電源を入れ直すことである場合もあります。音が聞こえない、音質が悪いという場合は、Macを完全にシャットダウンしてから再起動してみるのもおすすめです。再起動は、内蔵スピーカーからの音飛びやプチプチというノイズなど、さまざまなオーディオ関連の不具合を解消するのに有効な手段です。

6. NVRAMをリセットする

NVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)またはPRAM(パラメータRAM)は、OSが読み込まれる前に必要となる情報を保存しておく特殊なメモリです。ここにはオーディオやディスプレイの設定、タイムゾーンの設定、現在の起動ディスク、直近の致命的なシステムエラーに関する情報などが格納されています。NVRAM/PRAMの不具合は稀ですが、Macにさまざまな奇妙な動作をもたらすことがあります。NVRAMをリセット(通称:Zap)することで、音声の問題が解決する可能性があります。

1. Macをシャットダウンします。

2. 電源ボタンを押し、Macの電源を入れます。

3. Command + Option + P + R を同時に押し続け、Macが再起動するまで待ちます。

4. この方法を使う場合は、NVRAM/PRAMをリセットすると、起動ディスク、タイムゾーン、オーディオ設定などがデフォルト値に戻る点に注意してください。

まとめ

Macのオーディオトラブルの多くは簡単な操作で解決でき、深刻なハードウェア障害につながることはほとんどありません。ただし、何度も再起動したりCore Audioを繰り返しリセットしないと音が出ないような状況が続く場合は、無理せずAppleサポートに相談するのが賢明です。

Macでバッテリー交換の警告が表示されている場合は、こちらの記事で対処法を紹介しています。また、Macのサウンド設定をカスタマイズする方法についても、あわせてチェックしてみてください。

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