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iPadとiPhoneでMicrosoft Officeを無料で使う方法|Word・Excel・PowerPointの入手手順を徹底解説

iPadやiPhoneでも、Word・Excel・PowerPointが使えるのはご存じでしょうか?答えは「はい」です。この記事では、iPadへのMicrosoft Officeアプリのインストール方法、無料で利用する方法(そして本当に無料版で足りるのかどうか)、さらにiPadでのWord・PowerPoint・Excelの活用術について詳しく解説します。

MicrosoftがMacやiOSデバイス向けのOfficeアプリを初めて発表した当時、その機能はかなり限られていました。iPad版は一部の基本的な編集機能しか使えず(しかもOffice 365サブスクライバー限定)、iPhone版に至っては閲覧専用でした。しかし現在では、ほとんどのiPad・iPhoneユーザーが、Office 365に登録しなくても、スマホやタブレット上でWord・Excel・PowerPointのドキュメントにアクセスし、編集できるようになっています。

以下では、iPhoneとiPadでOfficeアプリを入手する方法と、その機能を最大限に活かすコツを紹介します。関連情報として、「Mac版Officeの買い方ガイド」や「おすすめのiPad用表計算アプリはどれ?」といった記事も参考にしてください。

iPad・iPhone向けMicrosoft Officeの入手方法

Microsoft Officeアプリ(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)は、iOS 12以降を搭載したiPhoneやiPadであれば、App Storeから無料でダウンロードできます。App Storeで検索してダウンロードする場合は、開発元が「Microsoft Corporation」と表示されているバージョンを選びましょう。Officeのクローン(模倣アプリ)を誤ってダウンロードしないためです。

Officeアプリでは、ドキュメント・プレゼンテーション・スプレッドシートの作成、編集、表示、印刷が無料で行えます。ただし、そのためにはサインインが必要です。幸い、登録自体は無料で、メールアドレスとパスワードを使ってMicrosoftアカウント(Microsoft ID)を作成するだけです。Office 365のサブスクリプションは不要ですが、ドキュメントを作成・編集したい場合は、この無料アカウントへの登録が必須となります。

iPad ProでMicrosoft Officeを使うには

問題になるのは、iPad Proや10.2インチの新型iPad(2019年モデル)を持っている場合です。Microsoftは、画面サイズが10.1インチ未満のデバイスでのみ、Word・Excel・PowerPoint(およびOutlook)を無料提供しているためです。つまり、9.7インチディスプレイの旧型モデルを除き、iPad Proは基本的に対象外となります。iPad Proで無料でOfficeを使う方法については、別記事で詳しく解説しています。

このため、iPad ProでOfficeアプリを使いたい場合は、Office 365への加入が必要です。MicrosoftはiPad Proをプロフェッショナル向けデバイスと位置づけているようで、大画面を備えた比較的安価な10.2インチiPad(2019)も、その影響を受けています。

もちろん、仕事などビジネス目的でWord・Excel・PowerPointを使用しているのであれば、使用するデバイスに関係なく、法的な観点からもOffice 365への加入が求められるはずです。

一方、iPad ProのWordを親戚への手紙を書く程度にしか使わないのであれば、無料版の制限に不満を感じるかもしれません。そんな場合には、Apple純正の「Pages」の方が適しているでしょう。

Office 365のサブスクリプションは必要?

前述のとおり、Office 365に加入しなくても、iPadやiPhoneでOfficeを無料利用できます。ただし、iPad Proを使っている場合や、業務などの商用目的でアプリを使う予定があるなら、Office 365への加入を検討すべきです。

Office 365に加入すると、Word・Excel・PowerPoint・Outlookのプレミアム版が使えるようになります。具体的には、高度な変更履歴の記録機能、段落スタイルの制限解除、チャート・表・画像の高度な書式設定ツールなどが含まれます。さらに、OneDriveで1人あたり1TBのオンラインストレージが付与されます(Office 365未加入の場合は5GBのみ)。既存のドキュメントをOneDriveやSharePoint上の場所から開くことも可能です。

Office 365の年間サブスクリプションは、Personalプランで英国では59.99ポンド(月額5.99ポンド)、米国では69.99ドル(月額6.99ドル)からとなっています。プランによっては、Mac用のOfficeアプリも利用できます。また、毎月60分の無料Skype通話や、最大5人分のOneDriveクラウドストレージ容量も得られます。

365サブスクリプションで解放される追加機能の詳細や、各種プランの内容については、Microsoft Office公式サイトをご確認ください。

なお、Microsoftは2021年内に新しいバージョンのOfficeが登場することを確認しています。詳細は「Office 2021 for Macのリリース日」に関する記事をご覧ください。

iPadとiPhoneでMicrosoft Officeを無料で使う方法|Word・Excel・PowerPointの入手手順を徹底解説

iPadにWord・Excel・PowerPointは必要?

実は、iPadでOfficeアプリを使う必要がないケースもあります。Appleは、Microsoft Officeアプリと互換性のあるドキュメント・スプレッドシート・プレゼンテーションを開いて保存できる、独自の代替ソフトウェアを提供しています。

Appleのオフィススイート(iWorkとも呼ばれます)には、ワープロの「Pages」、表計算の「Numbers」、プレゼンテーションの「Keynote」が含まれており、iPadやiPhoneの購入時に無料で付属します。最新版はこちらからダウンロードできます:Pages、Keynote、Numbers。

AppleのモバイルiWorkアプリについて詳しくは、以下のレビュー記事をご覧ください:

  • Apple Keynote レビュー
  • Apple Pages レビュー
  • Apple Numbers レビュー

Microsoft Officeの同期オプション

iOS版Officeは、Microsoftのクラウドストレージサービス「OneDrive」と統合されています。そのため、Officeアプリでドキュメントを作成し、通勤中にiPadで修正を加える、といった使い方ができます。モバイル版が特定の機能に対応していなくても、ドキュメントの書式は維持されます。

ただし、ドキュメントを編集する前に、iPadへダウンロードしておく必要があります。また、OneDriveに保存せずにiPad上でドキュメントを作成・保存することも可能です(オフライン時に便利)。ただし、テンプレートを使いたい場合は、インターネット接続中にドキュメントを作成しておく必要があります。

オンライン状態であれば、同僚と同時にドキュメントを編集する共同作業も可能です。ツールバー左上の共有ボタンをタップして、他の人をドキュメントに招待しましょう。ただし、リアルタイム更新ではない点には注意が必要です。画面を更新すると、自分が編集していた段落が移動していることがあります。

iPad・iPhone版Word

iPadとiPhoneでMicrosoft Officeを無料で使う方法|Word・Excel・PowerPointの入手手順を徹底解説

iOS版Wordでは、充実したドキュメント作成・編集ツールを利用できます。他のiOS版Officeアプリと同様に、有料のOffice 365アカウントを持っていなくても、アプリ内でドキュメントを編集できるようになりました。以前は、Office 365サブスクリプションがないと、ドキュメントは閲覧専用でした。

ドキュメントを作成する場合、標準的なテキスト書式設定(段落書式の選択・変更や、表の追加・基本編集など)だけで十分であれば、無料版で問題なく作業できます。

iPhoneでiOS版Wordを使うと、画面サイズの制約を受けますが、Microsoftはインターフェースにさまざまな工夫を凝らしています。たとえば、テキスト編集時に画面スペースを最大化するため、「リボン」(普段Officeアプリで使っているツールバー)を簡素化しました。

さらに「モバイルビュー」ボタンも用意されており、テキストサイズを調整し、不要なドキュメント要素を消し、ツールをキーボードに統合することで、編集中のテキストに集中できるようになっています。

iPadとiPhoneでMicrosoft Officeを無料で使う方法|Word・Excel・PowerPointの入手手順を徹底解説

ビジネス環境で使う場合には、いくつかの制限に直面するかもしれません。Office 365サブスクリプションが必要な機能には、より高度なレイアウト・書式設定ツール、ページの向きの変更、段組みやセクションの追加・削除、WordArt、カスタム文字色、反射効果などの画像編集オプション、高度な表・グラフ編集、変更履歴の記録などが含まれます。

なお、ドキュメントで変更履歴がすでに有効になっている場合、サブスクリプションの全機能がなくても、自分が行った変更は記録されます。ただし、変更の承認・拒否はできません。

OneDriveやDropbox for Businessアカウント、あるいは自社のプライベートなMicrosoft SharePointに保存されたファイルにアクセスする可能性があるなら、有料アカウントが必要です。無料のOneDriveアカウントに登録すれば、アプリを使ったドキュメントの保存・アクセスは可能です。

MicrosoftはDropboxとの連携機能も搭載しており、DropboxアカウントをWordに追加すれば、そこに保存されているWordドキュメントを開くことができます。

アプリの詳細については、「iOS版Wordガイド」をご覧ください。

iPad・iPhone版Excel

iPadとiPhoneでMicrosoft Officeを無料で使う方法|Word・Excel・PowerPointの入手手順を徹底解説

iOS版Excelは、Microsoft IDに登録すれば、スプレッドシートの作成に使えます。アカウントにログインすると、Office 365サブスクライバーが持つ機能のほぼすべてを利用できます。作成、編集、保存、印刷はすべて、無料版で快適に動作します。

Dropboxにも対応しているため、Microsoft OneDriveを使わなくても構いません。Dropboxアカウントにログインすると、保存先や開く場所の一覧が表示され、Dropbox内のスプレッドシートを開いて編集・保存できます。ここにiCloud Driveも対応してくれると嬉しいところですが。

Office 365ユーザー限定の機能には、ピボットテーブルのスタイル・レイアウトのカスタマイズ(そもそもiOS版Excelではピボットテーブル自体を作成できません)、図形へのカスタムカラー追加、WordArtの挿入・編集、画像への影や反射スタイルの追加、グラフ要素の追加・変更などがあります。

iPad版とiPhone版のアプリに機能面の違いはありませんが、正直なところ、画面が大きい分、iPadでExcelを使う方がはるかに快適です。iPhoneの画面は、ごく基本的な編集以外には狭すぎます。緊急時には使えますが、本格的にドキュメントを作成したり大幅な編集を行ったりするなら、iPadを選ぶべきでしょう。

アプリの機能や性能について詳しくは、「iOS版Excelガイド」をご覧ください。

iPad・iPhone版PowerPoint

iPadとiPhoneでMicrosoft Officeを無料で使う方法|Word・Excel・PowerPointの入手手順を徹底解説

iOS版WordやExcelと同様に、PowerPointもプレゼンテーションの編集にサブスクリプションが不要になりました。

無料プランでは、アニメーションの追加・編集、画像のトリミング、iOSデバイスからの動画挿入が行えます。

Office 365サブスクリプションがあれば、プレミアム機能として、発表者ツール(Presenter View)、図形へのカスタムカラー追加、WordArtの追加・編集、グラフィックへの反射・影の適用、グラフ要素の追加・編集、表のセル・行・列の網かけ調整などを利用できます。

デスクトップ版PowerPointには及びませんが、簡単なプレゼンテーションに役立つモバイル版としては、堅実なツールと言えます。他のアプリと同様に、ファイルの保存先としてMicrosoft独自のOneDriveの代わりにDropboxを使うことも可能です。

  1. MacでMicrosoft Wordを無料で使う方法【2022年版】

    Microsoft Wordは、1983年の発売以来、世界中で愛用されてきた定番のワープロソフトです。文書作成、履歴書、レポートなど、さまざまな場面で活用されています。 その人気と使いやすさから、WindowsユーザーだけでなくMacユーザーにも多くのファンがいます。この記事では、Microsoft Officeの有料版・トライアル版・無料版を入手するすべての方法と、よくある質問について詳しく解説します。 さらに、おまけ情報として、MacユーザーがMicrosoft Wordの代わりに使える優秀な代替アプリもご紹介します。 MacでMicrosoft Wordを無料で入手する方法(2022年)

  2. Microsoft PowerPointを無料で使う4つの方法【Web版・スマホアプリ対応】

    パソコンでプレゼンテーション資料を作るとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがPowerPointでしょう。Microsoftのこのソフトウェアは長い歴史を持つ定番ツールであり、初登場から30年以上が経った今でも、多くのユーザーにとって第一の選択肢であり続けています。その間にPowerPointは数多くの改良を重ねてきましたが、その目的は変わりません。それは、誰もが魅力的なスライドショー形式のプレゼンテーションを作成できるようにすることです。かつてはOfficeを買い切ることが唯一の選択肢でしたが、Office 365(現在のMicrosoft 365)の登場により、月額料金を支払うことですべ