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iPhoneとiPadでFlashを再生する方法【対応アプリと代替手段を解説】

iPhoneやiPadでFlash動画やFlashゲームを楽しみたい、あるいはFlashベースのWebサイトにアクセスしたいと思っても、ひとつ大きな問題があります。iOSやiPadOSはFlashに対応していないのです。ただし、App Storeにはこれを補うさまざまなアプリが存在します。この記事では、iPadとiPhoneでFlashを利用する方法を詳しく解説します。

注意:Adobeは2020年12月31日をもってAdobe Flashのサポートを終了しました。それ以降のダウンロード・利用は推奨されません。

iPadとiPhoneにおすすめのFlash対応アプリ

iPadやiPhoneでFlash動画やゲームを再生できる人気ブラウザアプリとしては、「Photon Browser」と「Puffin」が挙げられます。

一方、Chrome、Firefox、Operaといった主要なサードパーティ製ブラウザは、フォーマット自体の衰退に伴い、iOS/iPadOSデバイスでのFlashサポートをすでに打ち切っています。

Photon Browser

Flashサポートを必要とするiPad・iPhoneユーザーの間で最も人気があるのがPhoton Browserです。価格はiPad版が4.99ドル(英国では4.99ポンド)、iPhone版が3.99ドル(3.99ポンド)で、Safariの代わりとなる優れたブラウザとして使えます。画面右上の稲妻アイコンをタップすると、Flashモードが有効になります。

正直なところ、Flashを有効にするとブラウザの動作はやや遅くなり、インターフェースも美しいとは言えませんが、目的はしっかり果たせます。実際、筆者はiPadとiPhoneでPhoton Browserを使い、Moshi Monstersのキャラクター作成を問題なく行うことができました。

Photon Browserがどうしても遅いと感じる場合は、右上の設定アイコンをタップし、用途に合わせて設定を調整してみてください。

Puffin

PuffinもFlashコンテンツ向けに人気の高いブラウザで、iPhone・iPadともに4.99ドル(4.99ポンド)で提供されています。

PuffinはMoshi Monstersのサイトを見事に表示しましたが、ディズニー「ファンタジーランド」のFlash版サイトの表示にはやや苦戦しました。

ただしPuffinには、米国外のユーザーにとって弱点があります。サーバーが米国に置かれているため、閲覧できるコンテンツに地域制限がかかるのです。たとえば筆者はイギリスにいながら、BBC iPlayerを視聴できませんでした。

その他の方法:リモートデスクトップを活用する

Parallels Accessのようなサービスを使えば、MacやPCから直接ストリーミングすることで、iPadやiPhone上でFlashにアクセスできます。Parallels Accessなら世界中どこからでもiPad経由でMacやPCのデスクトップにアクセスでき、Microsoft Office、Internet Explorer、Flash Player、Flash対応ブラウザといったアプリを利用可能です。

Flashの利用だけが目的なら、年間13.99ポンド/19.99ドルのサブスクリプションは割高に感じるかもしれません。しかし、PCやMacへのリモートアクセス、あるいはiPad・iPhoneでのMac/PCアプリの実行も視野に入れているなら、十分検討する価値のある選択肢です。

iPadとiPhoneがFlashに対応していない理由

Appleの故スティーブ・ジョブズ共同創業者は、モバイルにおけるFlashを公然と批判し、iOSプラットフォームへの採用を拒みました。代わりにジョブズが推したのがHTML5という代替標準規格で、その後HTML5はWeb上のFlashをほぼ完全に置き換えることになりました。

AppleがFlashに反対した詳細な理由については、2010年に公開されたスティーブ・ジョブズ自身の文章を読むとよく分かります。

また2012年8月には、AdobeがGoogle Playストア経由でのFlash新規インストールを無効化し、AndroidデバイスにおけるAdobe Flashの歴史にも幕が下ろされました。

今後もAdobe Flash Playerは使われるのか?

iOS/iPadOSデバイスでFlashコンテンツを視聴できる手段が限られる中、業界全体の関心はFlashから他のWeb技術へと移り、Flashの終焉は目前に迫っていました。

Adobe自身が確認した通り、同社は2020年末をもってFlash形式のサポートを終了し、コンテンツ制作者に対して既存のFlashコンテンツを新しい形式へ移行するよう呼びかけています。Chrome、Microsoft Edge、Safariなど多くのブラウザはすでにデフォルトでFlashをブロックしていますが、依然としてこの技術に依存するブラウザゲームは数多く存在しており、変換作業が必要です。

なお、2021年以降はFlashのサポートが完全に終了しているため、ここで紹介したアプリでもFlashコンテンツを再生できない場合があります。過去のコンテンツをアーカイブ的に閲覧したい場合は、Internet Archiveのエミュレーション機能など、別の手段を検討するとよいでしょう。

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