Mac・MacBookの「メール」アプリにメールアカウントを追加・設定する方法
Appleが提供するメールアプリが「メール(Mail)」です。このアプリはmacOSに標準搭載されているため、すべてのMacに最初から入っており、iPadやiPhoneにも同じアプリが用意されています。GmailやiCloudメールなどをWebブラウザで確認する代わりに、メールアプリを使えば、複数のメールアカウントをひとつの場所でまとめて管理できます。すべての受信トレイを一元化できるので、アプリは1つだけでよく、大事なメールを見逃す心配もありません。
この記事では、MacやMacBookでメールを設定する手順と、2つ目以降のメールアカウントを追加する方法を詳しく解説します。
Macの「メール」アプリを使うメリット
まず、Macでメールアプリを使うメリットを簡単にご紹介します。
- 複数アカウントの一元管理:仕事用とプライベート用など、使用しているすべてのメールアドレスを登録でき、読み書きを1か所で行えます。
- 主要サービスに対応:Gmail、Yahoo!メール、Outlook、そしてもちろんAppleのiCloudに対応しており、Exchangeにも対応。セットアップも非常に簡単です。
- 添付ファイルへの注釈付け:写真やPDFに直接マークアップ(描き込み)をして送信できます。
- 他のmacOSアプリとの連携:カレンダーやマップなどの標準アプリとシームレスに連携します。
- 大容量ファイルの送信:大きなファイルやフォルダを添付すると、自動的にダウンロードリンクが相手に送られます。
- 迷惑メール対策:差出人のブロックやメーリングリストからの登録解除も簡単に行えます。
- スレッドのミュート機能:通知が多すぎるグループ会話をミュートできます。
- スマートメールボックス:「未読」「今日受信したもの」「特定の差出人」などのルールでメールを整理できます。
- フラグ機能:色分けされたフラグを付ければ、必要なメールのグループをすぐに見つけられます。
- 強力な検索機能:すべてのメールから素早く目的のメールを検索できます。
メールアプリを起動するには、「Command + スペースキー」を押してSpotlight検索で「メール」と入力するか、Dockにあるメールアイコンをクリックします。
Macでメールを設定する基本手順
MacやMacBookでのメール設定はとても簡単です。特にGmail、Yahoo!メール、AppleのiCloudといった主要サービスなら、メールアドレスとログイン情報さえあればすぐに完了します。手順は以下の通りです。
- 「システム環境設定」を開きます。
- 「インターネットアカウント」をクリックします。
- 右側にiCloud、Exchange、Google、Twitter、Facebook、Yahoo!などのサービス一覧が表示されます。表示されない場合は「+」ボタンをクリックしてください。
また、Appleのメールアプリから直接アカウントを追加することもできます。実際、初めてメールアプリを開いたときには、アカウント追加を促す画面が表示されます。
- メールアプリを開きます。
- メニューバーの「メール」から「アカウント」を選択します。「システム環境設定」と同じ画面が開きます。
- 登録済みのアカウントを解除・無効化したい場合は、対象のアカウントを選択して「−(マイナス)」ボタンをクリックします。
以下では、アカウントの種類ごとの設定方法を解説します。
iCloudメールをMacのメールに追加する方法
Macの初期設定時にiCloudアカウントを作成していれば、左側にiCloudの項目が表示され、iCloudメールはすでにメールアプリに反映されているはずです。表示されていない場合は、以下の手順を試してください。
- 左側にiCloudの項目がある場合は、それをクリックします。
- 「メール」のチェックボックスにチェックが入っていることを確認します。これでiCloudのメールがメールアプリに届くようになります。
iCloudの項目が見当たらない場合は、次の手順で追加します。
- 「+」をクリックします。
- 右側の一覧から「iCloud」を選択します。
- Apple IDでiCloudにサインインします。(まだApple IDを持っていない場合は「Apple IDを作成」をクリック)
- Macがサインインと設定を完了するまで待ちます。
GmailをMacのメールに追加する方法
Gmailアカウントをお持ちなら、簡単に設定できます。
- 「Google」をクリックします。
- Webブラウザを使用するよう求めるメッセージが表示されたら、「ブラウザを開く」をクリックします。
- Googleアカウントのログイン画面が開くので、普段どおりにサインインします。
- 「macOSがGoogleアカウントへのアクセスを求めています」というメッセージが表示されたら、「許可」をクリックして承認します。
- システム環境設定に戻るので、メール、連絡先、カレンダー、メモなどのどのアプリでこのアカウントを使うかを確認します。「メール」にチェックが入っていることを忘れずに。
- これでメールアプリでGmailの送受信が可能になります。
Yahoo!メール、AOL、Microsoft Exchangeのアカウントも、同様の手順で簡単に追加できます。
別のメールアカウントを追加する方法
同じ方法で複数のメールアカウントを追加できます。「+」をクリックして、上記の手順に従って各アカウントの情報を入力していくだけです。
メールアカウントを手動で追加する方法
Appleが一覧に表示していないメールプロバイダの場合でも、手動で追加することが可能です。たとえばHotmail(Outlook.com)アカウントの追加は少し手順が異なります。
手動でメールアカウントを追加するには、以下の手順に従います。
- Macでメールアプリを開きます。
- メニューバーの「メール」>「アカウントを追加...」をクリックします。
- iCloud、Exchangeなどの選択肢とともに「その他のメールアカウント...」という項目が表示されたウィンドウが開きます。
- 「その他のメールアカウント...」を選択します。
- 「続ける」をクリックします。
- メールアドレスとパスワードを入力し、「サインイン」をクリックします。
- アカウントタイプ(IMAPまたはPOP)や受信メールサーバー、送信メールサーバーの情報が表示されます。手動で入力する必要がある場合は、IMAPかPOPを選択します(通常はIMAPが推奨ですが、プロバイダに確認してください)。
- 受信メールサーバーと送信メールサーバーの情報を入力します(詳細はプロバイダから入手してください)。
- 「保存」をタップします。
- アカウントが有効であれば認証が完了し、サインインできるようになります。
IMAPとPOP、どちらを選ぶべき?
POPはメールをMacにダウンロードして保存する方式、IMAPはメールをサーバー上に残す方式です。複数のデバイスでメールを同期できるため、一般的にはIMAPが推奨されています。
メールアプリより優れた無料のメールソフトをお探しの方は、Macで使えるメールアプリの無料代替ツール特集も参考にしてください。また、iPadやiPhoneでのメール設定方法、Macのメールで迷惑メールを防ぐ方法、不在時の自動返信(不在通知)の設定ガイドも併せてご覧ください。
-
Macのメールストレージを解放する方法をわかりやすく解説
メールで受信したファイルが大量にダウンロードされ、Macの動作が重く感じることはありませんか?そのような場合は、Macのメールストレージを整理・削除する必要があります。これはMacのクリーンアップと最適化において重要なステップです。ディスク容量を有効に活用するためには、不要なファイルやジャンクファイルを定期的にチェックすることが欠かせません。 この記事では、Macのメールストレージ容量を減らす方法を、初心者の方にもわかりやすい手順で解説します。ダウンロード済みファイルを手動で削除するのも一つの方法ですが、時間と手間がかかります。そこで本記事では、強力なMacクリーニングアプリ「Disk Cle
-
Macにスタートアップ項目を追加する方法|ログイン時にアプリを自動起動させる2つのテクニック
Macには、日々の作業で使う書類やアプリケーションが数多く入っていることでしょう。その中には、Safariやメールなど、毎日のように頻繁に開く便利なアプリも含まれています。 そんなとき、Macにログインした瞬間にこれらのアプリや書類が自動的に起動してくれたら、とても便利だと思いませんか?この記事では、よく使う項目をMacのスタートアップ項目として登録する方法を詳しく解説します。 一度スタートアップ項目として登録してしまえば、ログインのたびに手動でアプリを開く必要はなくなります。 スタートアップ項目とは? 追加手順を解説する前に、まず「スタートアップ項目」とは何なのかを簡単におさらいしておきまし