Macでゴミ箱を空にする方法|削除できないときの対処法も解説
Macでファイルを削除するのは簡単ですが、ほとんどの場合、削除操作はファイルを「ゴミ箱」に移動するだけであり、実際にストレージから消去するにはゴミ箱を空にする必要があります。通常、ゴミ箱を空にするのも簡単な操作ですが、まれにゴミ箱が空にできなくなることがあります。この記事では、ゴミ箱が空にできない主な原因と、Macのゴミ箱を強制的に空にする方法をご紹介します。
ゴミ箱が空にできない、またはファイルが削除できない原因としては、ファイルがアプリケーションによって使用中である、ファイルがロックされている、削除に必要な権限がない、などが挙げられます。以下でそれぞれの解決方法を詳しく見ていきましょう。
Macでファイルを削除する方法
Macでファイルを削除するには、いくつかの方法があります。
- ファイルをDockのゴミ箱アイコンにドラッグ&ドロップする
- ファイルを右クリック(Controlキーを押しながらクリック)し、「ゴミ箱に入れる」を選択する
- ファイルを選択して「Command + Delete」キーを押す
ただし、これらの方法ではファイルは完全には削除されず、ゴミ箱に残ったままになります。誤って必要なファイルを消してしまうのを防げる便利な仕組みですが、実際にストレージ容量を確保したい場合は、ゴミ箱からファイルを完全に削除する必要があります。
ゴミ箱からファイルを削除する方法
ゴミ箱からファイルを削除するのは、通常それほど難しくありません。
- Dockのゴミ箱アイコンをクリックし、「ゴミ箱を空にする」を選択します。
- または、「Command + Shift + Delete」の3つのキーを同時に押してゴミ箱を空にすることもできます。
この操作は取り消せないため、「ゴミ箱の中の項目を本当に削除してもよろしいですか?」という警告が表示されます。問題がなければ「ゴミ箱を空にする」をクリックすれば、ファイルは完全に削除されます。

また、確認画面をスキップしてゴミ箱を直接空にしたい場合は、次のキーを押します。
- Command + Option/Alt + Shift + Delete
ゴミ箱を経由せずに即座に削除する方法
実は、ゴミ箱を経由せずにファイルを即座に完全削除することも可能です。
- 削除したいファイルをクリックして選択します。
- 「Option/Alt + Command + Delete」キーを押します。
「使用中」の項目がある場合の削除方法
ゴミ箱を空にしようとした際に、項目が別のアプリケーションで「使用中」であるという警告が表示されることがあります。その場合は、いくつかの対処法があります。
まず、「続ける」や「スキップ」をクリックすれば、問題のない項目だけを先に削除できます。ただし、使用中のファイルはゴミ箱に残ったままになります。

「使用中」のファイルをゴミ箱から削除するための解決策をいくつか紹介します。
- ファイルを使用していると思われるアプリケーションを終了します(どのアプリか分からない場合は、開いているすべてのアプリを終了してください)。これでゴミ箱を空にできるはずです。
- それでもダメな場合は、アプリがバックグラウンドプロセスでファイルを使用している可能性があります。Macを再起動してから、再度ゴミ箱を空にしてみてください。
- それでも解決しない場合は、ログイン項目(スタートアップ項目)がファイルを使用している可能性があります。セーフモードでMacを起動するとログイン項目が無効になるため、ゴミ箱を空にしてファイルを削除できるようになります。
どのアプリケーションが問題のファイルを使用しているのか特定したい場合は、ターミナルで次のコマンドを試してみましょう。
- ゴミ箱をクリックしてFinderウィンドウを開きます。
- ターミナルを開き、「lsof」と入力します(末尾に半角スペースを入れます)。
- この時点ではReturnキーは押さないでください。
- 使用中のファイルをゴミ箱からターミナルウィンドウへドラッグします。
- Returnキーを押します。
- ターミナルウィンドウに、そのファイルを使用しているアプリケーションやプロセスの一覧が表示されます。
表示されたのがアプリケーションであれば終了し、バックグラウンドプロセスであればアクティビティモニタを開いてそのプロセスを終了させてください。
ロックされたファイルを削除する方法
ファイルがロックされていると、削除できないことがあります。
ロックされたファイルは、アイコンの左下に鍵のマークが表示されます。
- Finderでファイルを右クリック(Controlキーを押しながらクリック)して「情報を見る」を選択するか、ファイルを選択して「Command + I」キーを押します。
- 「一般」セクション(「タグを追加」の下)を開きます。
- 「ロック」のチェックボックスの選択を解除します。
権限がなくてファイルを削除できない場合
ファイルを削除するのに十分な権限を持っていない場合があります。システム関連のファイルを削除しようとしているのであれば、そもそも削除すべきではないため、これはむしろ良いことと言えます。
しかし、安全に削除できるファイルだと判断できる場合は、「共有とアクセス権」セクションで自分のユーザ名を追加し、「読み/書き」のアクセス権を付与しましょう。
外付けドライブ上のファイルを削除する方法
外付けハードディスクやUSBメモリなどのドライブ上のファイル削除は、少し厄介なことがあります。理由はいくつかあります。
一部のネットワークボリュームはゴミ箱に対応していないため、ファイルを削除すると即座に完全削除されます。その場合、Finderがファイルを削除しようとしているというメッセージが表示され、パスワードの入力を求められます。パスワードを入力して「OK」をクリックしてください。
また、外付けドライブからファイルを削除したつもりでも、実は削除されていないことがあります。外付けドライブからファイルを削除すると、そのファイルはMac本体のゴミ箱に移動するためです。つまり、外付けドライブ上のゴミ箱内のファイルを消すには、通常どおりMacのゴミ箱を空にする必要があります。ゴミ箱を空にする前に外付けドライブを取り出してしまうと、ファイルはドライブ上に残ったままになります。
では、Mac本体のゴミ箱を空にせずに、外付けドライブ上のゴミ箱だけを削除するにはどうすればよいのでしょうか?
実は、ローカル接続されたドライブには、ルートレベルに「.Trashes」という名前の隠しゴミ箱フォルダが存在します。ターミナルを使えば、これらのフォルダを見つけて削除することができます。
外付けドライブ上のファイルが削除できない理由は他にもあります。ドライブ自体に問題がある場合は、ディスクユーティリティを使ってディスクを修復できます。
ディスクユーティリティを開き、問題のファイルがあるディスクを選択します。「First Aid」を実行してディスクを修復しましょう。再起動後、ゴミ箱を空にできるようになっているはずです。
ターミナルでゴミ箱を空にする方法
ターミナルの操作に慣れている方は、以下の手順でゴミ箱を空にできるかもしれません。
- ターミナルに「sudo rm -R」と入力します(Rの後に半角スペースが必要です)。
- まだEnterキーは押さないでください。
- Controlキーを押しながらゴミ箱アイコンをクリックして開きます。
- ゴミ箱内のファイルを選択します。
- 選択したファイルをターミナルウィンドウにドラッグします。
- Enterキーを押します。
- 管理者パスワードを入力します(入力内容は表示されません)。
- Enterキーを押します。

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