【解決法】Windows 10 2022 Update後にシャットダウンが遅くなる問題の直し方
通常、PCをシャットダウンすると、Windowsはシステムプロセスを順番に終了させ、データを保存し、メモリ上の不要なデータを解放します。シャットダウン自体は数秒程度で完了するのが普通です。しかし、この複雑な一連の処理がうまく噛み合わず、シャットダウンに非常に長い時間がかかることがあります。特にWindows 10 2022 Updateを適用した後、「シャットダウンが以前より遅くなった」と悩むユーザーが多く報告しており、シャットダウンの確認音を待つだけでも苦痛に感じるほどです。
Windows 10のシャットダウンが遅くなる問題について
一部のユーザーからは、画面はすぐに消えるものの、電源ボタンのLEDが数分間点灯し続け、ハードウェアが動作したままになるという声もあります。この問題の主な原因は、破損したWindowsファイルやドライバーであり、それらがWindowsの完全なシャットダウンを妨げていると考えられます。また、電源設定の誤りが原因となるケースもあります。原因が何であれ、シャットダウン時間の長さに困っている方は、本記事で紹介する対処法をぜひお試しください。
まず、外付けデバイスが接続されている場合は、一時的に取り外して問題が解消されるか確認してみてください。また、実行中のプログラムがある場合は、先にすべて閉じてからシャットダウンを試みてください。
1. 最新のWindowsアップデートをインストールする
Microsoftは定期的に累積アップデートでバグ修正を配信しているため、必ず最新のWindowsアップデートを適用しておきましょう。Windows 10は自動更新が標準設定ですが、以下の手順で手動確認も可能です。
- キーボードショートカット「Windows + I」で設定アプリを開く
- 「更新とセキュリティ」→「Windows Update」をクリック
- 「更新プログラムのチェック」ボタンを押して、Microsoftサーバーからアップデートをダウンロード
- ダウンロードとインストールが完了したら、PCを再起動して適用する

あわせて、システムに最新のデバイスドライバーがインストールされていることも確認してください。
2. 電源のトラブルシューティングツールを実行する
Windowsに内蔵された電源トラブルシューティングツールを実行すれば、シャットダウンを妨げている問題を自動的に検出・修復できます。
- 「Windows + I」キーで設定アプリを開く
- 「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」→「追加のトラブルシューティングツール」をクリック
- 一覧を下にスクロールして「電源」を選択
- 「電源のトラブルシューティングツールの実行」をクリック
- 電源設定の診断が始まり、必要に応じて自動的に修正される
- 処理完了後、PCを再起動して改善を確認する

3. 高速スタートアップ機能を無効にする
これは起動・シャットダウン関連の問題全般に効果的な方法です。Microsoftは起動時間を短縮するために高速スタートアップ機能を搭載しましたが、この機能にはいくつかの欠点があり、無効化することで問題が解決したという報告が多数あります。
- コントロールパネルを開き、「電源オプション」を検索して選択する
- 左側メニューから「電源ボタンの動作の選択」をクリック
- 「現在利用可能ではない設定の変更」を選択
- 下へスクロールして「シャットダウン設定」セクションを表示
- 「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
- 「変更の保存」ボタンをクリックする

4. レジストリエディターを調整する
シャットダウンが遅くなる最大の原因は、システムファイルやレジストリの破損です。以下の手順で解消しましょう。
- 「Windows + R」キーを押し、「regedit」と入力して「OK」をクリックし、レジストリエディターを開く
- 必ず事前にレジストリのバックアップを取ってから、次のキーへ移動:\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management
- 「ClearPageFileAtShutdown」の値が「1」の場合は「0」に変更する

- 次に、以下のキーへ移動:Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control
- 左ペインで「Control」を選択した状態で、右ペインの「WaitToKillServiceTimeout」を探す
- 値が存在しない場合は、右ペインの空きスペースを右クリックし、「新規 > 文字列値」を選択
- 名前を「WaitToKillServiceTimeout」にしてダブルクリックで開く
- 値を「1000~20000」(=1~20秒)の範囲で設定する
注意:保存せずにシャットダウンすると、データ保護のため自動保存が行われます。この処理には時間が必要なため、20秒より大幅に短い値を設定すると、アプリが変更を保存せずに強制終了される恐れがあります。 - 「OK」をクリックする
- 最後にPCを再起動して変更を適用する
この方法により、問題が解決し、シャットダウンプロセスが高速化されるはずです。
5. 電源プランをリセットする
カスタマイズした電源プランを使用している場合は、一度リセットすると問題が改善することがあります。
- コントロールパネルを開き、「電源オプション」に移動する
- 使用中の電源プランを選択し、「プラン設定の変更」をクリック
- 「詳細な電源設定の変更」をクリック
- 「プランの既定値に戻す」ボタンをクリック
- 「適用」→「OK」の順にクリックする

6. DISMおよびSFCユーティリティを実行する
前述のとおり、破損・欠落したシステムファイルが主な原因であることが多いため、システムイメージを修復するDISM(展開イメージのサービスと管理)コマンドとシステムファイルチェッカーの実行をおすすめします。
コマンドプロンプトを管理者として開き、以下のコマンドを実行してください。
Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

DISMによるスキャンと修復が100%完了するまで待ちます。その後、「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押します。
システムファイルチェッカーが破損・欠落ファイルをスキャンし、見つかった場合は%WinDir%\System32\dllcacheの圧縮フォルダから復元します。完了したらWindowsを再起動して改善を確認してください。
7. ディスプレイドライバーを更新する
古いドライバーや破損したドライバーはPCにさまざまなトラブルを引き起こします。特にディスプレイドライバーを含むすべてのデバイスドライバーを最新の状態に保ちましょう。
- 「Windows + X」キーを押し、「デバイスマネージャー」を選択
- インストール済みデバイスの一覧が表示される
- 「ディスプレイアダプター」を展開し、グラフィックスドライバーを右クリックして「ドライバーの更新」を選択
- 画面の指示に従い、完了後はWindowsを再起動する

これらの方法で「Windows 10のシャットダウン・再起動が遅い問題」は解決しましたか?どの対処法が効果的だったか、ぜひコメントでお知らせください。
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