Windows 10の起動が遅い問題を解決!起動時間を大幅に短縮する5つの対処法(2022年更新)
Windowsを使う上で最もストレスを感じる問題のひとつが「起動の遅さ」です。特に最近のアップデート以降、「Windows 10の起動やログインに異常に時間がかかる」「黒い画面にローディングの点々アニメーションが長時間表示されたまま進まない」といった報告が多数寄せられています。
主な原因としては、アプリのインストールしすぎによるシステムリソースの圧迫、システムファイルの破損、アップデートの失敗やバグなどが挙げられます。本記事では、Windows 10 PCの起動時間を劇的に短縮するために、今すぐ試せる簡単な対処法を詳しく解説します。
Windows 10で起動が遅くなる問題とは
ノートパソコンの起動が遅くて困っている、ログイン画面が出るまで何分も待たされる——そんな悩みをお持ちの方は少なくありません。ここでは、実際に効果のある簡単な解決策を順番にご紹介します。
1. スタートアップアプリを無効化する
新しいプログラムをインストールすると、その多くはPCの起動時に自動的に立ち上がるよう設定されます。つまり、使っていないアプリやサービスが起動時に読み込まれ、システムリソースを無駄に消費しているのです。不要なスタートアップアプリを停止することは、Windows 10の速度を向上させる最も効果的な方法のひとつです。
- キーボードショートカット「Ctrl + Shift + Esc」でタスクマネージャーを開きます。
- 初めて開く場合は、ウィンドウ下部の「詳細情報」をクリックしてください。
- システムで動作中のすべてのプログラム一覧が表示されます。
- 「スタートアップ」タブに切り替えると、起動時に実行されるアプリとその影響度一覧が確認できます。
- 不要なアプリを右クリックして「無効化」を選択します。これをすべてのスタートアップアプリに対して行いましょう。
2. 高速スタートアップを無効化する
意外に思われるかもしれませんが、これも起動時間短縮に有効な対策です。「高速スタートアップ」はWindows 10で既定で有効になっている機能で、シャットダウン前に一部の起動情報を事前読み込みすることで起動を速くする仕組みです。休止状態と似た動作をしますが、実際には多くのユーザーから不具合の報告があり、起動時間に関する問題では最もトラブルの多い設定として知られています。
高速スタートアップを無効化する手順:
- コントロールパネルを開きます。
- 検索ボックスで「電源オプション」を検索して選択します。
- 左側のパネルから「電源ボタンの動作の選択」をクリックします。
- このページの設定変更には管理者権限が必要です。画面上部の「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックしてください。
- 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、「変更の保存」をクリックして完了です。
3. 仮想メモリの設定を調整する
仮想メモリの調整も、Windows 10の起動が遅い問題の解決やシステムパフォーマンス向上に効果的です。仮想メモリとは、ハードディスクの一部をRAMの代わりとして使用する仕組みのこと。RAMが多いほど同時に処理できるタスクが増えますが、メモリ使用量が上限に近づくとWindowsは仮想メモリへ退避します。通常は自動管理されていますが、手動で調整することでパフォーマンスを改善できる場合があります。
- 検索ボックスで「パフォーマンス」と入力し、「Windowsの外観とパフォーマンスの調整」を選択します。
- 「詳細設定」タブにあるページファイル(仮想メモリの別名)サイズの項目で「変更」をクリックします。
- 重要なのは画面下部に表示される「推奨」メモリ量と「すべてのドライブの合計ページングファイルサイズ」の数値です。
- 問題が発生しているユーザーの多くは、現在割り当てられている容量が推奨値を大きく超えているとの報告をしています。
- 同じ状況であれば、「すべてのドライブのページングファイルサイズを自動的に管理する」のチェックを外します。
- 「カスタムサイズ」を選択し、「初期サイズ」と「最大サイズ」に下記の推奨値を入力します。
- PCを再起動すれば、起動時間が改善されるはずです。
4. 最新のWindowsアップデートを適用する
場合によっては、最新のWindowsアップデートをインストールするだけで起動の遅さが解消されることもあります。Windows 10は通常、必要なアップデートをバックグラウンドでダウンロードしますが、以下の手順で手動でも確認できます。
- Windowsキー + I を押して「設定」アプリを開きます。
- 設定アプリが開いたら、「更新とセキュリティ」セクションへ移動します。
- 「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。
- アップデートがある場合は自動的にダウンロードされ、PCの再起動後にインストールされます。すでに最新の状態であれば、別の解決策を試してみましょう。
5. グラフィックドライバーを更新する
デバイスドライバーはOSの中核となる要素で、Windowsがハードウェアと連携するために必要不可欠です。ドライバーが古かったり破損していたりすると、起動時にさまざまな問題が発生することがあります。特にディスプレイ/グラフィックドライバーの不具合は、起動が遅くなる原因になりがちです。MicrosoftフォーラムやRedditでも、「グラフィックカードのドライバーを更新したら起動問題が解決した」という報告が数多くあります。
- Windows 10のスタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
- 「ディスプレイアダプター」を展開して、使用中のグラフィックカードを確認します。
- インストール済みのグラフィックドライバーを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択し、PCを再起動します。
再起動後は、ベンダーの公式サイト(ノートパソコンの場合は内蔵グラフィックスならメーカーサイト)にアクセスし、最新ドライバーをダウンロードしてインストールしましょう。
また、システムに最新のWindowsアップデートが適用されていることも確認してください。「設定 → 更新とセキュリティ → Windows Update → 更新プログラムのチェック」から手動で確認・インストールできます。
さらに起動を速くしたい方への追加テクニック
不要なソフトウェア(bloatware)を削除する
Windowsドライブの空き容量を確保することは、システム全体の高速化と起動問題の解決につながります。「ディスククリーンアップ」を実行するか、不要なプリインストールソフト(いわゆるブロートウェア)を手動で削除しましょう。
- ディスククリーンアップを実行するには、検索ボックスで探して起動し、「システムファイルのクリーンアップ」をクリックします。
- 一時ファイル、インストーラー、その他不要なデータが自動的に削除されます。
- サードパーティ製の最適化ツール(CCleanerなど)を使えば、ワンクリックで最適化でき、レジストリエラーの修復も可能です。
使用していないプログラムがあれば、アンインストールして起動時間を短縮できます。
- 「Windows + R」キーを押し、「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押します。
- 「プログラムと機能」が開くので、不要なプログラムを選択して右クリックし、「アンインストール」で完全に削除します。
ブートメニューの表示時間を短縮する
Windowsの起動時、OSが読み込まれる前にブートメニューが表示されます。このメニューからセーフモードなどの起動オプションを選択できますが、既定では30秒間表示され続けます。この時間を短縮すれば、起動時間をさらに数秒削減できます。
手順:「Windows + R」キーを押し、「msconfig」と入力してEnterキーを押します。システム構成ウィンドウが開いたら「ブート」タブに移動し、タイムアウト値(既定は30秒)を小さい値に変更してください。
システムファイルチェッカー(SFC)を実行する
前述のとおり、システムファイルの欠損や破損も起動問題の原因になります。システムファイルチェッカーは破損したシステムファイルを検出し、%WinDir%\System32\dllcache内の圧縮フォルダーから復元してくれる便利なユーティリティです。
- コマンドプロンプトを管理者として開きます。
- まずDISMコマンド「DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth」を実行します。
- DISMの完了後、「sfc /scannow」コマンドを入力して、システムファイルのスキャンと修復を開始します。
あわせて、チェックディスク(chkdsk)コマンドでディスクドライブのエラーチェックを行うと、ディスク関連のエラーや不良セクターの大半を修復できます。
今後のトラブルを防ぐためのポイント
最新の定義を持つ信頼性の高いウイルス対策ソフトを導入し、定期的にフルスキャンを実行して、ウイルスやスパイウェアからシステムを守りましょう。
また、クラック版や海賊版、非正規のアプリケーションのインストールは絶対に避け、アプリは必ず信頼できる公式ソースからのみダウンロードしてください。
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