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Windows 10 21H2でスタートメニューが動作しない問題を解決する方法【2022年最新版】

Microsoftは2021年11月、新機能や既存機能の改善を多数含む「Windows 10 November 2021 Update(バージョン21H2)」をリリースしました。多くのユーザーにとってアップグレード作業はスムーズに完了しますが、一部のユーザーからはさまざまな不具合が報告されています。その中でも特に多いのが「Windows 10 21H2でスタートメニューが動作しない」「アップデート後にスタートメニューが応答しなくなった」という問題です。また、「システムにはインストールされているのに、スタートメニューにアプリが表示されなくなった」「タスクバーやスタートメニューからアプリをピン留めできなくなった」という声も寄せられています。

Windows 10 21H2でスタートメニューが動作しない原因と対策

スタートメニューはWindows操作の中心となる重要な機能です。突然開かなくなる、クリックしても反応しないといった症状が発生すると、作業に大きな支障をきたします。本記事では、スタートメニュートラブルシューティングツールの実行、破損したシステムファイルの修復、新しいユーザーアカウントの作成、Windowsアプリの再インストールなど、実効性の高い解決策を順番に紹介します。

まず確認すべき基本事項

本格的な対処を行う前に、以下の基本項目をチェックしておきましょう。

  • ウイルスやマルウェアが原因になっていないか確認します。信頼できるアンチウイルス・アンチマルウェアソフトを導入し、システム全体のフルスキャンを実行することをおすすめします。
  • CCleanerなどのシステム最適化ツールを使って、ジャンクファイルやキャッシュ、システムエラーファイルを削除し、壊れたレジストリエラーを修復します。
  • [サービス]画面を開き、「Application Identity」サービスが実行中であることを確認します。停止している場合は、右クリックして[開始]を選択してください。

スタートメニューのトラブルシューティングツールを実行する

Microsoftもこのスタートメニューの問題を認識しており、専用のトラブルシューティングツールを公開しています。このツールは、スタートメニューに関連するさまざまな問題を自動的に検出・修復できます。他の対処法を試す前に、まず公式ツールを実行してWindows自身に問題を修復させてみましょう。

  • Microsoft公式のスタートメニュートラブルシューティングツールをダウンロードし、管理者として実行します。
  • [詳細]をクリックし、「自動的に修復する」オプションにチェックが入っていることを確認します。
  • [次へ]をクリックし、画面の指示に従って進めます。

このトラブルシューティングツールは、以下の項目をチェックします。

  1. スタートメニューおよびCortanaアプリが正しくインストールされているか
  2. レジストリキーのアクセス許可に関する問題
  3. タイルデータベースの破損
  4. アプリケーションマニフェストの破損

問題が検出された場合、ツールが自動的に修復を試みます。トラブルシューティングが完了したらPCを再起動し、次回ログイン時にスタートメニューが正常に動作するか確認してください。それでも問題が解決しない場合は、次の方法を試しましょう。

PowerShellでWindowsアプリを再インストールする

公式のトラブルシューティングツールを実行してもスタートメニューが動作しない場合は、Windowsアプリの再インストールが最も効果的な解決策です。実際、この方法でスタートメニューのフリーズや応答なしの問題が解消されたという報告が多数あります。

  • スタートメニューアプリを再インストールするには、PowerShellでコマンドを実行する必要があります。
  • スタートメニューが使えないため、タスクバーを右クリックして[タスク マネージャー]を開きます。
  • [ファイル]→[新しいタスクの実行]を選択し、「powershell」と入力して「このタスクに管理者特権を付与して作成します」にチェックを入れます。
  • [OK]をクリックすると、管理者権限でPowerShellが起動します。
  • 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押して実行します。

Get-AppXPackage -AllUsers | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}

コマンドの実行が完了するまで待ちます。処理中に大量の赤い警告文が表示されることがありますが、無視して構いません。実行後はPCを再起動して変更を反映させましょう。次回ログイン時には、スタートメニューが復活しているはずです。

レジストリエディターを調整する

トラブルシューティングツールやPowerShellコマンド(スタートメニューアプリの再インストール)でも反応しないスタートボタンが直らない場合は、Windowsレジストリの編集を試みてください。

  • Windows + Rキーを押し、「regedit」と入力して[OK]をクリックし、レジストリエディターを開きます。
  • 誤操作に備えて、必ずレジストリのバックアップを作成してから、以下のパスへ移動します。
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ImmersiveShell\Launcher
  • [Launcher]を右クリックし、[新規]→[DWORD (32ビット) 値]を選択して、名前を「UseExperience」とします。
  • 作成した値をダブルクリックし、値のデータを「0」に設定します。
  • [OK]をクリックして変更を保存し、レジストリエディターを閉じてからPCを再起動します。

システムファイルチェッカー(SFC)を実行する

スタートメニューの不具合は、システムファイルの破損や欠落が原因の場合もあります。その可能性を排除するため、SFCユーティリティ(システムファイルチェッカー)を実行して、欠落または破損したシステムファイルを修復・復元することをおすすめします。

再度タスクマネージャーからPowerShellを開きます(タスクバーを右クリック→[タスク マネージャー]→[ファイル]→[新しいタスクの実行]→「powershell」と入力→「このタスクに管理者特権を付与して作成します」にチェック→[OK])。

次のコマンドを入力してEnterキーを押します。sfc /scannow

これにより、欠落または破損したシステムファイルのスキャンが開始されます。問題が見つかった場合、SFCは%WinDir%\System32\dllcacheフォルダ内のファイルを使って自動的に復元します。

プロセス全体が完了するまでしばらく待ちます。「破損したファイルは見つかりませんでした」という結果であれば、システムファイルに問題はありません。

一方、「Windows リソース保護は破損したファイルを検出しましたが、一部のファイルを修復できませんでした」というメッセージが表示された場合は、続けて以下のDISMコマンドを実行してください。

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

このコマンドにより、Windows Updateから正常なファイルをダウンロードして破損ファイルを置き換えます。完了まで時間がかかることがあるため、辛抱強く待ちましょう。その後、再度「sfc /scannow」を実行し、PCを再起動します。次回ログイン時に、クラッシュや応答停止のない安定したスタートメニューになっているか確認してください。

新しいユーザーアカウントを作成する

新しいユーザーアカウントを作成する(新しい設定でユーザープロファイルを作り直す)ことも、スタートメニューの不具合を解消する有効な手段です。シンプルなコマンドラインで新しいユーザーアカウントを作成できます。

タスクマネージャーからPowerShellウィンドウを開き、以下のコマンドを入力します。

net user NewUsername NewPassword /add

※NewUsernameとNewPasswordは、ご自身の任意のユーザー名とパスワードに置き換えてください。例として、ユーザー名「sri」、パスワード「1234」を使用する場合は「net user sri 1234 /add」と入力します。

Enterキーを押すと「コマンドは正常に終了しました」と表示されます。現在のユーザーアカウントからサインアウトし、新しく作成したアカウントにログインして、スタートメニューやその他のアプリが正常に動作するか確認しましょう。

これらの解決策でWindows 10のスタートメニューの問題は解決しましたか?ぜひコメント欄でお知らせください。

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