Windows 10で「ネットワークのプロキシ設定を自動的に検出できません」エラーが出たら?原因と5つの実用的な解決策
Windows Updateの後、インターネットに接続できなくなったり、Wi-Fiや有線接続が突然切断された経験はありませんか?タスクトレイのネットワークアイコンに黄色い「!」マークが表示され、困ったこともあるでしょう。Windowsにはトラブルシューティングツールが標準搭載されており、ネットワークアイコンを右クリックして「トラブルシューティング」を選択すれば自動修復が試みられます。しかし、「Windowsがこのネットワークのプロキシ設定を自動的に検出できませんでした」というエラーが表示され、解決できないケースがあります。
プロキシサーバーとは?
プロキシサーバーは、パソコンとインターネットの間に入る仲介役です。プロキシサーバーが有効になっていると、Webサイトにアクセスする際、まずプロキシサーバーがそのサイトへ接続してデータを取得し、それをあなたのパソコンへ中継します。
エラーの主な原因
このエラーは、システムのプロキシ設定が何らかの理由で変更されたことが原因であることが多いです。ウイルスやマルウェアへの感染、システムファイルやネットワーク設定の破損なども、設定の意図しない変更につながります。原因にかかわらず、以下の対処法を順番に試してみてください。
作業を始める前に、次の点を確認しておきましょう。
- ファイアウォール、VPN、セキュリティソフトがネットワーク接続を妨害していないか確認する
- 最新の定義ファイルに更新したウイルス対策ソフトでフルスキャンを実行し、ウイルスやマルウェアを検出・除去する
- システムの日付と時刻が正しく設定されているか確認する
1. パソコンとルーターを再起動する
このエラーは、多くの場合、パソコン側の設定ミスに関連しています。まずはパソコンとルーターの再起動を試しましょう。
- ルーター(またはネットワークスイッチ)の電源を切り、パソコンをシャットダウンします。
- 少なくとも30秒待ってから、ルーターとパソコンの電源を入れます。
- ブラウザーを開き、問題が解決したかどうかを確認します。
再起動しても問題が解決しない場合は、次の対処法に進みましょう。
2. プロキシサーバーの設定を確認する
このエラーの最も一般的な原因は、ユーザー自身や何らかのアプリによってプロキシ設定が変更されていることです。
- Windowsキー + R を押し、「inetcpl.cpl」と入力してOKをクリックすると、インターネットのプロパティが開きます。
- 「接続」タブを開き、「LANの設定」ボタンをクリックします。
- プロキシサーバーを使わずにインターネットへ接続している場合は、以下の2つのチェックボックスがオフになっている必要があります。
- 「自動構成スクリプトを使用する」
- 「LANにプロキシサーバーを使用する」

- 「設定を自動的に検出する」以外のチェックをすべて外し、変更を保存します。
- それでも改善しない場合は、「設定を自動的に検出する」のチェックも外してみてください。
Windows 10では、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「プロキシ」からもプロキシ設定を確認できます。「設定を自動的に検出する」以外がすべてオフになっていることを確認してください。

3. IPアドレスとDNSサーバーのアドレスを自動取得に設定する
プロキシ設定だけでなく、IPアドレスやDNS設定の誤りもこのエラーの原因になります。これらを自動取得に変更することで、インターネット接続が復旧したという報告も多数あります。
- Windowsキー + R を押し、「ncpa.cpl」と入力してEnterキーを押します。
- 「ネットワーク接続」ウィンドウが開くので、使用中のネットワークアダプターを右クリックして「プロパティ」を選択します。
- 「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
- 「IPアドレスを自動的に取得する」と「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」の両方が選択されていることを確認します。

4. DNSキャッシュの削除とTCP/IPのリセット
ファイルの破損が原因で問題が発生している場合に有効なのが、コマンドによるネットワーク設定のリセットです。コマンドプロンプトを管理者として開き、以下のコマンドを順番に実行してください。
- netsh winsock reset
- netsh int ip reset
- ipconfig /release
- ipconfig /renew
- ipconfig /flushdns

実行後、パソコンを再起動して変更を完了させます。再ログイン後、ネットワークとインターネット接続が復旧しているか確認しましょう。
5. Windowsネットワークトラブルシューティングツールを実行する
Windowsに標準搭載されているネットワークトラブルシューティングツールを実行すると、エラーの原因となっている問題を自動的に検出・修復できます。
- Windowsキー + I を押して「設定」を開きます。
- 「ネットワークとインターネット」を開き、「ネットワークのトラブルシューティングツール」をクリックします。
- ネットワークやインターネットの問題の原因となっている可能性のある項目の検出と修復が自動的に始まります。

6. ネットワークのリセット(Windows 10のみ)
上記の方法で解決しない場合は、「ネットワークのリセット」を試してみてください。この機能はネットワークアダプターを再インストールし、ネットワーク関連の設定を初期状態に戻すため、多くの接続問題を解消できます。
リセットを実行する前に、システムの復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
- Windowsキー + I を押して「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」をクリックします。
- 下にスクロールして「ネットワークのリセット」を見つけます。
- クリックしてリセットを開始し、処理が完了するまで待ちます。
- その後、パソコンが自動的に再起動されます。再ログイン後にインターネット接続が復旧しているか確認してください。

さらに、ネットワークドライバーを最新版に更新したり、故障しているネットワークカードがあれば交換することも検討してください。また、システムファイルチェッカー(sfc /scannow)を実行して、破損したシステムファイルが原因でないかを確認するのも有効です。
これらの対処法で、Windows 10/8.1/7の「Windowsがこのネットワークのプロキシ設定を自動的に検出できませんでした」エラーは解決しましたか?どの方法が効果的だったか、ぜひお知らせください。
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