Windows 10がランダムにフリーズ・固まる時の対処法まとめ
ここ1年間、筆者は4台ほどのPCでWindows 10を使用してきましたが、大きなトラブルに遭遇することはほとんどありませんでした。ところが数日前から、Windows 10のPCがランダムにフリーズし、最終的には強制的なハードリセット(電源長押しによる再起動)を余儀なくされるという奇妙な問題が発生し始めました。
不思議なことに、このシステムはWindows 7とのデュアルブート環境ですが、Windows 7側ではフリーズやロックアップは一切起こりません。同様の問題は以前にも経験したことがあったため、デバイスドライバーの更新、Windows Updateの適用、SFCスキャンなど、さまざまな対処法を順番に試した結果、最終的に問題は解消されました。
どの方法が決定打だったのかは100%確実には分かりませんが、以下にすべての対処法をリストアップします。あなたの環境でも問題が解決することを願っています。もし解決しない場合は、コメントで状況を教えていただければ、できる限りサポートします。
方法1:互換性のないプログラムをアンインストールする
おそらくこれが筆者のケースでの原因でした。新しいプログラムをいくつかインストールするまで、Windows 10では数ヶ月間問題がなかったからです。インストールしていたのは、ハードウェアのスキャンや変更を行うタイプのソフト(Speccy、Acronis True Image、f.luxなど)で、これらがフリーズの原因になった可能性があります。
ただし、どんなプログラムでもこの問題を引き起こす可能性があります。最近インストールしたプログラムを見直し、一つずつアンインストールして問題が解決するか確認してみてください。
Windows 10をクリーンインストールしたばかりなのに問題が発生している場合は、次の方法以降を試してください。
方法2:ドライバーとBIOSを更新する
すでに試した方も多いかもしれませんが、Windows 10がフリーズする原因として可能性が非常に高いので、改めて触れておきます。特に更新すべきなのは、グラフィックカード、ネットワークカード、オーディオ、チップセットの各ドライバーです。

NVIDIA製グラフィックカードをお使いの場合は、NVIDIA Control Panelをダウンロードし、常に最新の状態に保つことが重要です。付属の余計なソフトウェアは不要なので、ドライバーだけをインストールすればOKです。Windowsのドライバーを自動更新する方法については、過去の記事も参考にしてください。
また、WindowsをSSDにインストールしている場合は、SSDのファームウェアも必ず更新しましょう。たとえばCrucial製SSDなら、専用ソフト「Storage Executive」でファームウェアを簡単に更新できます。
中には、Windows 10対応ドライバーがそもそも存在しない古いハードウェアが原因で問題が起きるケースもあります。その場合は、該当デバイスを無効化するか、新しいものに交換するのがベストです。例えば、非常に古いWi-FiカードでWindows 10用ドライバーが入手できない場合は、デバイスマネージャーやBIOSから無効化して、フリーズが収まるかどうか確認してみてください。
最後に、こうした状況ではBIOSの更新も検討しましょう。通常、すべてが正常に動作しているときにBIOS更新をお勧めすることはありませんが、問題が起きているときは有効な手段になります。BIOSを更新できるかどうかの判断方法については、別記事で詳しく解説しています。
方法3:ページファイルの設定を調整する
大きなファイルのコピーや移動、ハードディスクに高負荷がかかる作業を行ったときだけ問題が発生する場合は、ページファイルが関係している可能性があります。
特にSSDを使用しているシステムでは顕著に現れます。ページファイルの設定を確認するには、コントロールパネル→システム→システムの詳細設定→「詳細」タブ→パフォーマンス欄の設定→「詳細」タブ→仮想メモリ欄の変更の順にクリックします。

筆者は以前、ページファイルを最適化するためのヒントを紹介しましたが、多くの場合はその方法をお勧めします。ただしこの問題に関しては、ページファイルをWindows OSと同じパーティションに置き、サイズはWindowsに自動管理させることをおすすめします。
方法4:すべての外部機器を取り外す
原因がWindows 10ではなく、接続している外部機器にある場合もあります。これを切り分けるには、コンピューターに接続されているすべての機器を取り外してから起動してみます。
マウスやキーボードを含むすべてのUSB機器を取り外してください。可能であれば、別のマウスとキーボードに交換して試し、外部機器を完全に排除してから次のステップに進むことをおすすめします。
方法5:故障したハードウェアをチェックする
これは少し発見が難しく、修正も容易ではない項目です。ハードウェアに何らかの異常がある場合、インストールされている他のバージョンのWindowsでも同じ問題が発生するはずです。Windows 10しか入っていない場合は、ハードウェアテストを実行する必要があります。

メモリの診断方法やハードディスクのエラーチェックに関する記事も参考にしてください。また、BIOS画面に入り、ハードウェアテスト機能が用意されているかどうかも確認しましょう。通常は「Diagnostics(診断)」のような項目があります。
さらに、CD/DVD/Blu-rayドライブも忘れずチェックしてください。見落とされがちですが、Windowsの動作に悪影響を及ぼすことがあります。
方法6:オーバークロックを無効にする
ハイエンドCPUを搭載したマシンをお使いの場合、BIOSの設定がWindowsのフリーズを引き起こしている可能性があります。オーバークロックやCPUの自動調整機能はオフにしておくのが安全です。
CPUによっては、C6ステート(C6状態)が有効になっているかどうかも確認してください。この機能はCPUを低消費電力状態に遷移させようとしますが、逆に不安定さの原因になることがあります。基本的には、BIOSに入ってクロック速度や電圧などの設定をすべてデフォルト値に戻してください。

DRAM(メモリ)の設定を変更している場合も同様です。すべてデフォルトまたは自動設定に戻して、様子を見てください。
方法7:電源設定を変更する
この方法は、PCIeグラフィックカードを搭載しているシステムで特に効果があります。コントロールパネル→電源オプションを開き、まず高パフォーマンスプランを選択していることを確認します。
その後、「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」をクリックします。

一覧を下にスクロールしてPCI Expressを見つけ、リンク状態の電源管理を展開します。設定がオフになっていることを確認してください。
方法8:Windows 10をクリーンインストールする
それでもWindows 10のフリーズが解決しない場合は、データをバックアップしたうえで、Windows 10をクリーンインストールするのが良いでしょう。それほど時間はかかりませんし、最新版のWindows 10であれば、この機能はOSに標準搭載されています。
Windows 10を真にクリーンインストールする手順については、ステップバイステップで解説した記事を参照してください。
全体として、Windows 10は非常に優れたOSであり、ほとんどのユーザーにとって安定して快適に動作します。しかし、Windowsが対応しなければならないハードウェアの組み合わせは膨大にあるため、一部のユーザーにはどうしても問題が発生することがあります。上記のいずれかの方法で、Windows 10のフリーズ問題が解決することを願っています。
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