Windows 10でイーサネット接続が不安定になる問題を解決する8つの方法
安定したインターネット接続がないと、ノートパソコンやPCでできることは大きく制限されてしまいます。Chromeの恐竜ゲームでハイスコアを更新するくらいしか楽しみはありませんよね。せっかくなら、そのハイスコアをみんなに自慢できるように、快適にネットサーフィンしたいところです。
この記事では、不安定になったイーサネット接続を素早く修復するための対処法を、簡単なものから順番に解説します。
1. イーサネットケーブルとポートを点検する
ケーブルが古くなっていたり破損していたりすると、接続が不安定になる原因になります。粗悪な偽物ケーブルも同じ影響を及ぼします。まずは予備のケーブルに交換するか、問題のあるケーブルを別のPCに接続して動作を確かめてみましょう。それで症状が変われば、ケーブルが原因だと特定できます。
次に、イーサネットポート本体もチェックしましょう。ケーブルの抜き差しを頻繁に繰り返すと、摩耗によってポートが徐々に傷んでいくことがあります。ポートが緩んでいないか、ホコリやゴミが詰まっていないかを確認してください。小さなブラシやエアダスターを使えば、簡単に掃除できます。
多くのPCでは、ポートの横に小さなLEDランプが付いています。ケーブルを挿したときにLEDが点灯すれば、接続は正常に機能しています。しかし、LEDが点滅したり、しばらくして消えたりする場合は、ポートの緩みや故障が疑われます。ポートの破損が明らかな場合は、USB-LAN変換アダプターを試すのも有効な手段です。
最後に、ルーターやPC側の別のポートに差し替えてみてください。意外にもこれだけで解決するケースがあります。
2. ネットワークトラブルシューティングツールを実行する
Windows 10には、ネットワーク関連の問題を自動的に検出・修復できるトラブルシューティングツールが標準搭載されています。使い方は以下の通りです。
- スタートボタンをクリックし、設定 > 更新とセキュリティを開きます。
- 左側のメニューからトラブルシューティングを選択します。
- その他の問題の検出と修復セクションにあるネットワーク アダプター > トラブルシューティング ツールの実行をクリックします。
- ネットワークアダプターの一覧からイーサネットを選択し、次へをクリックして診断を開始します。
トラブルシューティングツールが、イーサネット接続の不安定さにつながる不具合を自動的に探してくれます。
スキャンが完了すると、検出された問題のレポートが表示されます。あとは画面の指示に従って推奨される修正を適用するだけです。
3. イーサネットアダプターのドライバーを更新する
ドライバーが古い・破損している・そもそも存在しないといった場合、さまざまな接続トラブルの原因になります。以下の手順でドライバーを最新の状態にしましょう。
- スタートメニューの検索バーにデバイス マネージャーと入力し、ベストマッチを選択します。
- 表示 > 隠しデバイスの表示をクリックします。
- ネットワーク アダプターの項目を展開します。
- イーサネットドライバーを右クリックし、ドライバーの更新を選択します。
- ドライバーを自動的に検索をクリックします。
デバイスマネージャーがインターネット上でイーサネットアダプターの更新版を検索します。検索完了後、利用可能な更新があれば画面に表示されます。ドライバーをインストールしたら、デバイスを再起動して、イーサネット接続が安定しているかどうかを確認しましょう。
4. Windows 10のネットワークリセットツールを使う
トラブルシューティングツールでも解決しない場合は、ネットワークリセットを試してみましょう。これにより、すべてのネットワークアダプターが再インストールされ、ネットワーク関連の設定がすべて初期状態に戻ります。手順は次の通りです。
- スタートボタンをクリックし、設定 > ネットワークとインターネットを開きます。ここで現在のネットワーク状態を確認できます。
- ページを一番下までスクロールし、ネットワーク リセットをクリックします。
- 今すぐリセットボタンをクリックします。処理が完了すると、Windows 10が自動的にデバイスを再起動します。
ただし注意点があります。ネットワークリセット後は、VPNクライアントや仮想スイッチなど、使用していたネットワーク関連ソフトウェアを再セットアップする必要がある場合があります。
5. VPNを無効化する
手っ取り早い対処法として、PCにインストールされているVPNソフトウェアを無効化してみるのもおすすめです。Windows 10で手動のVPN接続を切断・削除する手順は以下の通りです。
- スタートボタンをクリックし、設定 > ネットワークとインターネットを開きます。
- 左側のメニューからVPNを選択します。
- 該当するVPN接続を選択し、切断をクリックします。完全に削除したい場合は削除を選びます。
また、ブラウザに追加しているVPN拡張機能も忘れずに無効化または削除しておきましょう。ブラウザ経由のVPNも通信に影響を与えることがあります。
6. 電源管理設定を確認する
Windows 10はバッテリー消費を抑えるために、一部の機能を自動的に制限することがあります。特に、バッテリー残量が少ないノートパソコンを使っている場合や、バッテリー セーバーを有効にしている場合は注意が必要です。
電源管理設定の確認方法は以下の通りです。
- スタートメニューの検索バーにデバイス マネージャーと入力し、ベストマッチを選択します。
- ネットワーク アダプターの項目を展開します。
- 使用しているイーサネットアダプターを右クリックし、プロパティを選択します。
- 電源の管理タブを開きます。
- 電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにするのチェックを外します。
- PCまたはノートパソコンを再起動し、イーサネット接続が切断されなくなるか確認します。
7. 固定IP設定を確認する
固定IP(静的IP)には、ダウンロード・アップロード速度の向上やセキュリティ強化といったメリットがあります。しかし、誤った静的IP情報をイーサネットネットワークに設定していると、かえって接続が不安定になってしまうことがあります。
デバイスで固定IP接続を解除し、自動取得に戻す手順は以下の通りです。
- スタートボタンをクリックし、設定 > ネットワークとインターネットを開きます。
- ネットワークとインターネットの一覧からイーサネットを選択します。
- IP設定セクションを確認します。自動 (DHCP)と表示されていれば問題ありません。
- 手動で IP を割り当てると表示されている場合は、静的IPアドレスの設定を変更する必要があります。編集ボタンをクリックし、ドロップダウンメニューから自動 (DHCP)を選択します。
- 保存をクリックします。
8. LANプロキシ設定を確認する
PCやノートパソコンがLAN経由でプロキシサーバーを使用していると、イーサネット接続に支障が出ることがあります。その場合は、プロキシ設定を無効化しましょう。手順は以下の通りです。
- スタートメニューの検索バーにファイル名を指定して実行と入力し、管理者として実行を選択します。
- 実行ボックスにinetcpl.cplと入力し、OKをクリックします。
- 接続タブを開き、LAN の設定を選択します。
- LAN にプロキシ サーバーを使用する (ダイヤルアップまたは VPN 接続には適用されません)のチェックを外します。
- OKをクリックして変更を保存します。
イーサネット接続を修復しよう
イーサネット接続に悪影響を及ぼす原因は複数考えられます。問題が発生したときは、まず簡単な対処法から始めて、徐々に複雑な解決策へと進んでいくのがおすすめです。焦らず一つずつ試していけば、必ず原因にたどり着けるはずです。
ちなみに、インターネットが復旧した後には、Windowsの設定を少し調整することで接続速度をさらに引き上げられることをご存じでしたか?ルーターのチャンネル調整からDNSサーバーの変更まで、接続性能を最後の一滴まで絞り出すためにできることはたくさんあります。
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