Windows PCでワイヤレスネットワーク接続を設定する方法【Windows 11/10/8/7対応】
ワイヤレスネットワークがあれば、部屋中に長いケーブルを這わせる必要がなくなり、見た目が悪いうえにつまずいて転倒するなどの安全上のリスクも回避できます。無線の信号はあらゆる方向へ高速で飛ぶため、寝室や自宅のベランダからでも快適に作業できます。この記事では、Windows 11/10/8/7でワイヤレスネットワーク接続を設定する手順を詳しく解説します。
ワイヤレスネットワーク接続の設定に必要なもの
完全なワイヤレス環境を構築するには、以下の4つのアイテムが必要です。
- ワイヤレスネットワークに対応したOS: Windowsは、特別な知識がなくてもワイヤレスネットワークを簡単に構築できる優れたOSです。
- 高速なインターネット回線: DSLまたはケーブルブロードバンドのいずれかを選びましょう。多くの場合、ケーブルやDSLのルーター(下記3番参照)はISP(インターネットサービスプロバイダー)から提供され、開通時の設定も行ってくれます。通常、壁の電話ジャック(DSLの場合)やハブ(ケーブルの場合)からの有線接続がルーターまで配線され、そこから先は無線信号による通信になります。
- ワイヤレスルーター: 無線ネットワークを組むためにはワイヤレスルーターが必要です。まずISPからレンタル・提供できるか確認しましょう。なければパソコンショップなどで購入できます。信頼できるメーカー製品を選ぶことがトラブル防止のポイントです。規格は802.11gまたは802.11n対応の製品をおすすめします。これらの規格は各メーカーのネットワークアダプターとの互換性が高く、安定した接続と良好な電波状況が期待できます。なお、購入時は「ワイヤレスアクセスポイント」ではなく「ワイヤレスルーター」であることを必ず確認してください。アクセスポイントは既存の有線ネットワークを拡張するためのもので、ルーターの代わりにはなりません。
- ワイヤレスアダプター: 最近のパソコンの多くは内蔵ワイヤレスアダプターを搭載しています。ノートパソコンでは前面付近にあり、スイッチで無線機能のオン/オフを切り替えられるタイプが一般的です。内蔵されていない場合は別売りのアダプターを購入しましょう。カード型(PCIなどマザーボードに取り付けるタイプ)よりも、USB型ワイヤレスアダプターがおすすめです。取り付けが簡単で、複数のパソコンで使い回せる利点があります。また、アダプターを買うときは、使用するルーターと同じ規格のものを選んでください。たとえば802.11nのルーターを使うなら、アダプターも802.11n対応にすると接続品質が向上します。
パソコンにワイヤレスアダプターがあるか確認する方法
- コントロールパネルを開きます。
- [ネットワークと共有](表示方法が[カテゴリ]の場合は[ネットワークとインターネット]の中)をダブルクリックします。
- 左側のウィンドウで[アダプターの設定の変更]をクリックします。
- ワイヤレスアダプターが搭載されていれば、「ワイヤレス ネットワーク接続」という名前のネットワークアイコンが表示されます。
Windows PCでワイヤレスインターネット接続を設定する
多くのISPは新規契約時にインターネット接続の設定を行ってくれます。もし自分で設定する必要がある場合は、以下の手順に従ってください(モデムにワイヤレスルーター機能が内蔵されている場合の手順です)。
- 電話線の片方の端を、ルーター背面の電話ジャックに差し込みます。
- もう片方の端を壁の電話ジャックに接続します。スプリッター(分岐器)を使用する場合は、この端をスプリッターの「DSL」と書かれた差し込み口につなぎます。そのうえで、別の電話線でスプリッターと壁のジャックをつなげばOKです。
- ルーターの電源プラグをコンセントに差し込みます。
- 管理者権限の設定に使うメインのパソコンの電源を入れます。
- コントロールパネルを開きます。アイコン表示になっていない場合は、アイコン表示に切り替えてください。
- [ネットワークと共有センター]をクリックします。
- [アクティブなネットワークの表示]の下にある[新しい接続またはネットワークのセットアップ]をクリックします。
- [インターネットに接続]をダブルクリックし、ウィザードの指示に従って進めます。

お使いのモデムがワイヤレスルーター一体型ではない場合は、電話線の一方をモデムに、もう一方を壁のジャックまたはスプリッターに接続します。その後、LANケーブルでモデムとワイヤレスルーターをつなぎ、上記の手順4〜7を実行してください。配線イメージは下図のようになります。

ここまで完了すると、メインのパソコンからインターネットに接続できるはずです。接続できない場合は、どこかの配線に誤りがある可能性があります。コントロールパネルの[ネットワークと共有]画面で、Windowsがワイヤレスネットワークを検出できているか確認しましょう(上記図1参照)。検出できない場合は、モデム/ルーターが正しく接続され、電源が入っているかをチェックしてください。
関連記事: Windows 10で新しいWi-Fiネットワークプロファイルを追加する方法
ネットワークのセキュリティ設定
メインのパソコンがインターネットに接続できたら、次はネットワークのセキュリティを設定しましょう。
- Windowsのシステムトレイ(通知領域)にあるネットワークアイコンをクリックします。
- [ネットワークと共有を開く]をクリックします。
- [新しい接続またはネットワークのセットアップ]をクリックします。
- [新しいネットワークをセットアップします]をダブルクリックします。
- ウィザードの指示に従って、ネットワークの設定を進めます。
- ルーターがWPA2に対応していれば、ウィザードの[セキュリティのレベル]一覧に表示されます。[セキュリティの種類]を「AES」に設定し、[セキュリティキー]欄にパスワードを入力して[次へ]をクリックします。
- セキュリティキーは安全な場所に控えておきましょう。ネットワークに他のパソコンを追加するときや、後で設定を変更するときに必要になります。
ネットワーク上の他のパソコンを設定する
- Windowsのシステムトレイにあるネットワークアイコンをクリックします。
- 自分のネットワーク(ウィザードで設定した名前で識別できます)を選択します。
- パスワードの入力を求められるので、上記手順7で保存したパスワードを入力します。
ネットワークでの共有設定
プリンターやスキャナーなどのデバイスが接続されたパソコンを含め、ネットワーク上のすべてのパソコンで共有を有効にすると、どのパソコンからでもそれらを利用できるようになります。以下の手順を、ネットワーク上の各パソコンで実行してください。
- ネットワークアイコンをクリックします。
- [ネットワークと共有センターを開く]をクリックします。
- [ホームグループと共有オプションの選択]をクリックします。ウィザードが起動し、そのパソコンに接続されたファイルやデバイスの共有設定を案内してくれます。

なお、Windows 7ではファイルを[パブリック]フォルダーにコピーすることでも共有できます。[パブリック]フォルダーは「C:\Users」フォルダー内にあります。
以上が、Windows 11/10/8/7でワイヤレスネットワーク接続を設定する方法の解説です。途中でわからない点やエラーが出た場合は、コメント欄でお使いのWindowsのバージョンと症状を教えていただければ、喜んでサポートいたします。
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