MacでPhotoshopを入手する方法|無料で使うコツから買い切り・代替アプリまで徹底解説
Macには「写真」や「プレビュー(Preview)」といった無料アプリが標準搭載されており、画像の簡単な編集であればこれらで十分間に合います。しかし、本格的なレタッチや高度な画像加工を行いたいのであれば、専用の画像編集アプリが必要になります。中でも業界のスタンダードとして君臨しているのがAdobeの「Photoshop」です。豊富な機能と高い表現力を備え、プロフェッショナルから一般ユーザーまで幅広く支持されています。
この記事では、MacでPhotoshopを入手する具体的な方法を解説します。あわせて、少しでも費用を抑えたい方向けに「無料で利用する方法」「買い切りで入手する方法」「おすすめの代替アプリ」まで詳しくご紹介します。
MacでPhotoshopを無料で使う方法
「Photoshopを無料で使いたい」と考える人は多いはず。まず大前提として、ファイル共有サイトなどで配布されている「無料版Photoshop」は絶対にダウンロードしないでください。正規のものである可能性はほぼゼロで、ウイルス感染などの深刻なトラブルを引き起こす原因になります。
Adobeが公式に提供する完全無料版は存在しませんが、「一定期間無料で使う」あるいは「短期間だけ契約する」方法はいくつかあります。
方法①:7日間の無料トライアルを利用する
Adobeでは、機能制限なしでフルバージョンを試せる7日間の無料トライアルを提供しています。さらにここで裏ワザをご紹介しましょう。初回注文から14日以内にキャンセルすれば全額返金される仕組みがあるため、実質14日間無料で利用することができます。理論上は、トライアル後に契約して13日目で解約すれば、最大21日間無料で使い続けることも可能です。
方法②:月単位のサブスクリプションに加入する
完全無料ではありませんが、必要な期間だけ契約して、不要になったらすぐ解約できるのが月単位プランのメリットです。Adobeには2種類の月額プランがあり、それぞれ条件が大きく異なります。
- 年間プラン(月々払い):月額20.99ドル(約2,700円)と割安ですが、契約開始14日以降に解約すると、残りの契約金額の50%が一括請求されます。
- 月単位で解約できるプラン:月額31.49ドル(約4,100円)と割高ですが、いつでも違約金なしで解約できます。
短期間だけ使いたいなら、迷わず月単位プランを選びましょう。契約は毎月自動更新されますが、解約すればその月末までPhotoshopを利用でき、翌月からは請求されません。Adobeとの長期契約を結びたくない人にとって、これが最も柔軟な選択肢と言えるでしょう。ただし注意点として、解約後90日が経過するとAdobeクラウドに保存したデータへアクセスできなくなるため、必要なファイルは事前にダウンロードしておいてください。
申し込みはAdobe公式サイトから行えます。どうしても課金したくない場合は、GIMPやSeashoreといった無料の画像編集アプリを検討するのも一つの手です。
サブスクリプションなしでPhotoshopを入手する方法
「買い切りでPhotoshopを所有したい」と考えている方には残念なお知らせです。Adobeは現在、Photoshopをはじめとする自社アプリの永続ライセンス(買い切り版)の販売を行っていません。
ただし、唯一の選択肢として「Photoshop Elements」があります。Elementsはプロ向けではなく、アマチュアや趣味のユーザー向けに設計されたアプリですが、マスク、レイヤー、色調補正、画像の変形など、一般的な写真編集に必要な機能はひと通り揃っています。価格は99.99ドル(約13,000円)で、Adobe公式サイトから直接購入可能です。Mac App Store版もありますが、そちらの方が割高になるケースがあります。
Elementsの最大の魅力は、一度買えば追加料金なしでMacにインストールして使い続けられる点です。また、こちらにも7日間の無料トライアルが用意されているので、購入前に実際の使い勝手を確かめられます。一方で、フル版Photoshopに慣れているクリエイティブのプロフェッショナルにとっては、足りないツールが多いと感じるかもしれません。
かつてはAdobe CSシリーズのように買い切り版を長年使い続けるのが普通でしたが、アップデート頻度の低さなどを背景に、Adobeはサブスクリプションモデルへ移行しました。今なお多くのMacユーザーが、永続ライセンスの廃止を惜しんでいます。
最新版にこだわりがないなら、中古のPhotoshopや、Photoshopがインストール済みの中古Macを探すという方法もあります。ただし、以下の点に注意が必要です。
- 古いバージョンは最新のmacOSに非対応の可能性が高く、新しいMacでは動作しないこともある
- ライセンスは基本的に譲渡不可のため、使用履歴のないものか確認が必要
- 中古Macの購入は、認定整備済み製品でない限り避けるのが無難
サブスクもElementsも自分に合わない場合は、Pixelmator ProやAffinity Photoなど、買い切りで購入できる高機能な代替アプリをチェックしてみてください。多くの製品がPhotoshopに匹敵する機能を備えながら、買い切りの恩恵を受けられます。
学生・教職員向けの学割(教育割引)はある?
料金プランの詳細に入る前に、もうひとつ知っておきたいお得な情報があります。教育機関に在籍している学生や教職員は、Adobeの学割を利用できるのです。
ただし、割引が適用されるのはPhotoshop単体プランではなく、Creative Cloud コンプリートプラン(全アプリ入り)への加入となります。とはいえ、通常料金から約70%オフとなる大幅な割引で、月額19.99ドル(約2,600円)で利用できます。複数のAdobeアプリを使いたい学生にとっては、破格の条件と言えるでしょう。
Mac版Photoshopの料金プラン
サブスクリプションへの加入を受け入れたら、次に気になるのは料金です。実はPhotoshopの価格は契約形態によって異なるため、一概には言えません。主なプランは以下の通りです。
- Photoshop単体プラン:年間プラン(月々払い)なら月額20.99ドル(約2,700円)、月単位契約なら月額31.49ドル(約4,100円)。申し込みはAdobe公式サイトから。
- フォトグラフィプラン:月額9.99ドル(約1,300円)で、Photoshop CCに加えてLightroom CC(Web/モバイル版)とLightroom Classic(デスクトップ版)が使えるコスパ最強プラン。20GBのクラウドストレージ付きで、月額約10ドル追加の1TBプランも選択可能。1年間の契約が必要です。
- ビジネスプラン:法人向け。Photoshop単体ライセンスが月額33.99ドル(約4,400円・税込)。Photoshop、Illustrator、InDesign、Premiere Pro、AcrobatなどすべてのCreative Cloudアプリを含むプランなら月額79.99ドル(約10,400円)。
PhotoshopとLightroomを両方使いたいなら、断然フォトグラフィプランがお得です。
Photoshopのサブスクリプションを解約する方法
買い切りからサブスクへの移行には賛否がありますが、「必要な期間だけ支払えばよい」という柔軟性は大きなメリットです。単発のプロジェクトが終われば、すぐに解約できます。解約手順は以下の通りです。
- Adobeのプラン管理ページにアクセスし、Adobeアカウントにサインインします。
- 「マイプラン」タブを開き、「プランを管理」(または「プランを表示」)をクリックします。
- 「プランをキャンセル」を選択します。
- 解約理由を選択・入力します。
- 「続行」をクリックして手続きを完了します。
Macで使えるPhotoshopのおすすめ代替アプリ
macOSには優秀な画像編集ソフトが数多く存在し、その多くはAdobe製品よりも低価格です。特におすすめなのがSerif社のAffinity Photo。強力な編集ツールを豊富に搭載しながら、直感的に操作できるインターフェースが魅力で、価格は約5,000円の買い切りです。公式サイトで半額セールが開催されることも多く、過去には32.99ドル(約4,300円)で販売されていたこともあります。ハイクオリティな画像エディタをお探しなら、必ずチェックしたい一品です。
もうひとつの人気選択肢がGIMP(GNU Image Manipulation Program)です。完全無料でありながら、驚くほど充実したツールと機能を備えたオープンソースソフトです。インターフェースに多少癖があり慣れが必要ですが、これはオープンソース软件によくあることで、操作に習熟すれば無料とは思えないクオリティの編集が可能になります。YouTube上にもチュートリアルが大量に公開されているので、時間をかけて学ぶ価値は十分にあります。
写真編集を快適に行うなら、本体スペックも重要です。「写真編集に最適なMacの選び方」の記事もあわせて参考にしてみてください。
-
Microsoft PowerPointを無料で使う4つの方法【Web版・スマホアプリ対応】
パソコンでプレゼンテーション資料を作るとき、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがPowerPointでしょう。Microsoftのこのソフトウェアは長い歴史を持つ定番ツールであり、初登場から30年以上が経った今でも、多くのユーザーにとって第一の選択肢であり続けています。その間にPowerPointは数多くの改良を重ねてきましたが、その目的は変わりません。それは、誰もが魅力的なスライドショー形式のプレゼンテーションを作成できるようにすることです。かつてはOfficeを買い切ることが唯一の選択肢でしたが、Office 365(現在のMicrosoft 365)の登場により、月額料金を支払うことですべ
-
Apple TV+を無料で視聴する方法まとめ|お得な無料トライアル徹底解説
Apple TV+は、ストリーミングサービス業界におけるダークホース的な存在です。「Ted Lasso」「ザ・モーニングショー」「Severance」など、批評家から絶賛される話題作を多数ラインナップしています。同サービスの月額料金は、先日の値上げにより4.99ドルから6.99ドル(英国では6.99ポンド)へと引き上げられました。物価高騰が続く昨今、他のプラットフォームも相次いで値上げしており、新たなサブスクリプション料金を払うのは気が重いという方も多いでしょう。しかし、ご安心ください。Apple TV+には、ユーザーが活用できる無料トライアルが数多く用意されています。1円も支払わずに視聴した