Wink HubのZ-Wave接続トラブルを解決する4つの対処法
Z-Waveは主にホームオートメーション向けに設計された無線通信プロトコルで、低消費電力の電波によるメッシュネットワークを利用して機器同士が通信します。
Wink HubはWink Labs Inc.が開発したスマートホームハブで、異なるプロトコルや技術を採用したスマートホーム製品を一つにまとめ、Winkアプリから一元管理できるようにする製品です。Bluetooth Low Energy(LE)、Wi-Fi、Z-Wave、Kidde、Lutron Clear Connect、ZigBeeといった、多くのスマートホーム製品に採用されている主要プロトコルに対応しています。

Wink Hubは通常非常に安定して動作しますが、接続されたデバイスの挙動が不安定になることがあります。以下の手順を実行することで、ハブに接続されたすべてのZ-Waveセンサーやデバイスの接続問題を解決できます。作業を始める前に、まずハブと各デバイスを再起動しておくことをおすすめします。
方法1: Z-Wave接続マップを更新する
Z-Waveはメッシュネットワーク方式を採用しており、各センサーはハブに直接接続するだけでなく、他のデバイスを経由して接続することもできます。これにより各デバイスはより強力な信号を送信でき、無線の到達範囲も一般的なWi-Fiより格段に広くなります。
しかし、時間をかけて新しいZ-Waveセンサーを追加していくと、必ずしもハブへの最適な経路が選ばれるとは限りません。その結果、一部のセンサーやデバイスが近隣のデバイスと効率的につながっていないケースがあります。
この問題を解決するため、WinkアプリにはZ-Wave接続マップを更新する設定が用意されています。この機能を実行すると、ハブに接続されているZ-Wave対応のすべてのセンサー・デバイスの接続が一度リセットされ、再接続時に自動的に最も強い信号が得られる最適な経路が選択されます。手順は以下の通りです。
- Winkアプリを開きます。
- 画面左上のハンバーガーメニュー(三本線アイコン)をタップします。

- 「Hubs(ハブ)」をタップします。

- 右上の設定(歯車)アイコンをタップします。

- リセットしたいWink Hubを選択します。

- 下にスクロールし、「Z-Wave」をタップします。

- 「Z-Wave Network Rediscovery(Z-Waveネットワーク再探索)」をタップします。

- しばらく待つと「Success(成功)」というアラートが表示されます。処理中は通常のコマンドが正しく動作しない場合がある点にご注意ください。

これで、ほとんどの場合、すべてのZ-Waveデバイスとセンサーの接続状態が改善されるはずです。
方法2: デバイスを信号中継機として活用する
上記の方法で問題が解決しない場合は、Z-Waveデバイスやセンサーの設置場所を改めて確認してみましょう。他のデバイスから離れた場所にあるセンサーやデバイスがある場合、その遠方のデバイスが最寄りのデバイスからの良好な信号を受信できていない可能性があります。

簡単な対策としては、遠方のデバイス/センサーと最寄りのデバイス/センサーの中間地点にもう1台のデバイスを設置することです。新たに設置したデバイスが信号中継機のような役割を果たし、問題のあるセンサーが必要としている安定した接続を確保できるようになります。Z-Wave対応の他のスマートホームハブを使っても同じ効果が得られます。
ただし、電池式のデバイス/センサーは中継機として機能しません。電源プラグ式のモジュールやコンセント型・スイッチ型のデバイスのみが中継機として動作する点に注意してください。
いずれの場合も、追加したデバイスを何らかの用途に活用するか、あるいは信号中継専用として設置してください。後者の場合は、できるだけ安価なZ-Waveデバイスを購入するか、専用の信号リピーターを入手するとよいでしょう。
最後に忘れてはならないのは、方法1を再度実行することです。そうすることで、新しく追加したデバイスが最適な信号経路で接続されます。
方法3: 金属から離して設置する
ドアや窓のセンサー(2分割式マグネットセンサー)を多数使用していて、そのうちのいくつかに常に不具合が発生している場合は、金属の近くに設置されていることが原因かもしれません。

デバイスやセンサーを金属から数センチ離して設置する分には問題ありませんが、金属部分に直接取り付けると不具合が起こります。これは、ドアや窓の金属がセンサーのマグネットシステムに干渉するためです。
センサーを金属から数センチ離れた位置に設置するか、マウント(取付金具)を使用して、センサーを最寄りの金属から数センチ離れた状態で固定しましょう。
方法4: ハブのファームウェアを更新する
上記の方法でも問題が解決しない場合は、最終手段として、アップデートが提供されていればハブのファームウェアを更新してください。

- Winkアプリを開きます。
- 画面左上のハンバーガーメニューをタップします。

- 「Hubs(ハブ)」をタップします。

- 右上の設定(歯車)アイコンをタップします。

- 更新したいWink Hubを選択します。

- 下にスクロールし、「Firmware Updates(ファームウェアアップデート)」をタップします。

- 「Enable Firmware Updates(ファームウェアアップデートを有効化)」の横のトグルスイッチがオフになっている場合は、オンに切り替えます。

- 次に、「Allow Updates Anytime(いつでもアップデートを許可)」のトグルスイッチをオフにしてアップデート実行時間帯を指定するか、任意のタイミングで更新したい場合はオンのままにします。

- 「Allow Updates Anytime」をオフにした場合は、開始時刻と終了時刻を設定して、ファームウェアアップデートが実行される時間帯を作成します。Winkシステムを使用しない時間帯を指定するのが望ましいでしょう。ただし、Winkはアップデート後に照明が自動的にオン/オフされる可能性があると警告しているため、その点もあらかじめ留意しておいてください。
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