他人にタイムラインを見つけてもらうのは、実はプライバシーにとって良いこと?その理由を解説【週刊Facebookヒント】
Facebookがある目立つプライバシー設定オプションを削除したことで、多くのプライバシー擁護派から批判が殺到しています。しかし、正しい対処法さえ知っていれば、この変更はむしろユーザーにとって利益になるかもしれません。
Facebookは「名前であなたのタイムラインを検索できる人」という機能を削除しました。つまり、あなたの名前を知っている人なら誰でも、Facebook上であなたを検索できるようになったのです。これは重大なプライバシー侵害のように聞こえますが、実はある意味で恩恵とも言えます。なぜなら、この機能はもともとまともに動作していなかったからです。
なぜプライバシー機能は壊れていたのか?
「名前でタイムラインを検索できる人」を友達のみに設定していた大多数の人は、他の誰も自分のタイムラインを見つけられないと信じていました。しかし、実際にはそうではありませんでした。第三者があなたの名前を直接「検索」してタイムラインを発見することはできませんでしたが、ニュースフィードやグループ内のコメントからリンクをたどれば、誰でもあなたのタイムラインにたどり着くことが可能でした。
さらに、Facebook Graph Search(グラフ検索)を使えば、相手はあなたの「名前」を検索しているわけではなく、通常の投稿・写真・いいね!を検索しているだけなので、難なくあなたのタイムラインへアクセスできてしまいました。
つまり、この設定によって多くの人が「プライバシー設定を十分に固めた」と思い込みながら、実際には守られていなかったのです。これは深刻な欠陥でした。
もう一つの問題は、この設定が本人の実際の友達によるFacebook機能の利用まで妨げていた点です。メッセージの送信、イベントへの招待、写真・チェックイン・コメント・投稿へのタグ付けなどがその例です。グループで知り合った人や実際の友人が極めて厳しいプライバシー設定をしていた場合、特定の方法ではコミュニケーションが取れないことがありました。
逆に、この設定を使っていた本人の側も、友達からイベントに一切招待されないことに気づいていたかもしれません。それは嫌われていたからではなく、単に招待する手段がなかったのです。
このように、プライバシー設定としては廃止されるべき存在でした。人々を混乱させ、友人同士がFacebook内で適切につながるのを妨げていたからです。では、これからどうすればいいのでしょうか?
なぜこれが問題なのか
このプライバシー機能削除における最大の問題は、Facebookが十分な代替機能を用意していないことです。例えば、誰かにストーキングされていると感じた場合、Facebookが提案するのは「相手をブロックせよ」という対応ですが、これには複数の理由で不十分さが残ります。
第一に、すでにあなたをブロックしている相手を(簡単には)ブロックできません。ブロックするには相手のプロフィールURLが必要で、Facebookサポートに手動でのブロックを依頼する必要があります。先にブロックされてURLが確認できない場合、これは非常に困難です。
第二に、ストーカーは別のFacebookアカウントを簡単に作成し、それを使ってあなたのタイムラインを閲覧できてしまいます。アカウントを作ってはブロックされる「モグラ叩き」を続けるのは現実的ではありません。だからこそ、Facebookには「自分が認めた友達以外には姿を見せない」仕組みが真に求められているのです。
今すぐできる対策
まずは、タイムラインのプライバシー設定を徹底的にロックダウンしましょう。特にFacebook Graph Search関連の設定が重要です。プライバシー設定画面から、過去のすべての投稿の公開範囲をまとめて制限することもできます。
すべての項目を「友達のみ」に設定するか、カスタムリストを活用して、本当に信頼できる一部の友達だけに公開範囲を絞りましょう。基本のプライバシー設定をすべて確認するとともに、タイムライン上の各情報や「いいね!」履歴も見直し、セクションごとに個別に公開範囲を更新する必要があります。デフォルトで公開になっている項目が多いため、納得いくまで繰り返しチェックしましょう。「表示を確認」機能を使えば、他人の目線から自分のタイムラインがどう見えるかを確認でき、確実性が高まります。
ストーカー本人に加えて、その親しい友人もブロックしておくと安心です。ストーカーが友人のアカウント経由で覗き見する可能性に備えるためです。新規アカウントの作成までは防げませんが、公開度の高いコメントをうっかり見られるリスクは減らせます。
そして、公開の場でのコメントは控えましょう。公開投稿にコメントすると、その投稿を見られる人全員(ブロックしていない限り)があなたのコメントを目にします。コメントを見た見知らぬ人がタイムラインにアクセスしても、公開設定にした内容しか表示されませんが、元の公開投稿上ではあなたのコメントは残り続けます。同じ理由で、友人の誰かがストーカーと(未ブロックのアカウントで)つながっている可能性も考慮し、Facebook上でのコメント自体を避けるのが賢明です。現実的に考えるなら、「自分のコメントは常に公開情報である」と前提を置き、非公開にしたいことは絶対に書かないこと。それが難しければ、Facebookを閲覧専用モードで使うのも一つの手です。
タグ付けをブロックする
もし旧設定を「友達からのタグ付け防止」目的で使っていたなら、タグ付け機能そのものを適切に制御しましょう。タグ付けされたコンテンツが他の人に表示される前に、必ず自分がレビューして承認するよう設定しておくことが大切です。
あなたはどう思う?
この変更について、あなたはどう考えていますか?Facebookが少しずつプライバシーを侵食していると懸念しますか?それとも、友人や家族が誤った安心感のもとでこの設定を使わなくなったことにホッとしていますか?ぜひコメント欄で意見をお聞かせください!
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