今こそFacebookをやめるべき10の理由
2004年の誕生以来、Facebookは私たちの生活に深く根付いてきました。娯楽を提供し、疎遠になっていた友人との再会を叶え、運が良ければ人生のパートナーとの出会いさえもたらしてくれました。
しかし、多くの人にとってFacebookとの関係は「愛憎相半ばするもの」です。たくさんのものを与えてくれる一方で、さまざまな形で多くのものを奪っていくからです。
ここでは、そろそろFacebookを卒業し、新しい選択肢を試すべき理由を10個にまとめてご紹介します。
1. あなた自身が「商品」である――データとプライバシーの問題
創業当初から、Facebookのプライバシーポリシーはたびたび物議を醸してきました。Facebookを運営するMeta社は、ユーザーとそのデータを最大の「商品」として扱っているためです。
2018年初頭には、Cambridge Analyticaスキャンダルで同社は大きな非難を浴びました。マーク・ザッカーバーグCEOは、データ分析企業が多数のユーザーの情報を受け取り保持することを許したとして、厳しい批判にさらされました。
つまりFacebookは、他の多くのオンラインサービスと同じように、あなたの情報を利用して利益を得ているのです。これはかなり疑問の残るビジネスモデルと言えるでしょう。
2. 本命は企業と広告主――ユーザーは二の次
この点は1つ目と密接に関わっています。あなたが「商品」ならば、必ずその「買い手」が存在します。それが企業であり、広告主なのです。
彼らこそが、このSNSにとって最優先の存在です。Facebookは機能を、ユーザーであるあなたではなく、クライアントのニーズに合わせて設計しています。
このSNS大手は、あなたのオンライン上の活動を徹底的に追跡し、広告パートナーからの関連性の高い広告を表示しようとします。
2018年にBBCニュースが報じた記事では、Facebookが他のテック企業とユーザーデータを共有していた疑いが指摘されました。要するに、このソーシャルネットワークはユーザーよりもビジネスと広告主を優先しているのです。
3. 過去にデータを不正確に報告した前科がある
2018年には見逃しがちな出来事が数多くありました。CNBCによると、Facebookに対する訴訟では、広告主がリーチできる人数を実際より多く水増しし、より多くの収益を上げていたことが主張されていました。
Facebookは実際のリーチ数を十分把握していながら、それについて沈黙し、ひそかに利益を積み上げ続けたのです。
さらにその前の2016年には、3秒未満の視聴を除外せず、動画統計を長年にわたり過大報告していたことを認めています(The Drumの報道)。当然ながら関係者は強い不満を示しました。
大事なのはこういうことです。Facebookがあなたに向き合っておらず、ビジネスパートナーの信頼を裏切った歴史があるのなら、あなたは本当にそれを信頼できますか?
4. 他のアプリやWebサイトの利用まで追跡している
Facebookによるデータ追跡は、WhatsApp、Instagram、Facebook本体にとどまりません。他のアプリやWebサイトを利用している間も、あなたは追跡されています。Inc.の報道にあるように、Appleの最新OSアップデートがデバイス上でのこの追跡をブロックできることからも、それは明らかです。
スマートフォンで別のアプリ内で検索したものの広告が、後から表示された経験は誰にでもあるでしょう。ごく一般的なことです。追跡を防ぐ方法もありますが、タップやクリックの一つひとつを監視されることに、本当に安心感を覚えますか?
5. WhatsAppがあなたのデータをFacebookと共有する
前項で触れたように、プライバシーへの脅威はもはやFacebookだけの問題ではありません。2014年、FacebookはWhatsAppを買収しました。
2021年1月、WhatsAppはユーザーに新しい利用規約への同意を求めました。そこから明らかになったのは、WhatsApp上のデータはもはや保護されていないという事実です。これを機に、多くの人が代替メッセージアプリへ乗り換えました。
問題の核心は、WhatsAppがFacebookとデータを共有するという点にあります。最も普及した2つのサービスが手を組み、あなたのデータを収集するとなれば、脅威を感じるのは自然なことです。
6. アルゴリズムが反応を煽る投稿を優先表示する
TikTokなど他の人気アプリのアルゴリズムとは異なり、Facebookで表示されるコンテンツの提案は、必ずしもあなたの興味や行動と一致するわけではありません。同社はレコメンドに介入し、投稿の正確性にかかわらず、反応を引き出す投稿を優先的に表示しているのです。
Facebookのアルゴリズムを知らなければ、それが現実にもたらした結果を知って衝撃を受けるでしょう。The Guardianの報道によれば、同社はミャンマーやエチオピアの情勢悪化に関与していたとされています。
最近の研究では、2020年米大統領選挙期間中、重大な政治的誤情報を含む投稿がFacebookで最も高いパフォーマンスを記録したことが明らかになりました。いずれの例も、Facebookのアルゴリズムが事実性や倫理よりもバイラル性を優先して動いていることを示しています。
7. UIとタイムラインには欠陥だらけ
FacebookはWeb版とアプリ版のタイムラインやUIを更新し続けていますが、それでも多くのグリッチや欠陥を抱えています。たとえば、時系列フィードへの切り替えといった単純なことさえままなりません。
新しいWebインターフェースは厳しい目で見られています。FacebookはスマートフォンUIの拡大版のような見た目にしてしまいました。Search Engine Journalには、同社がタイムラインとUIをどう台無しにしたかを詳しく分析した記事があります。
しかも、デザインは一方的に押しつけられるため、ユーザー側でできることはほとんどありません。対照的に、他のSNSでは自分のニーズに合わせてタイムラインをカスタマイズできます。この自由のなさはかなりのストレスになります。
8. 無関係な投稿やリクエストからついに解放される
正直に認めましょう。知らない連絡先、いいねしたページ、参加グループ、ゲームの招待、アルゴリズムによる提案……本当に見たいコンテンツを見つけるには、大量の無関係な情報をふるいにかける必要があります。
そうした情報過多から解放されるのは心地よいはずです。残念ながら、それを実現する最良の方法はSNS自体をやめることです。無関係なコンテンツは、ほぼFacebookのシステムに組み込まれているのですから。
9. 人気アプリの機能を真似ることが多い
このSNS大手は、ここ数年ほとんど新しい機能を生み出していません。導入してきた機能の多くは、他の人気ネットワークやアプリから「インスピレーション」を受けたものです。
Facebookが競合の機能をコピーしたと指摘されたことは何度もあります。以下はその一例です。
- 「On This Day(あの日)」はTimehopというアプリの類似機能。
- 2020年に登場したMessenger Roomsは、ZoomやHousepartyのほぼ完全な模倣。
- Snapchatの主要機能のほとんどすべてをFacebookは「アレンジ」して取り込んできた。
ほんの一部の例にすぎません。つまり、あなたがFacebookで気に入っている機能は、実はFacebook由来ではないことも多いのです。
10. 安全でプライバシー重視の代替サービスは存在する
ここまで読んで、Facebookをやめる決心がついたかもしれません。でも少し待ってください。「流行やニュースに遅れてしまう」「大切な友人と連絡が取れなくなる」と心配していませんか?
もうその心配はいりません。安全でプライバシー保護に配慮した、Facebookの優れた代替SNSがいくつも存在します。まずは2、3のプラットフォームを試してみましょう。最初は違和感があるかもしれませんが、慣れるまで時間をかけてみてください。
思い切って一歩を踏み出してみよう
以上の理由のどれかに心当たりがあるなら、思い切ってFacebookにさよならを告げてみましょう。少しずつ距離を置くのも、一気にやめてしまうのも、やり方はあなた次第です。
よく考えてみれば、「もはや必需品」と思われていたものを手放すという発想は、ワクワクするような解放感をもたらしてくれます。
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