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Facebookの「知り合いかも」機能はなぜ怖い?プライバシー侵害の実態と今すぐできる対策

Facebookで友達を見つける方法は数多くありますが、中でも最もよく使われているのが「知り合いかも(People You May Know)」機能です。パソコンでもスマートフォンでも、この機能は常に身近に存在し、あなたのソーシャルネットワークやその他の情報を分析して、いつでもいくつかの候補を提示してきます。

ところが最近、Facebookが機密性の高い個人情報を利用してこれらの提案を生成しているのではないかという、非常に不穏な報告が相次いでいます。本記事では、そうした報告の内容を詳しく見ていきながら、「知り合いかも」による不気味な提案を防ぐためにユーザーが取れる対策をご紹介します。

Facebookは一体何をしているのか?

「知り合いかも」機能の正体は、ネットワーク科学の分野に深く根ざした複雑なアルゴリズムです。高度な統計手法を駆使して、現実世界とデジタル上の両方のソーシャルネットワークについて結論を導き出しています。

Facebookの「知り合いかも」機能はなぜ怖い?プライバシー侵害の実態と今すぐできる対策

具体的には、許可を与えていればスマートフォンやPCの連絡先、出身地や通学した学校、勤務先など、登録時にFacebookへ提供した各種情報をもとに、「あなたが知っていそうな人物」を推測します。

これ自体はごく自然な仕組みと言えます。知人とのつながりを維持させることが、ユーザーをサイトに留まらせ、データを活用し続けるためにもFacebookの利益になるからです。友達になった人の連絡先や、他の場所での関係性を分析することは、新たなつながりを提案する有効な手段なのです。

しかし近年、「知り合いかも」機能をめぐって極めて奇妙な事例が報告されるようになりました。例えば2015年には、メディアViceが「オンラインデートでマッチした相手が、なぜかFacebookの『知り合いかも』に表示されるのか」という疑問を調査しています。Facebookが他のアプリからデータを取得してつながりを提案していたのか――同社はこれを否定しました。

さらに最近ニュースとなったのは、自分の主治医や心理セラピストといった医療専門家だけでなく、その専門家に通う他の患者までもが友達候補として表示されるという事例です。これは重大なプライバシー侵害にあたり、少なくとも一部のケースでは、米国の医療情報保護法(HIPAA)違反に相当する違法行為となる可能性があります。

原因としては、セラピスト側の連絡先リストから情報が引き出されている可能性が考えられます。一度でもFacebookに連絡先へのアクセスを許可すると、以降は新しい連絡先を追加するたびに、その相手がFacebookを利用しているかどうかの確認目的でアクセスが行われます。信じられない場合は、あるいは自分のどの連絡先がアップロードされているのか確認したい場合は、「招待状とインポートした連絡先の管理」ページをチェックしてみてください。その結果には、かなりの衝撃を受けることになるでしょう。

Facebookの「知り合いかも」機能はなぜ怖い?プライバシー侵害の実態と今すぐできる対策

しかし、Facebookが友達候補の提案に利用しているのは連絡先リストだけではないかもしれません。特に衝撃的な発言として、Facebookの広報担当者が「位置情報も『知り合いかも』ツールに反映される情報の一つである」と述べたことがあります。ただしこの声明(2016年6月24日と27日に行われたもの)は、その直後に撤回されました。

この発言は、共通の連絡先が一切なく、電話番号の交換すらしたことのない相手が「知り合いかも」に表示されていた理由を説明するものでした。自殺志願者の10代向け集会に参加した保護者の一人は、同じ集会にいた別の保護者が候補として表示されたと報告しています。また、通院先のクリニックの受付係が表示されたという女性の声もあります。こうした問題は、決して最近始まったことではありません。

2014年には、ジャーナリストのTim Burrowes氏が講演会に出席した翌朝、そこで話をした複数の参加者が自分の「知り合いかも」リストに並んでいることに気づきました。しかも当時、Facebookは常時位置情報へアクセスできる状態になっていました。Facebookは位置情報が「知り合いかも」に使われていることを否定しています。

心配すべきなのか?

Facebookはデータマイニングとネットワーク科学において極めて高い技術を持っています。そのため、「位置情報は使っておらず、あくまで複雑な数式によって知り合いを予測しているだけだ」という説明が真実である可能性は十分にあります。

しかし、「知り合いかも」に関する奇妙な体験談の数々が事実なのであれば(そしてそれらが虚偽だと考える根拠はほとんどありません)、プライバシーについてより深刻に考える時期が来ているのかもしれません。スマートフォンが日常の会話を拾っている可能性さえ指摘される昨今、Facebookのプライバシー懸念は、サービスの利用そのものを見直すきっかけになり得ます。

もちろん、Facebookが位置情報を利用して友達を提案するのを防ぐ最善策は、位置情報へのアクセスを拒否するか、せめて「アプリ使用中のみ」に制限することです。加えて、スマートフォンのセキュリティ設定で連絡先関連の権限を確認しておくことも重要です。Messengerアプリの権限設定も忘れずにチェックしましょう。

Facebookはプライバシーの悪夢になりつつあるのか?

むしろ「すでに悪夢になっているのでは」と問う方が適切かもしれません。Facebookに何らかの情報へのアクセスを許可すること(あるいはその逆)が、リスクの高い選択肢に見え始めているのです。

アプリが位置情報を使って友達を提案している確固たる証拠はまだありませんが、少なくとも推奨候補に影響を与えているという説を裏付ける状況証拠は複数存在します。

とはいえ現実には、Facebookから得られる利便性が、犠牲にするプライバシーを上回ると感じているユーザーが大半でしょう。世間の反発が限界点に達するまで、SNSによるプライバシー保護の浸食は当面続きそうです。

あなたは「知り合いかも」で奇妙な候補を見たことはありますか?それは位置情報が原因だったと思いますか?ぜひ下記コメント欄であなたの考えや経験を共有してください!

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