Microsoft Edgeのトラッキング防止機能で自分を守る方法
インターネットにアクセスするたびに、私たちは訪問したWebサイトに対して、自分自身や使用している端末に関する情報を提供することになります。多くのサイトにはトラッカースクリプトが組み込まれており、ユーザーに関する情報を収集して、関連性の高い広告を表示するのに利用されています。こうしたデータ収集から身を守りたいなら、Microsoft Edgeに搭載されている「トラッキング防止機能」が役立ちます。この機能は、既知のプライバシートラッカーのデータベースをもとに動作し、ブラウジング中の情報収集をブロックしてくれます。
Edgeのトラッキング保護の3つのレベル
新しいMicrosoft Edgeでは、トラッカーから身を守るために「基本」「バランス」「厳格」の3段階のトラッキング保護レベルを選択できます。この機能は、デスクトップ版だけでなく、モバイル版(Android・iOS)でも利用可能です。
基本(Basic)
ターゲティング広告はそれほど気にならないけれど、端末への有害な攻撃は避けたいという方には、「基本」レベルが向いています。基本レベルでは、広告・アナリティクス・ソーシャル系のトラッカーはブロックされません。
この設定では、パーソナライズ広告を許容しつつ、悪意のあるコードを実行してブラウザの動作を遅くしたり、バッテリー消費を悪化させたりする有害なスクリプトを防ぐことができます。さらに、端末固有の情報を利用して追跡するクリプトマイニングやフィンガープリンティングのスクリプトもブロックされます。
バランス(Balanced)
「バランス」は、Microsoft Edgeの初期状態で選択されている標準の保護レベルです。大多数の広告トラッカーをブロックしてパーソナライズ広告を抑えますが、一部のターゲット広告は表示される場合があります。このレベルでは、基本レベルでブロックされる項目に加えて、端末内のローカルデータを収集しようとするトラッカーも遮断されます。
バランス設定はブラウザのパフォーマンスに影響を与えません。広告や、サイトの正常な動作に必要なトラッカーまではブロックしないため、訪問したWebサイトが正しく表示されなくなる心配はほとんどありません。
厳格(Strict)
オンライン上の活動に関するあらゆる情報を収集するトラッカーを徹底的にブロックしたいなら、「厳格」設定を選びましょう。このレベルでは、ブロック可能な要素がすべて遮断され、過去に訪問したことのあるサイトのトラッカーを含む、あらゆる広告パーソナライズを防ぎます。その結果、訪問するほとんどのページで表示される広告が減少することもあります。
厳格レベルのもうひとつのメリットは、サイト表示速度の向上です。ブラウザが余計なコンテンツの読み込みを許可しないため、ページがより速く表示されるようになります。
ただし注意点もあります。データ収集につながる画面上の要素までブロックされるため、Webサイトが正常に動作しなくなるケースが少なくありません。動画やSNSの埋め込みプラグインが読み込めなくなることもあります。
どのトラッキング防止レベルを選ぶべき?
どのレベルを選択するかは、個人の価値観次第です。パーソナライズ広告を許容できて、有害なスクリプトによる被害だけを防ぎたいなら「基本」で十分でしょう。プライバシーを最優先したいなら「厳格」がおすすめです。
プライバシーへの関心の度合いに関わらず、いずれかのトラッキング防止レベルを必ず有効にしておきましょう。
トラッキング保護設定の変更手順
Windows / macOSの場合
1. 画面右上にある3点リーダー(…)をクリックします。
2. 「設定」を選択します。
3. 「プライバシー、検索、サービス」タブを開きます。
4. お好みの保護レベル(基本・バランス・厳格)を選択します。
Android / iOSの場合
1. 3点リーダー(…)をタップして、Edgeのメニューを開きます。
2. 「設定」をタップします。
3. 「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
4. 「トラッキング防止」をタップします。
5. 利用したい保護レベルを選択します。
Microsoft Edgeを使っているなら、トラッキング防止機能が有効になっているか今一度確認しておきましょう。さらに一歩進んだネット上のプライバシー保護を目指すなら、NextDNSを活用して、より安全でプライベートなブラウジング環境を整えるのもおすすめです。
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