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メールアドレスに紐づくすべてのアカウントを見つけて管理する方法

メールアドレスに紐づくすべてのアカウントを見つけて管理する方法

自分のメインのメールアドレスに、どれほど多くのサードパーティのアカウントが紐づいているのか、考えたことはありますか?数え切れないほどのWebサイトやアプリにメールアドレスを登録してしまった今となっては、この問いは無意味に思えるかもしれません。「むしろ、誰が登録していないのだろう?」というのが正直なところでしょう。ユーザー名やパスワードを毎回入力して覚えておく手間が省ける利便性は、遠い先のプライバシーに関する懸念よりも優先されてしまうものです。

シングルサインオン(SSO)を利用する際、セキュリティは最初から組み込まれていると期待しがちです。そのため、「Googleでログイン」「Facebook/Twitterでログイン」といったボタンを目にすると、深く考えることなくメールアドレスを渡してしまいます。さらに、SNS企業やメールマーケティング会社、アプリ提供元が、こうして集めたメールアドレスをWeb全体に流通させているのです。

とはいえ、メールアドレスに紐づくアカウントを可視化すれば、メールの露出を最小限に抑えることは十分可能です。以下の手順に従えば、信頼できるサードパーティのみにアクセスを許可し、メールアドレスの主導権を取り戻せます。

1. メールのWeb版から確認する

Gmail、Outlook、Yahooといった主要なメールプロバイダーには、サードパーティアカウントの閲覧や、アクセス権限の追加・取り消しを行うための管理機能が標準で備わっています。まずはブラウザでそれぞれのメールにログインしましょう。

a) Googleの場合

Googleにログインすると、「リンクされたアカウント」ページで、Googleアカウントの利用を許可しているすべてのサードパーティサイトやアプリを一元的に確認できます。これらのサービスにアクセスを許可した記憶がないかもしれませんが、このページから簡単に連携を解除できます。

メールアドレスに紐づくすべてのアカウントを見つけて管理する方法

また、「Googleアカウント」内には「アカウントにアクセスできるアプリ」というページもあります。ここでは、GoogleのSSO認証情報にアクセスできる外部アプリをすべて確認できます。

アクセス権限は一律ではなく、サービスごとの要求に応じて細かく設定されています。たとえば下の画面では、MicrosoftのアプリとサービスにはGmailへのアクセスが許可されている一方、ZoomにはGoogleカレンダーへのアクセスのみが許可されています。

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このメニューから、重要度の低いアプリのアクセス権限は簡単に削除できます。Gmailのメールを読み取り、作成、送信、完全に削除できる権限を許可するのは、信頼できるごく少数のアプリにとどめるべきです。次の例では、Outlook上でGmailを使用しているため、Microsoftサービスへのアクセスが許可されています。

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b) Outlook/Hotmailの場合

OutlookまたはHotmailを使用している場合は、まずブラウザでログインし、「設定 → すべてのOutlook設定を表示 → メールの同期」へと進みます。ここで、Outlookと同期している他のアカウントの同期を解除できます。

Outlookのアクティブなサブスクリプションを解除したい場合は、「サブスクリプション」メニューに移動してください。

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c) Yahooの場合

Yahooにも、サードパーティアプリのアクセス権限を簡単に解除する仕組みがあります。歯車アイコンの「設定」から「その他の設定 → メールボックス」を選択します。「メールボックスを追加」をクリックすれば新しいアカウントを追加でき、既存のアカウントもここで削除できます。

メールアドレスに紐づくすべてのアカウントを見つけて管理する方法

Yahooでは、Google、Outlook、Office365、AOLなど、複数のメールプロバイダーから選択できます。いずれかを追加して手続きを進めましょう。

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2. メールの検索ボックスから探す

ほとんどのメールプロバイダーには検索ボックスがあり、あらかじめ定義された検索条件を使って、メールアドレスに紐づくアカウントや購読を見つけ出せます。やや手作業にはなりますが、メールに関連するサードパーティアプリをより広範囲に特定できる方法です。

実行するには、まずブラウザで該当するメールにログインします。

a) Gmail

Gmailには充実した詳細検索メニューがあります。「件名」フィールドにキーワードを入力することで、Gmailに紐づくサードパーティアカウントを検索できます。「welcome(ようこそ)」「Activated(有効化)」「subscription(購読)」「renewal(更新)」などの検索語を入力し、必要に応じて期間を調整してください。

メールアドレスに紐づくすべてのアカウントを見つけて管理する方法

検索結果が表示されると、Gmailアカウントに紐づくすべてのサービスが一覧で確認できます。特定のサービスへのアクセスを取り消すには、登録解除ボタンをクリックするか、右上の歯車アイコンからフィルタを作成してブロックします。

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b) Outlook/Hotmail

Outlook.comにも同様の詳細検索メニューがあり、期間の調整や件名へのキーワード入力が可能です。登録解除やアクセス権限の取り消しの手順も、Gmailの場合とほぼ同じです。

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c) Yahoo

Yahooメールにも、期間指定や件名での絞り込みができる詳細検索ボックスが備わっています。連携アカウントを特定し、権限を削除する流れも上記とほぼ同じです。

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3. サードパーティサービス側から確認する

GmailやOutlookなどのメールアドレスを使ってSNSアカウントに登録した場合、そのメールアドレスは想像以上に拡散されている可能性が高いです。該当するアプリごとに、個別にアクセス権限を取り消す必要があります。

a) Facebook

ブラウザでFacebookにログインしたら、「設定とプライバシー」→「設定」へ進みます。左側のメニューにある「アプリとウェブサイト」を開くと、Facebookアカウント(ひいてはメールアドレス)を利用しているアプリを確認できます。

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下の例では、Facebookが登録済みのGmailアドレスを、Pinterestという別のアプリと共有しています。

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b) Twitter(X)

Twitter(現・X)にも「設定」エリアがあり、アカウントセキュリティの詳細を確認できます。「アプリとセッション」に進んでください。

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ログイン後、「接続済みアプリ」をクリックします。

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下に表示されるのが、Twitterと連携しているアプリの一覧です。一部のアプリ(すべてではありません)が、メールアドレスへのアクセスを持っています。

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各アプリの詳細ページに入ると、どのアプリがTwitter(およびメール)の認証情報にアクセスしているのかがわかります。不要であればアクセス権限を取り消しましょう。

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c) LinkedIn

LinkedInの「設定」には「パートナーとサービス」という項目があり、LinkedIn(およびおそらくメールアドレス)にアクセスできるサードパーティプロバイダーを確認できます。下の画面では、MicrosoftとTwitterが表示されています。

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d) Instagram

Instagramでは、「設定」→「アプリとウェブサイト」へ進みます。Instagramユーザーとしてメールアドレスを登録している場合は、ここでアクセス権限を取り消せます。

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重要な注意点

Gmailなどのメールアドレスに紐づくすべてのアカウントを一括で洗い出せるとうたうオンラインサービスが存在します。筆者は「deseat.me」というサービスを試してみましたが、Gmail/Outlookでのログインが必要でした。すると、機密性の高いGmail情報が危険にさらされるとして、Googleは即座にこのアプリをブロックしました。

メールアドレスに紐づくすべてのアカウントを見つけて管理する方法

Google自身が、あなたのメールに関するすべてを知っていると主張するサードパーティサービスを信用しないのであれば、あなたも同じように警戒すべきです。つまり、GmailかOutlookかを問わず、メールの連携状況を把握したいのであれば、本記事で紹介した方法で手作業を行うのが最善策です。代行を謳う企業に安易に個人情報を渡さないようにしましょう。

SNSサイトやアプリの数は膨大であり、自分のメールアドレスがどの頻度で共有されているのかを正確に把握することは困難です。それでも、Gmail、Outlook、Yahooの設定を見直すことで、主導権を取り戻すことは十分可能です。さらに露出を減らしたい場合は、Facebook、Twitter、Instagram、LinkedInと連携しているアプリやウェブサイトのアクセス権限も取り消しましょう。Twitter向けのショートカットチートシートも参考にしてください。


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